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松前城 のバックアップ(No.32)
城娘ステータス: 全城娘一覧(刀 | 槍 | 槌 | 盾 | 拳 | 鎌 | 戦棍 | 双剣 | ランス | 弓 | 石弓 | 鉄砲 | 大砲 | 歌舞 | 法術 | 鈴 | 杖 | 祓串 | 本 | 投剣 | 鞭 | 陣貝 | 軍船 | 茶器 | その他 || 平属性 | 平山属性 | 山属性 | 水属性 | 地獄属性 | 無属性)初期ステータス 装備品: 刀 | 槍 | 槌 | 盾 | 拳 | 鎌 | 戦棍 | 双剣 | ランス | 弓 | 石弓 | 鉄砲 | 大砲 | 歌舞 | 法術 | 鈴 | 杖 | 祓串 | 本 | 投剣 | 鞭 | 陣貝 | 軍船 | 茶器 | その他 || 施設 || 消耗品 | 城娘: 特技(攻撃系 / 防御系 / 弱体化他) | 所持特技 | 編成特技 | 大破特技 | 特殊攻撃 | 特殊能力 | 武器切替 | 計略(伏兵以外 / 伏兵) | 都道府県別 | 令制国別 | 季節限定城娘 | 特定カテゴリ |
赤数字は無印での最大レベルかつ絆100%時の値です。★1=Lv90、★2=Lv95、★3=Lv100、★4=Lv105、★5=Lv110、★6=Lv115、★7=Lv120
松前城/ステータス
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| 初期配置 | 巨大化 | ||||||||||||||
| 突破 | Lv | 耐久 | 攻撃 | 防御 | 範囲 | 回復 | Lv | 耐久 | 攻撃 | 防御 | 範囲 | 回復 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 改 壱 ★ 5 | 0 | 50 | 1549 | 265 | 103 | 340 | 20 | 50 | 2788 | 434 | 185 | 557 | 28 | ||
| 0 | 55 | 1455 | 256 | 101 | 340 | 21 | 55 | 2386 | 419 | 169 | 530 | 29 | |||
| 0 | 60 | 1490 | 270 | 105 | 340 | 22 | 60 | 2443 | 442 | 176 | 530 | 30 | |||
| 0 | 65 | 1527 | 282 | 111 | 340 | 23 | 65 | 2504 | 462 | 186 | 530 | 32 | |||
| 0 | 70 | 1563 | 297 | 115 | 340 | 24 | 70 | 2563 | 487 | 193 | 530 | 33 | |||
| 1 | 75 | 1598 | 310 | 122 | 340 | 25 | 75 | 2620 | 508 | 204 | 530 | 35 | |||
| 1 | 80 | 1634 | 322 | 126 | 340 | 26 | 80 | 2679 | 528 | 211 | 530 | 36 | |||
| 2 | 85 | 1670 | 336 | 130 | 340 | 27 | 85 | 2738 | 551 | 218 | 530 | 37 | |||
| 2 | 90 | 1706 | 349 | 137 | 340 | 28 | 90 | 2797 | 572 | 230 | 530 | 39 | |||
| 3 | 95 | 1742 | 361 | 141 | 340 | 29 | 95 | 2856 | 592 | 236 | 530 | 40 | |||
| 3 | 100 | 1777 | 376 | 147 | 340 | 30 | 100 | 2914 | 616 | 246 | 530 | 42 | |||
| 4 | 105 | 1813 | 389 | 151 | 340 | 31 | 105 | 2973 | 637 | 253 | 530 | 43 | |||
| 4 | 110 | 1850 | 402 | 158 | 340 | 32 | 110 | 3034 | 659 | 265 | 530 | 44 | |||
| ▼ | クリックで地形ボーナス込みのステータスを表示 |
地形ボーナス込みステータス
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詳細(クリックで表示)
CV担当:松田利冴
| ▼ | ←クリックすると台詞一覧が表示されます。 |
※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。
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イラストレーター:
| ▼ | ←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。 |
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| ▼ | ←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。 |
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【デザイン】
幕末の軍服(クリックで表示)
着ている服は幕末に旧幕府軍が着用した軍服をイメージしたものと思われる。
ニーソックス(クリックで表示)
ニーソックスの模様は亀甲積みの石垣を表現している。
砲数(クリックで表示)
砲門が全部で7つ見えるが、函館戦争時三の丸に7基の砲台が置かれたのを表現していると思われる。
髪の色(クリックで表示)
緑色なのは、屋根が木材の上に銅の板を葺いた銅板葺きで酸化して緑青色になっていることから。
【特技・計略】
亀甲積(クリックで表示)
亀甲積みは、亀の甲羅の模様のように石材を六角形に加工して積み上げる、切込み接ぎの石垣の一種である。
力が均等に分散するため崩れにくく、江戸時代後期に低い石垣に用いられた。
沖縄のグスクでは、相方積みともいわれる。
【セリフ】
写真を撮ることが趣味なのです。(クリックで表示)
松前城城主・松前崇広はいわゆる「西洋通」で、写真機もその趣味の一つであった。
ま、松前漬けなんて、これっぽっちも!…(クリックで表示)
松前漬けは、名前のとおり松前藩の郷土料理が発祥の保存食である。
江戸時代後期、北海道南部はニシンの豊漁に沸き、安価な食品であったニシンの卵であるカズノコに、スルメと昆布をあわせ、塩で漬け込んだものが松前漬けの発祥である。
だが、近代になるとニシンの不漁が続き、カズノコは高価な食品となったため、スルメと昆布のみを漬け込んだものが増えていった。
松前城は福山館を改築した城であり、長沼流兵学者の市川一学が縄張りを行ったとされる。
海からの砲撃に耐えるよう城壁に鉄板が仕込まれただけでなく、天守の壁には頑丈なケヤキ板が埋め込まれていた。
緑の石垣もとても珍しく目を引くが、これは近くの山で採掘された緑色凝灰岩を使っているからである。
石田城と並び日本における最後期の日本式城郭であり、北海道内で唯一つの日本式城郭である。
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以下、松前城の贈り物イベントの台詞を参照。
元々はロシアに備えていた松前城だが、明治維新において、いよいよ戦の足音が近付いてきた。
明治元年(1868年)、江戸を脱出した榎本武揚率いる旧幕府軍が蝦夷地に新政府を打ち立てるべく上陸する。
その後、戊辰戦争最後の戦いの序章として、城を守る松前藩兵と戦闘が繰り広げられたのだ。
大手門が堅いと見て取った敵は、防備が手薄な搦手(からめて)から攻め寄せてきた。
城の裏手には鉄砲狭間も少なく、やすやすと敵の侵入を許す結果となってしまう。
この時城を攻めたのが、かつて新選組副長として京都でその名を轟かせた土方歳三であり、わずかな手兵を率いて松前城を攻略したのだった。
ただし、海上からの艦砲射撃が激しくそちらの対応のため搦め手側が手薄になっていたのもある。
またこの戦の2ヶ月前には正議隊によるクーデターが起こり、本拠地を松前から移そうとするなど兵力が手薄になっていたのもある。
翌年には松前を守っていた旧幕府軍と新政府軍で戦いが起こり、城下町の半分以上が焼き尽くされるなど大きな被害が出た。
箱館戦争や太平洋戦争も潜り抜けた天守だったが、昭和24年(1949年)に城跡に建てられた役場から失火。天守が焼け落ちてしまった。
現在は松前公園として整備され日本100名城の一つに数えられている。
| 所在地 | 北海道松前町字松城 |
| 現存状態 | 天守(外観復元)、本丸御門(重文)、本丸御殿玄関(北海道指定文化財)、石垣、土塁、堀 |
| 城郭構造 | 平山城 |
やむなく拡張・松前城(クリックで表示)
時は嘉永2年(1849年)、松前藩17代藩主・松前崇広は幕府から「外国船の出没に備えて津軽海峡の警備を強化せよ」と築城を命じられる。
崇広は新城の設計を当時上野群馬郡・高崎藩から派遣されていた市川一学に一任したところ、「海防の都合上無理がある。庄司山(現在の函館市亀田中野町)付近に築城すべき」と上申されてしまう。
結局のところ、地理的にも遠い箱館の庄司山に築城する案は松前港の衰退を考慮・予算不足などの経済的理由から却下され、福山館を拡張する方針に落ち着いたのである。
なお松前氏はこのときは1万石の大名で、松前城築城後に3万石の大名となった。
外敵・天候を考慮した設計(クリックで表示)
外国船……具体的には彼女が図鑑説明で言う通り対ロシア船砲撃を想定した城のため、城壁の中に鉄板があるだけでなく虎口~本丸までの通路は侵入を困難にするため複雑・側面から銃撃しやすい構造になっている。
通常の天守の壁は竹の骨組みに壁土を盛るのが定石だが、松前城は中にけやきの板を仕込んで防御力を増加させている。
また極寒の地では粘土瓦が割れやすいため、銅板が屋根に敷かれていたという。
石垣の積み方は彼女のアピールポイント、ニーハイソックスの柄と同じの「亀甲積み」。
実はこの亀甲積みはお洒落な形をしているがゆえに、力の分散が発生するため崩れにくいという、これもまた防御的な設計になっている。
高く積み上げられないという欠点はあるが、「お洒落」の一言で片付けるには惜しい石垣なのである。
真の敵は国の外にあらず(クリックで表示)
そんな外敵を意識した松前城であったが、明治元年(1868年)・戊辰戦争の旧幕府軍が五稜郭を制圧した後に、かの土方歳三の軍隊に攻撃されわずか数時間で落城してしまった。
これは市川一学による設計が「敵は搦め手方を突いてこない」ことを前提としたもので、その弱点を土方に見抜かれてしまったためである。
外敵に備えるために変身した彼女も、まさか日本人に攻め落とされるとはつゆほども思っていなかったことであろう……。
電灯と毛布にご用心(クリックで表示)
一度は攻め落とされた松前城だが、戊辰戦争が新政府軍の勝利に終わったため彼女は再び松前氏の元に舞い戻った。
開拓使による取り壊しや太平洋戦争がありながらも天守閣は残り続けたが、ある晩に松前町役場からの出火が飛び火して焼け落ちてしまった。
当時の新聞の報道では、「町職員が電灯に毛布をかけてコタツ代わりに」していたのが出火の原因と言われている。
新しもの好き(クリックで表示)
先述の松前城城主・松前崇広はいわゆる「西洋通」であり、西洋からの電気機器、写真機、理化学器械などの新しいものにどんどん飛びついていったという。
また、明治維新後の松前氏は色々と不幸がありながらも華族の子爵として列したことがある。
松前城の「趣味が写真」「新しいものが好き」「お洒落が大好き」「欧州の御城に興味津々」なところはそんな「松前氏」の影響だろう。
なお松前城自身も写真家の木津幸吉と田本研造によって、慶応3年(1867年)の写真が残されている。
独断での開港(クリックで表示)
松前崇広は外様大名でありながら老中に就任という異例の大出世を果たした。
しかし当時、幕府はアメリカ・イギリス・フランス・オランダに対し兵庫開港・大阪の市場開放を決めていたが、朝廷からの許可がなかなか降りないという息苦しい状態にあった。
しびれを切らした4国は軍艦を率いて兵庫に襲来、兵庫開港を強要してきたため、崇広ともう一人の老中・阿部正外の独断で開港を決定してしまう。
朝廷はこの2名に対し官位を剥奪・謹慎・免職という3コンボを浴びせ、崇広はその数ヶ月後38歳でこの世を去ってしまったのである。
Published by (C)DMMゲームズ
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