Top > 高根城

高根城
HTML ConvertTime 0.063 sec.

現実の城情報 Edit

高根城は、応永21年(1414)奥山金吾正定則並びに諸士が後醍醐天皇の孫尹良親王を守護して、周智郡奥山(現在の浜松市天竜区水窪町)に仮宮を設け、久頭郷高根の城を築いたのが城の始まりと伝わる。本曲輪の発掘調査により、築城時期が15世紀前半に遡ることは確実な状況であるが、伝承との関連は不明である。
その後奥山氏は、16世紀前半の永正から大永年間(1504~1528)頃に、駿河守護の今川氏の配下に組み入れられ、北遠江のほぼ全域を支配下としている。永禄年間後半(1558~1570)、今川家が凋落傾向をたどると、奥山氏内部で、今川・徳川・武田への帰属を巡って内部分裂が勃発、城は落城したと考えられる。
元亀3年(1572)武田氏が遠江侵攻戦を開始。高根城は、武田氏によって大改修され、国境を守る橋頭保とされたが、武田氏滅亡と共にその使命を終えている。
現在、本曲輪を中心に、発掘調査成果をもとに上屋構造物を含め復元整備が実施され、往時の雄姿を取り戻した。城域を区切る武田氏独自の二重堀切の規模も雄大で、また各曲輪を接続する城内道も検出、復元されている。
 『高根城(久頭合城)』説明板より引用

所在地静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方
現存状態曲輪、堀切
城郭構造山城

コメント Edit

コメントはありません。 Comments/高根城? 

お名前:

  URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White


ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS