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雷山神籠石
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現実の城情報 Edit

雷山・飯原間の山中に築かれた神籠石式山城で、朝倉宮もしくは大宰府を防衛する目的で築かれたとされる説が有力である。(神籠石式山城の詳細は御所ヶ谷神籠石を参考にしてほしい)
近代より方石の配列と古水門の堅固な構造にくわえ、狭い平地や六把石・西南隅の積石から謎多き城とされてきた。
「神籠石論争」の城郭か霊域かは明治より発した論争だが、江戸時代からこの列石は何を意味するのか、神殿・儀式殿などの霊域か城郭かの投げかけはあった。特に雷山神籠石は顕著であった。
水火雷神を祀る神社の存在と、列石がほぼ直線状に延び、防壁ないし堤防としての機能を果たしていないという理屈のもと霊域説が浮上した。
と同時に神籠石内の雷神社と神功皇后を結び付け、霊域であるという主張もあった。他方、貝原益軒に至っては雷山神籠石を霊域としての要素を紹介しつつも怡土城址の説を唱えている。
江戸から明治、明治から大正・昭和と、さまざまな推論が飛び交う中、戦後もっとも妥当な説として「朝鮮半島からの襲撃を想定した7世紀後半の防衛施設」で一旦は落ち着いている。
ただ、あくまで神籠石は歴史書に築造の記録ないしは理由の所在が不明、という点で名称を同じくしているだけであって、すべての神籠石が一つの目的に向かって築かれたとは限らない。

所在地福岡県糸島市飯原
現存状態列石、門礎石
城郭構造古代山城(神籠石式山城)

コメント Edit

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示

  • よっしゃ、こんなもんかいの!つ、次は旧筑紫館(鴻臚館)に手を加えんと -- 2017-06-09 (金) 23:36:58
    • 折り畳みの位置はテンプレに沿った方が良かったね、今は修正されてるけど -- 2017-06-09 (金) 23:38:17
    • 失礼した。次回より注意するね。また何かあったら修正、微調整願う。 -- 木主 2017-06-09 (金) 23:49:56
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