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		巨大兜/解説  のバックアップ(No.7)
		
		 
		
 通常兜などの解説は兜/解説を、妖怪などの解説は兜以外/解説を参照してください。 大将兜  
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| 種別 | グラフィック | 名前 | ゲームにおいて・攻略 | 解説 | 
| 近接 | ![]()  | 黒田長政 | 筑前、清らかなる酒を求めて、討伐武将大兜!黒田長政、武神降臨!黒田長政、第四回名城番付、閻魔の闘技場、天下の分け目-イの陣-に登場。一番初めに登場する大将兜であり、チュートリアル的な立ち位置でもある。 初見では驚くかもしれないが、落ち着いて対処すれば倒すのはそう難しくはないだろう。 清らかなる酒を求めて以降では攻撃力こそそう高くはないものの非常に足が速くなっており、早めに倒すか足止めなどで進軍を止めるかをしなければ蔵を破壊されがちなので注意。さらに同イベントの難易度結では2連続攻撃、討伐武将大兜!黒田長政では3連続攻撃をするようになる。 「千年戦争アイギス」とのコラボでは、中ボスとしてアイギス世界へ出張している。 得られる装備は大砲の「長政の激砲」「真・長政の激砲」  | モデルは黒田長政の黒漆塗桃形大水牛脇立兜。 当時の兜の最新型だった桃形兜に黒漆を塗り、大きな水牛の角を模した脇立と金箔押の黒餅の前立が特徴。この形式の兜は、長政に限らずそれ以降の歴代黒田家の当主も作り、スペアも用意されていた。関ヶ原の折に福島正則へ交換に出したものもスペアの一つだったとされる。 得物としているのは自らの腕そのもの。立ち絵などでよく見ると、この腕は肩から伸びている籠手や直垂のようなもので、その下に細い腕があるのが分かる。旧城プロではこの腕は高熱を持っており、触れたもの全てを焼き尽くすという能力を持っていた。 イベントで酒に溺れたのは有名な黒田節にあやかったものと思われるが、それ長政じゃなく母里友信の逸話じゃないんですかねぇ。 家紋はよく知られている黒田家の「藤巴」ではなく、「黒丸餅」を兜の正面に据えている。 福岡市博物館蔵。  | 
| 近接 | ![]()  | 藤堂高虎 | 伊予、狙われし赤の要塞、忠義の死角、名城番付-冬の陣-、討伐武将大兜!藤堂高虎、武神降臨!藤堂高虎、ヘルの遊戯場、天下の分け目-ロの陣-に登場。Reから追加された巨大兜のなかで最初に登場した。 アームを振り回し、高い火力で2連続攻撃を仕掛けてくる。忠義の死角:結では4連続攻撃に。非常に攻撃力が高いため、なるべく被害が出ないよう遠距離から攻撃して倒してしまいたい。 ちなみに、浮いているように見えるし地形も無視して移動するが、飛行属性ではない。 得られる装備は石弓の「高虎の忠弩」「真・高虎の忠弩」  | モデルは藤堂高虎の「黒漆塗唐冠形兜」。文献によっては唐冠形「纓」脇立冠と呼ばれることも。 唐の官吏がかぶる冠を模したとされ、豊臣秀吉から高虎に下賜された。黒漆の名前の通り艶のある黒と、左右に長く伸びた唐冠の意匠が特徴。 得物としているのは、下半身から伸びる刃(歯)付きのアーム。切り裂くように振り下ろして攻撃を行う。 家紋の「藤堂蔦」は、体の側面にあしらわれている。尚、イベントで海外出張したのは、自身が手掛けた今治城が「日本のゼーランディア城」と呼ばれていることにちなんだものと思われる。 伊賀上野城蔵。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 石田三成 | 摂津、討伐武将大兜!石田三成、名城番付-冬の陣-、横切る破滅と黒兎、武神降臨!石田三成、第四回名城番付、閻魔の闘技場、播磨、天下の分け目-イの陣-に登場。摂津はサービス開始時の最終マップであり、当時のラスボス格だった。 大砲兜の亜種であり、得物である両手の烈砲から遠距離砲撃を繰り出してくる。威力は痛いものの、チャージ時間が長いため、攻撃しようとした瞬間に狙われた城娘を撤退させることが容易なため、いわゆる「空蝉戦法」が非常に有利となる。 撤退からの差し込み、トークンによる狙い外しなどで攻撃を分散させつつ、削り倒すのが定石。 「千年戦争アイギス」とのコラボでアイギス世界へ出張した時には裏ボスとして登場し、迂闊に手を出した王子を長距離ビーム砲で薙ぎ払った。後にそのビーム砲は兜娘という形でこちらでも見ることができるようになった 横切る破滅と黒兎の結では砲撃を4連発で撃ってくるようになり火力が上がった。 後に天下統一の播磨にて再登場した時は4連撃に加え、攻撃の度に攻撃と移動の速度が増すようになった。 得られる装備は大砲のように見えるが鉄砲の「三成の烈砲」「真・三成の烈砲」  | モデルは石田三成の「乱髪天衝脇立兜」。乱髪とは文字通り兜を覆う髪の毛のような装飾のことで、目を引く赤い乱髪の脇には兜の装飾としてはなじみ深い天衝の脇立があしらわれている。 得物は先に述べた両腕の大筒で、家紋の「下り藤」は顔の周囲に額当てのようにあしらわれており、背負う旗と胴体の文字は、三成と関係の深い言葉「大一大万大吉」である。  | 
| 近接 | ![]()  | 前田利家 | 蘇る天下布武!兜の野望を砕け!、操られし鬼玄蕃、討伐武将大兜!前田利家、戦乱渦巻く錦帯橋、武神降臨!前田利家、第四回名城番付、閻魔の闘技場、天下の分け目-イの陣-に登場。 武将大兜の中でも通常兜と似た挙動をする。それがかえって厄介で、このタフさと攻撃力が、雑兵なみの気軽さで接近してくるからたまったものではない。天下布武では殿までの最短経路を突き抜けて殺しに来るという、この手のボスにあるまじき本気の殺意を見せた。 槍の射程は長く、予想外のところから攻撃が届く。殿の前をスルーしたと思ったら背後から刺し殺された、という話が鬼玄蕃イベントでは頻発した。戦乱渦巻く錦帯橋の結では槍の城娘と同様に直線状に攻撃をするようになる。蔵が被害を受けないよう注意。 ステータスは全体的にバランスが良いが、道なりにしか進まないため射程外から遠距離攻撃で削って仕留める基本戦法が有効。 「千年戦争アイギス」とのコラボでアイギス世界へ出張したが、近接攻撃は相手と隣接しないとできないという仕様上、せっかくの槍のリーチを活かすことができなかった。 得られる装備は槍の「利家の巨槍」「真・利家の巨槍」  | モデルは前田利家の金箔押熨斗烏帽子形兜。鎧と共にふんだんに金箔が用いられており、後方に伸ばした白いヤクの毛も相まって華麗の一言に尽きる。歌舞伎者と呼ばれた利家の気質をよく表しているだろう。 また、この手の兜は対抗心を燃やすらしく、「自分のほうがもっと大きい烏帽子にできる」と長さの競争に走った武将の逸話も見られる。 利家の略歴については尾山城の解説も参照。(丸投げ)得物は「槍の又左」の通り大きな刃の付いた槍で、家紋の「前田梅鉢」は烏帽子の側面と袴に見られる。 前田育得会蔵。  | 
| 近接 | ![]()  | 山県昌景&山県昌景の影 | 白き牡丹と黒烏、第二回名城番付、赤き脅威と諏訪の浮城、討伐武将大兜!山県昌景、武神降臨!山県昌景、第四回名城番付、ヘルの遊戯場、天下の分け目-ロの陣-に登場。 ピョンピョン飛び跳ねる沢蟹みたいな挙動をするが、繰り出される連続四回攻撃は強烈で、なみのトークンなら一、二撃で削り取られる。 非常にタフであり、最大まで巨大化した槌の打撃を何度食らっても沈まないほど。 射程はさほど大きくないので、進行ルートや射程から外れたところから鉄砲や法術で動きを遅滞させると良いだろう。 得られる装備は弓の「昌景の赤弓」「真・昌景の赤弓」  | モデルは伝・山県昌景の兜。朱塗りの桃形兜で、前立に大きな金の天衝が付いている。 旧城プロでは朱塗大天衝桃形兜と呼ばれていたが、これは城プロ独自のものと思われる。尚、昌景の部隊は「赤備え」呼ばれ武田軍の精鋭揃いであった。この備えは後に真田家、そして井伊家に引き継がれることとなる。 旧城プロでは自然属性を持っていたため、その容姿は人型の上半身に昆虫の下半身、天衝には昆虫の複眼があるというデザインになっている。ピョンピョンと跳びはねながら、両腕のブレードで相手を挟み切り裂くという設定があった。 家紋の「桔梗」は胴体中央にあしらわれている。かつては名和美術館という東京八王子の料亭に併設された美術館に所蔵されていたが、その料亭がなくなってしまったため、この兜を含めた美術館内のコレクションも散逸してしまった。さらに、この兜が戦国時代中期の武将である山県の兜だとすると、九州を端緒に広まった近代的な桃形兜では不自然という説も提唱されており、何かと謎の多い兜である。  | 
| [添付] | 武神降臨!武田信玄で登場した山県昌景の影。 | |||
| 近接 ・ 範囲 | ![]()  | 福島正則 | 討伐武将大兜!福島正則、薄れゆく魂の刻印、名城番付-冬の陣-、謀略と猛勇の挟撃、あまき名残に報恩を、武神降臨!福島正則、ヘルの遊戯場、天下の分け目-ロの陣-に登場。Reデビュー早々討伐・・・。 射程は短いが周囲を同時攻撃する、槌タイプの巨大兜。モデルが同じ一ノ谷形兜の強化版と考えて良いだろう。 攻防ともに高く、接近を許せば戦線崩壊は免れない。そのため近づく前に遠距離から削りたいが、そう簡単には耐久を減らせず、また飛行兜など雑兵が盾となって邪魔することもある。鉄砲や法術による遅滞作戦の他、落石や竜巻計略による移動阻害、また差し込み撤退(空蝉戦法)で攻撃モーションを誘発させて足止めさせる戦法が有効。 討伐イベントでは、小細工が一切ない男らしいマップが話題となった。特別戦功で唯一「刀、槍、槌の城娘のみでクリア」という条件が存在するマップでもある。 「千年戦争アイギス」とのコラボでアイギス世界へ出張した時には巨大兜勢の代表格として登場。槌の範囲攻撃を見せつけた。 得られる装備は石弓の「正則の剛弩」「真・正則の剛弩」 それ槌じゃなかったのかよ!  | モデルは福島正則の「銀箔押一ノ谷形兜」。源平合戦における、一の谷の急斜面を模して作られた兜である。後に黒田長政と兜を交換し、関ヶ原の戦いの際は長政がこの兜を着用していたという。 得物は地震発生のためのもので、旧プロの図鑑解説によると、螺旋状の杭を打ちそこに特殊な薬液を入れ、地面を液状化させて大地震を引き起こすというトンデモな武器である。泥よけのパーツが一ノ谷形をしているなど、デザインも上手く取り入れられている。家紋の「福島沢瀉」は、得物にあしらわれている。 福岡市博物館蔵。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 毛利元就 | 安芸、結束の矢と謀略の将、討伐武将大兜!毛利元就、名城番付-冬の陣-、謀略と猛勇の挟撃、導かれし若楓の山道、武神降臨!毛利元就、第四回名城番付、閻魔の闘技場、天下の分け目-イの陣-に登場。 三本の矢の故事にならい、一度に三つの標的を攻撃する。結束の矢と謀略の将:結ではさらに2本増え、一度に5本の矢を放って見せた。複数を対象とする遠距離攻撃のため、配置順やトークン設置を駆使しても後衛に被害がおよびやすい。 また巨大兜の中でも長射程であり、防衛線を下げすぎると殿を直接攻撃されて敗北しかねない。 基本は鉄砲などで対処。こちらの射程外から近接を削られると厄介なので、いっそのこと差し込んで切りかかるのも有効。 「千年戦争アイギス」とのコラボでアイギス世界へ出張した時には自慢の五本同時攻撃を放った。 得られる装備は弓の「元就の謀弓」「真・元就の謀弓」  | モデルは毛利元就所用の「黒漆塗阿古陀形二十八間総覆輪筋兜」。長いがこれが正式名称である。 前立ての三つ鍬形が、本物と逆さになっている。また、三つの目と額の一文字で、毛利家の家紋である「一文字に三つ星」が表現されている。得物は「三本の矢」の逸話にならってか、3本同時発射を可能とする弓矢である。 毛利博物館蔵。  | 
| 飛行 | ![]()  | 蒲生氏郷 | 陸奥(岩代)、吾妻おろしと蒼き飛兜、名城番付-冬の陣-、討伐武将大兜!蒲生氏郷、訛伝が染めたる宵の森、武神降臨!蒲生氏郷、ヘルの遊戯場、天下の分け目-ロの陣-に登場。 強烈な攻撃を三連撃で叩き込む強敵。そこそこのレベルで巨大化もしていた城娘が、ものの数秒で大破させられたことに多くの殿が戦慄した。 マップの構造と移動経路も相まって、防衛線が片っ端から崩壊し、殿が沈む様は阿鼻叫喚であった。 地形を無視して移動するため頼みの綱の遠距離勢ですら標的になりやすく、そのタフな耐久を削る前からこちらがやられがち。 敵の飛び道具は命中前に撤退することが可能で、危なくなったらボスの攻撃を見てから撤退して危機を脱することができる。殿の操作の撤退ならすぐに再配置可能となるので、徐々に前線を下げつつ削っていく撤退戦術も有効。飛行属性であるため、弓の特効が非常に有効なため、編成に入れられるのなら活用したいが、耐久は高くないため返り討ちには気を付けたい。逆に近接の攻撃は半減されるため、攻撃を受けきることができるならターゲットを散らすデコイとして耐えてもらうのも良いだろう。 得られる装備は鉄砲の「氏郷の燕銃」「真・氏郷の燕銃」  | モデルは蒲生氏郷所用の黒漆塗燕尾形兜。燕の尾のように二叉に分かれた形から「燕尾形」と呼ばれる。翼の鶴の模様は蒲生氏の家紋である「対い鶴」を表していると思われる。 得物にしている棒状の武器は、実はビリヤードで使う「キュー」である。旧プロの図鑑解説では、周囲の小型兜がビリヤードのボールを持っており、ボールをキューで突いて相手の死角から攻撃するという設定を持っていた。そのため服装も、ハスラーのイメージである燕尾服をデザインしている。 岩手県立博物館蔵。  | 
| 近接 ・ 範囲 | ![]()  | 島津義弘(槌) | 討伐武将大兜!島津義弘、閉ざされた扇城、台山に咲く一輪の黄槿、第二回名城番付、徒導く訓示燈、武神降臨!島津義弘に登場。 見た目そのままシンプルな槌タイプの巨大兜。 タフで倒しにくく、範囲攻撃で後衛が巻き込まれると厄介だが、攻撃速度が遅いので立て直しは楽。育った歌舞がいるとダメージを相殺できる。 得られる装備は槌の「義弘の暴槌」「真・義弘の暴槌」  | モデルは島津義弘が関ヶ原の合戦の際に着用したとされている阿古陀形兜。前立てには鍬形の他に飯綱(白い狐)があしらわれており、それが義弘の頭としてデザインされている。 得物は島津家の家紋である「丸に十字」が付いた身の丈を超える大きさの戦槌。しめ縄や鈴の意匠など神社のモチーフが見てとれ、飯縄信仰との関連が考えられる。また、背中には「弁慶の七つ道具」のような刺叉などの武器が収められている。また、後のイベントでは腕に装着した二連装の大筒を放つようにもなった。 関ヶ原町歴史民俗資料館蔵。  | 
| 遠隔 | 島津義弘(銃) | 徒導く訓示燈、薩摩、乙女は純白を帯びてに登場。 久々の登場となった徒導く訓示燈の結では銃撃版にモデルチェンジしており、自身の攻撃を命中させる度に攻撃後の隙を短縮する能力を持つ。 射程も銃相応に広く、攻撃力も槌の時と遜色無く高い。  | ||
| 近接 | ![]()  | 伊達政宗 | 陸奥(陸前)、名城番付-冬の陣-、虚空の童に好手あり、異界門と運命の観測者、討伐武将大兜!伊達政宗、武神降臨!伊達政宗&片倉小十郎、オシリスの審判場、天下の分け目-ハの陣-に登場。 城娘やトークンと接敵するとその場で立ち止まり、相手を倒すまで巨大兜最速の連続攻撃を加えてくる。 逆に言えば、向こうから勝手に足止めされてくれるようなものであり、ただの伏兵トークンでも侵攻を食い止められる。十分に巨大化させた槌や刀で受け止め、遠距離から袋叩きにできる布陣が敷ければ撃破は難しくないだろう。歌舞もいれば最適だがそこまで必要かどうか…。 蒲生氏郷を超える奥州編でのラスボスを臭わせていたが、打撃力といい特性といい、トラウマすら生み出した氏郷以上とは言えないかもしれない。 と思ったら、名城番付-冬の陣-で大化けすることとなる。絶にて強力な攻撃力を持って登場し、さらにトッパイの大集団と合流して殿へ向かうという悪夢のような進軍をして多くの殿を苦しめた。 「千年戦争アイギス」とのコラボでアイギス世界へ出張した時には素早い攻撃速度を見せつけた。 得られる装備は刀の「政宗の竜刀」「真・政宗の竜刀」  | モデルは伊達政宗所用の「弓張月前立六十二間筋兜」。黒漆を塗った筋兜に、政宗を象徴する金の弓張月(=三日月)の前立が付いている。この前立や政宗が家紋として用いていた「九曜紋」は、政宗の父輝宗が、太陽や月を信仰対象とする妙見信仰を持っていたことのあらわれである。政宗を象徴する弦月の前立は、刀を振る時の邪魔にならないようにと左右均等ではなく微妙に角度をつけており、目立つ意匠ながらも実戦を想定した作りであることが分かる。 尚、政宗所用の「黒漆塗五枚胴具足」は、スターウォーズのダースベイダーのデザインの元になったと言われている。得物は爪のように持った6振りの刀で、某戦国ゲームの同名人物に通ずるものがある。また、胸には伊達家の家紋である「竹に雀」があしらわれている。 仙台市博物館蔵。  | 
| 近接 | ![]()  | 加藤清正 | 天下睥睨の蛇眼、討伐武将大兜!加藤清正、第二回名城番付、対馬、武神降臨!加藤清正に登場。 他の地上を歩く大型兜と比較すると僅かながら移動速度が速い。尻尾による強烈な攻撃を四連続で叩きつけてくる。蒲生氏郷の地上版といった特性であり、巨大化した近接城娘だろうと簡単に半分以上の耐久を持っていかれる。そして鉄砲や竜巻系計略のノックバックが利かない特性を持つ。 こんな化け物と日向あたりで鉢合わせしなくて本当に良かった…!! 耐久が非常に高い一方で防御が極めて低く、遠距離から集中砲火を加えれば短時間で倒すことができる。ただ、取り巻きが合流した場合は攻撃が分散してしまいがちなので、ダメージ計略で雑魚を一掃したり、あるいは複数標的を攻撃できる武器種や計略を持つ城娘を当たらせると良いだろう。法術の鈍足は効くので、編成に加えると良い。 天下統一マップにかなり久しぶりに再登場した時には力を増した影響で上記の能力に加え、自身が受ける後退と移動速度低下・変更降下を無効化し、攻撃時に一定時間「猛毒」を付与するようになり、法術による鈍足戦法に耐性が付いた。 更に武神降臨イベントで登場した時は上記に加え、氷結と暗闇以外の状態異常を無効にする効果が追加された。 得られる装備は刀の「清正の邪刀」「真・清正の邪刀」  | モデルは加藤清正所用の「蛇の目紋長烏帽子形兜」と思われる。蛇の目紋こと「弦巻紋」は加藤家の家紋であり、同時に持ち主が日蓮宗徒であることを示したという。 また、「賤ヶ岳の七本槍」の一人である清正を反映してか、得物は強烈な一撃を与えてくる鋭い穂先を備えた蛇の尾である。よく見ると側面から小さな穂先が伸びており、清正が扱うことを得意としていた「片鎌槍」だということが分かる。体には虎の皮のようなものを見にまとっており、朝鮮出兵時の逸話として有名な「清正の虎退治」を想起させる。 家紋の「蛇の目紋」は、兜の名前の通り烏帽子の側面にあしらわれている。 本妙寺蔵。  | 
| 近接 ・ 範囲 | ![]()  | シュテファン | 討伐武将大兜!シュテファン、三湖に交わる仮初の絆、重ねし欠片と白亜の城、第三回名城番付、陽だまり懐う影ぼうし、武神降臨!シュテファン、オシリスの審判場、天下の分け目-ハの陣-に登場。 初の海外出身巨大兜。合戦前の会話であったように、周囲の複数目標を同時に攻撃する。槌とは違い、その長剣が繰り出される間合いは広く、かなりの範囲を巻き込む。加えて西洋兜系の特徴なのか例によってノックバック効果は無効となる。 難易度・普ぐらいならば遠距離から一方的に仕留めることも可能。攻撃力は高いが攻撃準備の時間が長いので、攻撃しようとした瞬間に撤退する空蝉戦法は有効である。また盾の城娘で受け止めて、間合いの外から集中砲火を加えるのも手。 防御力が非常に高いので、法術や杖、もしくは防御デバフが付く計略など高防御への対策ができる城娘を連れて行こう。 得られる装備は盾の「シュテファンの闘盾」「真・シュテファンの闘盾」  | 非常に複雑なデザインをしておりモチーフの断言も難しいが、恐らく体の周囲を取り巻く形状や上端の突起部分などから、公爵の被る「王冠」を模してデザインされているのではないだろうか。ステンドグラスのような透過性のあるパーツを用いた姿は、シュテファンが教会や修道院を数多く建築した事実をうかがわせる。得物はビームソードのような青く透明なレイピアのような細身の剣で、周囲を一気に薙ぎ払う。また、大将兜共通の意匠である「目」のようなパーツも、体を取り巻く冠のようなパーツに分かりにくいながらもあしらわれている。 | 
| 遠隔 | ![]()  | 明智光秀 | 共鳴せし叛逆の魂、揺れぬ照準、河内、丹波、第三回名城番付、討伐武将大兜!明智光秀、一条の槍が如く、武神降臨!明智光秀、オシリスの審判場、天下の器、天下の分け目-ハの陣-に登場。 同じ遠距離攻撃の石田三成や蒲生氏郷、毛利元就と比べると連続攻撃や同時攻撃などの特性は持っていないが、射程が長いのが特徴。攻撃力も高いので遠距離武器種が標的にならないよう、配置順には気を配っていきたい。結においては攻撃がさらに3連射になり猛烈なスナイプ力を発揮するが、その反面攻撃間隔が非常に長くなっており無巨大化城娘の撤退や伏兵で空撃ちさせる空蝉戦法に弱い。初期配置されているため、ダメージ計略であらかじめ削っておくのも有効である。 得られる装備は鉄砲の「光秀の叛砲」「真・光秀の叛砲」  | モデルは明智秀満の「椎実兎耳頭高兜」と思われる。別名左馬之助とも呼ばれる秀満は光秀の重臣であるが、歴史ものやフィクションでは彼が所用した兜が光秀のものとして描かれることが多い。 兎の耳を模した立て物と月の紋は、なぜこれが採用されたのかははっきりしていない。兎形兜の解説と同じく、兎の身体能力にあやかったのだろうか。 得物は赤黒い銃身のスナイパーライフル。もちろん戦国時代に狙撃銃というものは存在しないが、雑賀衆の岡吉正や杉谷善住坊など、火縄銃で要人暗殺を試みた人物はいくつか確認されている。 家紋の「桔梗紋」は、胸の部分にそれらしきものがあしらわれている。 東京国立博物館蔵。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 今川義元&今川義元の影 | 散りゆく椿と弓取の将、第二回名城番付、喰えぬ詭計の貝合、遠江、絢爛晶と地脈の守護者に登場。 弓での長射程攻撃を行うが、火力は高くなく毛利元就と異なり単体攻撃しかできない。移動速度は並程度だが攻撃中も移動できるため進軍速度は遠隔攻撃を行う兜の中ではやや速い方だと言えるだろう。同イベントの結では真の力の一端を解放し、自らの身体の一部を射撃ビットとして独立させ三位一体で攻撃を仕掛けてくる。ビットも含めると体力が非常に高いため瞬殺が難しく、長射程で絶え間なく攻撃してくるため耐久力・持久力が必要になる。  | モチーフとなったのは、公家が被る烏帽子を模した「烏帽子形兜」と、実際に義元自身が所用していたとされる星兜だろう。兜の正面や吹き返しには、今川家の家紋である「足利二つ引き両」が見てとれる。 また、白塗りの顔や甲冑よりも着物に近い容姿、自身が高貴な身分であることを強調する物言いなど、「今川義元=公家大名」という世間一般のイメージを全面に押し出している。そして、「海道一の弓取り」の異名を反映してか、得物は弓矢である。なお、「弓取り」とは弓の扱いが上手い人を指す言葉ではなく、武士の基本であった「弓馬」に秀でた、優れた武士という意味である。 岸和田城三の丸神社蔵。  | 
![]()  | 桶狭間の亡霊で登場した今川義元の影。 自身のビットに与えたダメージ分の回復効果を付与する。また、ビット1つにつき防御が250上昇する。  | |||
| 飛行 | ![]()  | 今川義元専用ビット&今川義元専用ビットの影 | 散りゆく椿と弓取の将、第二回名城番付、喰えぬ詭計の貝合、遠江、絢爛晶と地脈の守護者に登場。 今川義元の左右に浮かぶパーツ。今川義元の初登場時は付随していなかったが、散りゆく椿と弓取の将の後半にて今川義元の出陣後どこからともなく飛んできて、ともに進撃を始める。ただの飾りではなかったようだ。本体と同様にして攻撃中も移動できる特性を持つ。 本体とともに遠距離攻撃を行う。大将兜の攻撃の手数が増えるうえ、遠距離の城娘の攻撃が大将兜よりも優先して狙ってしまうためさっさと倒してしまおう。攻撃範囲は本体よりも少々狭い。 なお本体と移動する速さが同じであるだけで、常に本体に付随して移動するわけではない。鈍足や後退は個別に有効であり、本体を足止めすると左右のパーツのみが先に進んでしまう。哀れ義元。  | 義元のデザインには龍があしらわれているが、これは『信長公記』内の記述において桶狭間にて義元が着用していたとされる「八龍を打ちたる五枚兜」によると思われる。しかし『信長公記』は歴史資料としてはかなり疑わしい書物であるため、事実であるかは慎重に判断する必要がある。 このような本体と独立して移動、攻撃を行う武器はいわゆる「ビット」や「ファンネル」と呼ばれる武器で、総称して「オールレンジ武器」と呼ばれる。初出は「機動戦士ガンダム」シリーズであり、後に「ファンネル」はこうした独自武器の代名詞となった。 余談だが、ファンネルとは「漏斗」という意味の英語である。形状が漏斗に似ているため名付けられたらしい。  | 
| 飛行 | ![]()  | 桶狭間の亡霊で登場した今川義元専用ビットの影。 今川義元の影の攻撃対象を1増加、ダメージを代わりに受ける。また、今川義元の影とビットは後退効果を受けない。  | ||
| 遠隔 | ![]()  | 片倉小十郎 | 討伐武将大兜!片倉小十郎、第二回名城番付、虚空の童に好手あり、硝煙纏いし三世の縁、武神降臨!伊達政宗&片倉小十郎、オシリスの審判場、天下の分け目-ハの陣-に登場。 ついに登場した法術タイプの巨大兜。防御無視の遠距離攻撃を放ち、本気を出した際は三体同時に攻撃してくる。ただでさえ厄介な錫杖形兜の強化版といったところ。 幸い攻撃速度が遅いため、歌舞による支援があれば戦線を維持できる。削り切られる前にトークンや撤退、差し込みでターゲットを逸らし、被害をおさえよう。受け止める盾一人と、被害担当の近接二人、それに歌舞をつければ盤石だ。 得られる装備は法術の「小十郎の響杖」「真・小十郎の響杖」  | モデルは片倉小十郎所用とされる「黒漆塗五枚胴具足」、及び「黒漆塗六十二間筋兜」だろう。伊達家では政宗の推奨もあって、黒漆塗の具足が広く使われていた。そのため小十郎も例外なく採用しており、政宗の具足に類似した点が見られる。 兜には愛宕大権現の名を冠した札があしらわれており、小十郎に愛宕信仰があったことを物語っている。金の月の前立は伊達家で採用された前立であり、主君政宗の功績を憚って家臣や後の藩主は弓張り月ではなく半月の形を採用した。 得物は音叉のような形をした錫杖で、振り回して音波を出して攻撃する。体の各所にラッパのような部分があるので、そこから音を出しているのかもしれない。笛の名手と呼ばれた小十郎ならではの攻撃方法である。 仙台市博物館蔵。  | 
| 近接 | ![]()  | 佐竹義重 | 下総、季節外れに舞う六花、第二回名城番付、討伐武将大兜!佐竹義重、雨乞う秘匿の丹心、武神降臨!佐竹義重に登場。 近接ではあるが、モーニングスターのような武器を振るいある程度離れた所の味方も攻撃してくる。注意すべきはその規格外の攻撃力で、最大化した近接城娘の体力でさえごっそりと持っていく。育成次第では歌舞のサポート付きの盾城娘でも受けきれないほどで、遠距離からの集中砲火で倒すのが得策だが、清正やシュテファン同様ノックバック無効であり、攻撃を受けそうになったら撤退し、前線を少しずつ下げながら削っていく空蝉戦法が有効だろう。幸い防御はそこまで高くないので、DPSに優れる弓や連続攻撃を行う一部の鉄砲を使うと手早く仕留められる。 攻撃モーションが長く、見てからでも城娘の撤退は十分間に合う。鎖を振り回している最中に標的がいなくなると攻撃は空振りし、他の城娘や蔵が範囲内にいても被害を受けない。これにより撤退・差し込みを繰り返せば蔵をスルーさせられる。 得られる装備は槌の「義重の重槌」「真・義重の重槌」  | モデルは佐竹義重所用の「毛虫前立鳥毛脇立兜」と思われる。黒塗りの筋兜の飾りとして、不退転の意思を示す毛虫の前立に、鳥毛の脇立があしらわれた非常に目立つ作りになっている。また、身体の各所には、別名である「鬼義重」を象徴するかのように鬼面があしらわれている。得物は厳つい見た目をした鎖付き鉄球で、振り回して勢いをつけた後に目標とした城娘に全力で叩きつける。腰布には家紋の「扇に月」があしらわれている。 秋田市佐竹資料館蔵。  | 
| 飛行 | ![]()  | 直江兼続 | 討伐武将大兜!直江兼続、第三回名城番付、極楽往生おころりよ、武神降臨!直江兼続&上杉景勝、決戦、天童城、愛、狂おしく咲けよ徒花に登場。 佐竹式毛虫形兜の強化版と言える重量級の飛行兜。射程の短い単体攻撃だが金剛力士兜並みの強力な一撃と高い耐久を併せ持つ。進路上の城娘は攻撃を貰う前に撤退で回避をしないと手痛い一撃をもらうこととなる。 飛行兜のため弓の飛行特効が有効だが、飛行兜としては防御が高いため、法術による防御無視攻撃と鈍足も効果的。 得られる装備は大砲の「兼続の愛砲」「真・兼続の愛砲」  | モデルは直江兼続所用の「六十二間筋兜」と思われる。筋兜の前立として、有名な「愛」の一文字と瑞雲(吉兆を知らせる雲)があしらわれている。 兜中央の「愛」の文字が何を表しているのかは明らかになっておらず、有力な説としては「愛染明王」「愛宕将軍地蔵」のどちらかとされる。 得物はなんと己の拳。愛のパンチである。 上杉神社蔵。  | 
| 近接 | ![]()  | 北条氏康 | 相模、第三回名城番付、討伐武将大兜!北条氏康、尚武の幟と邪祓の剣、流れは彩雲となりて、蛇鱗貫く風魔の誓、武神降臨!北条氏康、オシリスの審判場、天下の分け目-ハの陣-に登場。 やや離れた射程からドリルで9連続攻撃をしてくる。防御も耐久も高く、警戒したい攻撃範囲や対処法はおおよそ福島正則と同等といえる。 この手の多段攻撃型の敵全般に言えることだが、攻撃低下のデバフを受けると一発あたりのダメージが下がり、単発攻撃型よりも弱体化が進む。手持ちの城娘に敵攻撃デバフ系の特技・計略持ちがいるなら起用すると良いかもしれない。 よほど移動経路に近くなければ遠距離勢が狙われることはなく、巨大化した盾で受け止めることができれば対処は難しくないだろう。 得られる装備は盾の「氏康の獅盾」「真・氏康の獅盾」  | モデルは氏康所用の兜がほとんど現存していないのもあって長らく推測の域を出ない状態が続いていたが、武神降臨が実装された際の報酬施設として「三鱗据金物付十二間筋兜」が出てきたため、それがモチーフと考えられる。「阿古咜形兜」と呼ばれる古い作りの兜で、吹き返し部分に北条家の家紋「北条鱗」があしらわれたシンプルな見た目の筋兜となっている。無用な装飾が廃された実戦的な作りをしているため、城プロにおける大型兜のモチーフとして結び付かなかったのも納得といえるだろう。 城プロにおけるこの兜の特徴としては、「相模の獅子」という別名から、獅噛(しがみ)の前立を模していると思われる装飾が見受けられる。顔の三つ目や衣の模様、得物のドリルには北条家の家紋である「北条鱗」があしらわれている。また、狐に憑かれて殺されたという逸話から、狐を模した肩当てや皮衣を身にまとっている。 個人蔵。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 長宗我部元親 | 海より来たりし鬼の若子、第三回名城番付、拈華微笑の釣り野伏、討伐武将大兜!長宗我部元親に登場。 そこそこの速度と射程で攻撃をしかけてくる。間合いが広いことに加え、攻撃対象の防御を一定割合で無視するという能力を持つ。 攻撃の厄介さに比べて防御は低めで、耐久は高いものの、おおよそ槍の城娘に似たステータス配分、つまり撃たれ弱いため、囮の盾役に攻撃を受けてもらっている間に囲んで袋叩きにするのが有効だろう。 得られる装備は投剣の「元親の荒刃」「真・元親の荒刃」  | モデルとなったのは、長宗我部元親所用の「十二間突パイ形兜」。元親の初陣の際に身に着けられていたという兜で、前立として天衝と長宗我部家の家紋である「丸に九つ酢漿草(カタバミ)」が付いている。 得物は二又の槍で、射出するかのように突き刺して攻撃を行う。内側に返しがついており、漁具のモリに見えなくもない。二本爪の手足や鋭角的な外見から、昆虫や海洋生物の類いに見えなくもない。一部では某MSに似ているとの声も… 土佐神社蔵。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 織田信長(鉄砲) | 和泉、全タワーディフェンスで大討伐に登場。 鉄砲系の巨大兜。光秀と違い単発攻撃だが攻撃力が非常に高く、また攻撃を受けた対象の攻撃と防御を低下させるデバフ効果も持つ。特にラッシュ時に遠距離からこのデバフを喰らうと雑兵兜の処理や近接城娘の守りに悪影響が出かねない。第六天魔王ながら特性が補佐的なのは大軍団を指揮する長らしさがある。 デバフのせいで盾の城娘でも真正面から抱えるのは難しい。理想的なのは雑兵兜と信長を分離させること。歌舞だけでは回復は心もとなく、回復用に巨大化を温存しておきたい。また被害を抑えるためにトークンを囮にしたり、攻撃モーションの長さを利用した差し込み撤退が効く。(信長登場まで差し込み用の城娘を温存できればの話だが) 総じて高火力・高耐久の難敵なので、ダメージ計略や足止め計略も動員して討ち取ろう。高い防御を撃ち抜く鉄砲の城娘に攻撃強化計略をかけてダメージを増加させるのも有効。  | モデルとなったのは、織田信長所用の「南蛮兜」と思われる。南蛮兜は外国産(ポルトガルやスペイン)の兜を模して作られた国産の兜で、桃形兜に似ている部分もある。前立には鍬形の他、織田家の家紋である「織田瓜」があしらわれている。また、南蛮貿易で手に入れたとされる赤と黒の羅紗のマントをモチーフとした外套も身につけている。 得物としているのは、信長が長篠合戦など多くの合戦において有効活用したといわれる鉄砲。しかし、実際は信長が初めて本格的に運用したわけではなく、それ以前から各地域の大名が採用していた。  | 
| 近接 | 織田信長(刀) | 山城に登場。 信長の刀版であり、射程は減じたが、鉄砲先の刃による強烈な一撃を放つ。 また戦場にいるだけで全城娘の攻撃と防御を25%減少させる全体デバフを持つ。このデバフのあるなしで信長の一撃を耐えきれるか、また他の兜も含めて倒しきれるかが変わることもあるため、可能な限り早めに倒して他の兜への影響を少なくしたい。  | 信長が所有していた刀として有名な一振りに「へしぎり長谷部」が挙げられる。この刀は元々は大太刀として造られたが後に打刀として長さを調整された。 信長に無礼を働いた茶坊主を成敗しようとしたとき、茶坊主が棚と棚の間に隠れたが、信長はその隙間にいる茶坊主に刀の刃を押し当てて斬り殺したという逸話のある刀であり、現在は福岡市の所有物として福岡市博物館に収められている。  | |
| 遠隔 | [添付] | 織田信長の影(鉄砲) | 討伐武将大兜!織田信長で登場した織田信長の影。 得られる装備は鉄砲の「信長の覇砲」。  | |
| 近接 | 織田信長の影(刀) | 討伐武将大兜!織田信長で登場した織田信長の影。 得られる装備は刀の「信長の覇刀」。  | ||
| 近接 | ![]()  | 真田幸村&真田幸村の影 | 討伐武将大兜!真田幸村、第三回名城番付、相克の忠槍、武神降臨!真田幸村、赤き血潮に滾る、宿命、刻を越えてに登場。 おおむね長曾我部元親と似通ったステータスとなっており、特殊能力が無いぶん攻撃力が高めに設定されているが、巨大兜としては比較的対処しやすい部類。 その後武神降臨イベントで再登場した時は後退効果と状態異常を無効にする効果が追加された。 得られる装備は槍の「幸村の朱槍」「真・幸村の朱槍」  | モデルとなったのは、真田幸村所用の「鹿角脇立兜」。鹿角に関しては鹿形兜を参照。前立てとして、真田家の家紋で有名な「六文銭」があしらわれている。 六文銭は三途の川を渡る船の渡し賃とされ、常に戦場で討死する覚悟があるという証であるとされる。また、全身の「赤備え」は飯富虎昌、山県昌景のものを継いだものとされ、武田軍の中では精鋭の軍のみが身に着けることを許されたという名誉の色でもある。 得物は、幸村の武器としても有名な「十文字槍」。「突けば槍、薙げば薙刀、引けば鎌」と謳われるほど多彩な攻撃ができる片鎌槍の発展型である。個人(仙台真田家)蔵。  | 
| [添付] | 武神降臨!武田信玄、歪みある歴史で登場した真田幸村の影。 | |||
| 近接 | ![]()  | 呂布 | 儚き栄華と夢枕、茶馬古道の麗しき工本に登場。 騎馬タイプの巨大兜。高い攻撃力を持ち、巨大化前だと簡単に一撃大破もありうる。ただ幸いなことに間合いが狭いので遠距離勢や横道にいる城娘が狙われることは少ない。長槍はブラフ。防御力が高い一方で耐久はあまりない。しかし高速で戦場を駆けまわることで、高防御低耐久に対する定石である防御無視系の攻撃が当たりにくい。 移動中は他の雑兵兜が邪魔になることもあるが、それらをまとめて叩く槌や、防御無視かつ範囲内攻撃の鈴あたりが相性が良い。鈴の範囲内で鈍足になるよう法術を配置すると良いかもしれない。それでも移動中に倒しきるのは難しいので、最終的には高い攻撃力の対策をしつつ盾で受け止めて集中攻撃することになるだろう。  | モデルとなったのは、三国志演義等で呂布が被っている冠「鶡冠(カツカン)」であり、厳密には兜ではない。山鳥の羽があしらわれたこの冠は、三国時代当時の武将が身に着けていたものではなく、後に京劇等で武将のキャラクター付けがされていくにつれて用いられるようになった。 手にしているのは呂布の武器としても有名な「方天画戟(ほうてんがげき)」で、これも当時使われた武器ではなく後世になって開発され、京劇などで呂布の武器として定着したものである。またがる馬はこれまた呂布の愛馬として名高い「赤兎」で、一日に千里を走るともうたわれた。 他の兜と一線を画す存在であるため、大型兜に共通する「目」のような意匠が見られない異色の兜ともいえる。  | 
| 近接 | ![]()  | 武田信玄 | 甲斐、信濃、第七回名城番付、討伐武将大兜!武田信玄、武神降臨!武田信玄に登場。 移動速度は鈍重だが一撃の威力がやや重めで、城娘の体力を削る上に攻撃力を一定割合低下させる「火傷」効果が付くため、対処が長引けば長引く程抑えきれなくなり瓦解する…というパターンになることも。体力が非常に多く削りきるまでに時間がかかるが、足が遅く攻撃範囲が狭いため鉄砲による後退や錫杖の鈍足化などを用いて遠距離からどんどん攻撃するのが望ましい。また、一撃を耐えきれる能力を持つ盾城娘がいれば、攻撃を受け止めている間に周りから攻撃といったことも可能なので、手持ちの戦力に合った戦い方で臨みたい。 得られる装備は戦棍の「信玄の滅棍」「真・信玄の滅棍」  | モデルとなったのは、伝武田信玄所用の「諏訪法性兜」。「諏訪」は戦国時代に戦神として信仰された諏訪明神、「法性」とは仏教用語でその仏の本性という意味であり、この兜は「諏訪明神の本性」を模した兜といえる。 鬼のような獅噛にヤクの毛をあしらったこの兜は、江戸時代以降武田信玄を象徴する兜となった。大型兜としては、腹の部分で獅噛を、頭髪がヤクの毛をイメージしたデザインとなっており、肩と額には武田家の家紋である「武田菱」があしらわれている。 得物は軍配を模した巨大な戦斧。刃の部分には武田軍を象徴する孫子の「風林火山」が刻まれている。 諏訪湖博物館蔵。  | 
| 飛行 | ![]()  | 上杉景勝 | 沈黙の戦塵、加賀、討伐武将大兜!上杉景勝、第七回名城番付、武神降臨!直江兼続&上杉景勝、歌が聴こえる、宿命、刻を越えてに登場。 特定のルートを飛行しながら、ルート上にいる対象をブレードで複数回斬りつけていく。攻撃するときに足を止めないのが特徴で、対抗手段がないと体力を減らすこともままならず、低耐久の遠隔城娘が行く先々で大破され殿に迫り来る…なんてことにもなりかねないため、飛行特効を持つ弓は是非とも用意しておきたい。攻撃範囲は狭く体力も防御も決して高くはないため、ルート上で攻撃担当の城娘が狙われることのないような配置を心がけると良いだろう。 得られる装備は石弓の「景勝の雀弩」「真・景勝の雀弩」  | モデルとなったのは、上杉景勝所用の「阿吽瑞鳥付前立兜」。前立てには嘴を開いた阿形と、閉じた吽形の瑞鳥(吉兆を知らせる鳥)が一対と、中央には日輪があしらわれている。日輪には不動明王や摩利支天を始めとする七柱の軍神の名前が刻まれている。 得物としているのは両腕に広がる翼のようなブレード。体つきや体のパーツなどは、前立てにある瑞鳥をイメージしたものだと考えられる。 宮坂考古館蔵。  | 
| 近接 | ![]()  | 上杉謙信 | 越後、信濃、張子の虎は辰砂を召して、第七回名城番付、討伐武将大兜!上杉謙信に登場。 全体的な性能としては天下統一の進行度と比較して大人しいのだが、攻撃に蜂形兜と同じく一定時間城娘の動きを封じる効果が付いている。そのため想定外のタイミングで城娘が攻撃できず誤算が生じることも。宿敵武田信玄と同じく攻撃範囲は狭いので、接近される前に遠距離から攻撃するか、盾の城娘で受け止めている間に攻撃を集中させるのが良いだろう。 得られる装備は鎌の「謙信の毘刃」「真・謙信の毘刃」  | モデルとなったのは、上杉謙信所用の「日輪三日月前立黒漆兜」。兜の前立として、金箔を押された日輪と三日月があしらわれているが、これは伊達政宗も信仰した「妙見信仰」と関わりがあるとされている。 頭部を覆う白い布のような衣装は、一般的な謙信のイメージとなっている「行人包」(僧侶が頭に巻く白い布)から、右肩から伸びている龍のモチーフは、異名である「越後の龍」からとられている。また、龍の額には上杉家の家紋である「対い雀」が、若干デザインを崩した形であしらわれている。 得物としているのは青白く輝く七支刀。奈良県の石上神宮に納められている古代の剣で、刀身から6本3対の枝刃が伸びているのが特徴である。戦闘用よりも儀式用としての側面が強く、表面に金色の文字が彫られている。由来は諸説あるが、古代百済国の王が倭国(=日本)の王に贈ったものだというのが有力視されている。 劇中のセリフとして出てくる「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ」とは上杉謙信が信仰する毘沙門天(インド神話におけるヴァイシュラヴァナ神)の省略版の真言。蜂ヶ峰城が発しているのもこの真言である。こちらは省略形で、本来ならば「ノウマク・サンマンダ・ボダナン・ベイシラマンダヤ・ソワカ」となる。意味は「帰命し奉る。遍く諸仏に。ヴァイシュラヴァナ神よ。成就あれ」 上杉神社蔵。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 服部半蔵 | 忍ぶれど、あさぼらけ、第七回名城番付、佐渡に登場。 遠距離からは手裏剣を投げ、近距離ではブレードによる斬りつけで高速攻撃をしてくる。素の攻撃力が高く、遠隔の城娘が手裏剣を食らうと2~3発で大破してしまう。そのため、距離が離れているうちはトークンや近接の城娘でターゲットを取る必要がある。また、忍者というだけあって移動速度が騎馬兜並に速いので、それによる足止めミスなども気を付けたい。幸い防御力はそれほどでもないので、高火力を一気に集中させて撃破するのが望ましいだろう。  | 見た目自体のモデルは、一般的な忍者のイメージとして定着している黒一色の忍装束だろう。頭部のデザインとしては、置手拭形兜と呼ばれる種類の兜に似ていなくもないが、忍の頭巾の一種「おこう頭巾」をイメージしてデザインされたものと考えられる。額の2本の角は、2代目服部半蔵の異名である「鬼の半蔵」からイメージされたものだろう。ちなみに、服部半蔵のものと伝わる甲冑としては、2代半蔵が武田軍からのスパイを討った時に、褒美として家康から懐剣を贈られ、別の功を挙げた時は黒の札に黒藍皮を縫い延べた鎧と、同じ色糸で縅した大星兜、家康と同じ拵えの采配を贈られたというが、いずれも後に火事で焼失し現存はしていない。 得物としているのは右手に装着された巨大な手裏剣と、左手から伸びたブレード。敵の距離によって得物を使い分け、遠距離からは手裏剣を飛ばし、近距離ではブレードで切りつけてくる。また、手裏剣の中央には服部氏の家紋である「八桁車に内竪矢」があしらわれている。  | 
| 飛行 | ![]()  | 宇喜多直家 | 討伐武将大兜!宇喜多直家、第七回名城番付、備中に登場。 飛行しながら殿に近付き、隣接した敵に攻撃を行う。 攻撃力自体は高くはないが、付与する状態異常の「猛毒」が非常に厄介。一定時間毎に最大耐久に応じた割合ダメージが発生する上、時間経過による回復速度が大幅に低下するという特性に加え、効果の継続時間が20秒とそこそこ長いため、一度食らうと回復を交えてもかなり耐久力が削られてしまう。その状態で他の兜の攻撃を受けたりすると大破必至なため、なるべく隣接する前に倒しきってしまいたい。 得られる装備は法術の「直家の毒扇」「真・直家の毒扇」  | モチーフとなったのは現存する宇喜多直家所用の具足と思われるが、立物などの見た目が異なるため別のものがモチーフの可能性がある。謀略を用い毒を使ったという逸話からか、ドクロを彷彿とさせるデザインやガスマスクのフィルター部分のようなパーツが見られる。 得物としているのは逸話通りの毒。背中に背負ったタンクからチューブを通して腕に流し、手のひらから噴出させると考えられる。 袖口には家紋の「剣方喰」を模したファンのようなパーツが見られ、またバックルのようなパーツや衣の模様には、馬印として用いた「兒」(「児」の旧字体)の文字があしらわれている。  | 
| 遠隔 | ![]()  | リチャード1世 | 懐古模倣の鋼獅子、舟守は早瀬に揺蕩う、陽だまり懐う影ぼうし、第七回名城番付、犯人はこの中にいる!、聖杯の騎士に登場。 マップによって遠隔の防御無視攻撃の竜巻と稲妻を使い分ける。竜巻は通常modeで1体、本気modeで最大2体同時攻撃しつつ攻撃発生時に全ての敵の攻撃後の隙と攻撃速度を一定時間大幅に低下させる。稲妻は通常modeで最大3体、本気modeで最大5体の同時攻撃で攻撃を与えた対象の動きを一定時間封じる。西洋兜やシュテファンと同様ノックバックは無効。 元々の攻撃力が高いため、遠隔城娘が攻撃を受けると大きな打撃となり、特殊効果による反撃の遅れでそのまま大破…ということもあり得る。  | モデルとなったのはシュテファンと同じく西洋の甲冑だと考えられる。体全体で王冠とステンドグラスのようなイメージを持たせていたあちらとは異なり、正統派の甲冑騎士という見た目をしている。頭部の形状も兜の要素に王冠の要素を取り入れたものとなっており、国王であったことを想起させる。また、異名である「獅子心王」を表すかのように、鎧の胸部には獅子を模した装飾がされている。大型兜に共通する特徴である「体の中心部にある目玉状のコア」は、獅子の口の中に紫色のクリスタルがあるため、それが該当すると思われる。もしくは、左胸にシュテファンと同じ緑色の球体があるので、そちらの方かもしれない。また、同じく大型兜の特徴となっている「家紋」はドットでは分かりにくいものの、腰の赤い布にイングランド王室の紋章である「3匹のライオン」が描かれている。 得物は両手に持つ錫杖のような槍のような長柄物。恐らくは王のシンボルとされた「王笏」だろう。史実のリチャード1世は「先端に十字が付いた王笏」と「鷲の飾りが付いた王笏」を持っていたとされるので、それがモチーフと思われる。そこから繰り出す攻撃が竜巻や雷での遠距離攻撃なので、武器種としては杖の方が近い。 余談だが、史実でのリチャード1世は「アーサー王物語」をこよなく愛した人物としても知られており、デザインにはアーサー王のイメージも加えられているかもしれない。  | 
| 近接 | ![]()  | 柴田勝家 | 越中、越前、落市落座の番人に登場。 攻撃を与えた対象の数に応じて、自身の攻撃の拡散範囲を広げる。(一定値まで効果重複)代わりに攻撃を行う度、一定値まで攻撃速度が低下、攻撃後の隙が延長。越前で再登場した時には力が増加している影響で攻撃の拡散範囲の範囲と上限値が上昇し、ノックバック無効効果が追加される。  | モデルとなったのは、柴田勝家が使用したとされる兜。脇立として、銀箔が押された瓦が左右にあしらわれた「銀箔押脇立兜」として伝えられており、ゲームや現代の祭りにおいて勝家のシンボルとして知られているものの、現物や来歴、文献などが残っていない「イメージとして残っている兜」でもある。 得物は「鬼」という名をイメージしてなのか、鎖の巻き付いた身の丈ほどもある金棒。また、体のあちこちに異名である「鬼柴田」を表すかのような鬼面がついており、胸部には柴田家の家紋である「二つ雁金」のようなV字の模様が、顔となる場所には家紋のシルエットがあしらわれている。  | 
| 近接 ・ 範囲 | ![]()  | 豊臣(羽柴)秀吉 | 永き夜、明けた頃に、志摩、異界門の科学と魔術、天下の器、君臣豊楽、未来を紡いで、討伐武将大兜!豊臣秀吉、絢爛晶と地脈の守護者に登場。 自身が受けるダメージを全ての兜に分散するという、カーナヴォン城の計略のような特技を持つ。そのため、敵に大猿形兜のような「攻撃した瞬間に動き出す兜」がいると、秀吉に攻撃が当たった瞬間に該当する兜全てが一斉に殿に向かって進軍し、一気に戦局が慌ただしくなってしまう。そのため、そうした雑魚兜を予め排除してからダメージを与えるようにしたい。なお初登場のみ足止め可能だが、結で再登場した時以降すべて足止め無効となる。 武器は鞭のような蛇腹刀で攻撃範囲は見た目ほど広くないが、対象の周囲も含む範囲攻撃を仕掛けてくる。攻撃力は低いが固くて突き進んでくる。 得られる装備は鞭の「秀吉の天鞭」と双剣の「秀吉の天剣」  | モデルとなったのは、豊臣秀吉所用とされる「一ノ谷馬蘭後立付兜」。馬蘭=ネジアヤメをモチーフとした後光のように広がる後立が特徴の非常に目立つ兜で、馬蘭は金箔押しであることが多い。ネジアヤメは菖蒲の一種で、発音が「尚武」に通じるということで武運長久を願うあやかりものとして度々立物に採用されている。「サル」というあだ名をイメージしてなのか、赤ら顔で耳が大きく歯をむき出し、腕は脚よりも長い体つきをしている。手の甲から肩の鎧にかけて一ノ谷形兜をモチーフとしたパーツと、馬蘭をイメージした刀のようなパーツが並べられており、膝当ては一ノ谷から発展した二ノ谷形兜の形をしている。また、背中の巨大な一ノ谷形のパーツには金の馬蘭がたくさん付いているが、まるで刀がたくさんそそりたっているような外見はもしかすると秀吉が取り組んだ「刀狩り令」のイメージも付いているかもしれない。肩鎧や腰、背中には秀吉が馬印とした「千成瓢箪」をイメージさせる瓢箪の飾りが大小数多く付けられている。 他の兜とは異なり、袖の付いた羽織や袴などを着込んでおり、彼の派手好きな性格を彷彿とさせる。腰のバックルのようなパーツには、豊臣家の家紋である「太閤桐」がデフォルメされたような形でデザインされている。 得物は巨大な体をグルリと囲むように伸びた鞭のような刀である「蛇腹刀」。振り回すようにして斬り付ける。 現実には引っかかったり耐久性が低かったりで実用性は無いに等しいが、見栄えがするのでフィクションにはよく登場する。アニメ「機機甲界ガリアン」で有名になったのでガリアンソードとも呼ばれる。 大阪城博物館蔵(レプリカ)。  | 
| 遠隔 ・ 範囲 | ![]()  | 徳川家康 | 尾張に登場。 攻撃時に直撃ボーナスを50%、拡散攻撃のダメージを100%上昇。 また、城娘を優先に攻撃する特性を持ち、その中でも、遠隔城娘を最優先に攻撃する。 だが、真・北条氏康とは違い範囲が狭く、近くにデコイを置くとそちらを優先に攻撃をする。 真・石田三成と似た攻撃方法だが最大の違いは空蝉を使っても攻撃をやめず、ターゲット周辺に爆風が起こること。そのためうっかり密集地帯に攻撃を許すと自軍の壊滅は免れないので、城娘やデコイで家康のタゲを逸らすならば、なるべく開けた場所を使うのがいい。 盾城娘で家康を抱えている間に集中砲火をするか、家康が攻撃する前にアウトレンジで倒す、という方法がいいだろう。  | モデルとなったのは、徳川家康所用の「大黒頭巾形兜」。七福神の一柱、大黒天が被る頭巾を模した兜で、ある時家康が夢の中で鎧を着て戦う大黒天の姿を見たことをきっかけに鎧師に作らせたものだという。1600年の関ヶ原の戦いにおいてはこの具足を着て実際に出陣していたとされ、後の大坂の陣では傍らに置いて戦意の高揚に用いたとされる。 名前の通り頭巾を模した兜で黒漆が全体に塗られている他、正面には金箔押しの獅噛と歯朶(シダ)の葉の前立があしらわれている。この象徴的な前立から徳川家中では後世に至るまで「歯朶の具足」と呼ばれ神聖視されており、歴代徳川家当主(=江戸幕府将軍)も具足を作る際には歯朶の飾り物を取り入れていた。 徳川家康が別名「タヌキ親父」とあだ名されていたことにちなんでか、体型は大柄で羽織は狸の毛皮を彷彿とさせるものでできている。また、兜に歯朶と並んで存在感を放つ獅噛の前立は、左腕の籠手に鬼のような姿となって付いている。この籠手の先にはアームのようなパーツがついており、これで近距離での攻撃、あるいは砲撃の補助を行うと考えられる。 徳川家の家紋である「三つ葉葵」は、腰部分にデフォルメされた形で付いている。得物としているのは右手に取り付けられた大口径の大砲。撃ち出した痕もベルトで接続されている次の弾が換装される仕組みになっている。家康は大坂の陣において、南蛮から輸入した大口径の「カルバリン砲」を日本で初めて利用したとされており、そのことも意識しているかもしれない。 徳川美術館蔵。  | 
| 近接 | ![]()  | 足利義昭 | 美濃に登場。メインストーリー第1部におけるラスボスである「あの御方」の正体。 自身が受ける全ての状態異常、攻撃/防御低下、後退効果を無効化する。 触手を体に纏った防御態勢では、攻撃が低下している代わりに遠隔属性によるダメージを90%軽減させる。耐久が半分以下になると、防御態勢を解除する。 また、耐久が0になると、一度だけ復活し、射程内の全ての殿側ユニットに巨大化気が大幅に増加する攻撃を行うようになる。  | モデルとなったのは中世の貴族や皇族の服装として用いられた「束帯」と呼ばれるものだと思われるが、推測の域に留まる。「袍(ホウ)」と呼ばれる着物を、手には「笏(シャク)」、頭には「冠」を身に付けるのが一般的である。なお、足利義昭所用とされる鎧や兜は現在まで確認されていない。 体の各所や頭の後ろには、足利家の家紋である「丸に二つ引き両」が若干アレンジされた形でついている他、腰の部分には天皇家や将軍家の副紋とされた「五三の桐」がデフォルメされた形であしらわれている。得物としているのは体に巻きついたり周囲に伸びたりしている刃の付いた禍々しい見た目の触手。この触手を振り回して攻撃する。  | 
![]()  | 足利義昭(巨大化) | 天下の分け目-イの陣-、天下の分け目-ロの陣-、天下の分け目-ハの陣-に登場。 殿に向かって進行せず、攻撃、防御、射程の低下効果と自身の受ける全ての状態異常を無効化し、攻撃時に自身の攻撃と防御無視割合を上昇し、最大耐久の35%分の追加ダメージを与える。 また足利義昭の触手(青)を全て撃破するまで被ダメージを大幅に軽減し、一定時間が経過すると足利義昭が真の力を解放して殿側ユニット全体に非常に強力な攻撃を仕掛ける。 通常時は本体が稲妻を発した後、何か天に飛んだ後に百足弾が落ちてくる。安全地帯は殿周囲一マスと左端の青マスのみ。全射程内にいる城娘に割合ダメージを与えてくるので回復役は必要か。 やがて本体が激しい稲妻に包まれて真の力を解放し、全域且つ即死級超大ダメージを連射するので実質制限時間七分決戦となる。 巨大義昭を制限時間以内に撃破するにはまず触手(青)を急いで全滅させ、その後に義昭を集中砲火する必要がある。  | ||
![]()  | 足利義昭の触手(青) | 天下の分け目-イの陣-、天下の分け目-ロの陣-、天下の分け目-ハの陣-に登場。 自身の受ける全ての状態異常と後退効果を無効化し、近接物理攻撃の被ダメージを大幅に軽減する。 殿に向かって進行しないが、自身が撃破されるまで対応した大将兜を出現させ続ける能力も持つ。 撃破すると巨大義昭に割合ダメージを与えられ、二度と登場しなくなる。 普通の遠距離城娘では他から攻撃される上にターゲットを他に吸われるので時間がかかってしまう。隠密投剣などで三か所同時攻撃か、強力な本で焼く、などの手段に限られる。  | ||
| 近接 | ![]()  | 足利義昭の触手(橙) | 天下の分け目-イの陣-、天下の分け目-ロの陣-、天下の分け目-ハの陣-に登場。 自身の受ける全ての状態異常と後退効果を無効化し、遠距離物理攻撃の被ダメージを大幅に軽減する。 こちらは青色のものとは違い巨大義昭がいる限り何度も復活し、殿に向かって移動してくる。 普通の道とは別の筋を通ってくるので盾で足止めできない。最初の一体は強い近距離城娘で迎撃しよう。それ以降は恐ろしくない。  | |
| 飛行 | ![]()  | 立花道雪 | 雷切る鬼神に登場。 後退効果と猛毒、暗闇以外の状態異常を受けない。 攻撃対象の防御を無視する攻撃を行い、長めの麻痺を付与する。また、雷属性の範囲を指定してダメージを与える計略のダメージを受けない。 立花道雪は配置されている城娘や伏兵に接触していない場合、防御形態になり、物理攻撃による被ダメージを90%軽減する。また、射程内全ての攻撃対象に短めの麻痺を付与する攻撃を行うようになる。  | モデルは立花道雪所用の兜と思われるが、現存しておらずどのようなものだったのかは判然としない。 道雪が後に「雷切」と呼ばれることになる刀で雷を斬ったという逸話から「雷神」と称されるところから、雷神に由来する要素が随所に見られる。頭の2本の角や両肩の鬼面、背中にある碍子の付いた太鼓「雷鼓」は雷神モチーフのものと考えて良いだろう。 得物としているのは上述した雷を斬ったとされる名刀「雷切」と軍配。振るうことにより、雷神の如く相手に雷を落とす。  | 
| 近接 | ![]()  | マシュー・ペリー | いざ、大西洋へで登場した兜。 海洋兜の攻撃、防御を強化、黒船は更に強化。 攻撃する度に攻撃が上昇、攻撃隙を短縮。 移動速度低下効果と後退効果を無効化する。 登場するマップで必然的に多くなる海洋兜が強力になるだけでなく、自身へのダメージを大幅に軽減する黒船がより強力になる支援効果を持つ。また、自身も大水牛兜に似た火力増加と隙短縮効果を持つため、盾城娘等で受け止めてしまうと耐えきることが徐々に困難になる。 黒船の軽減効果が有効なうちはダメージがほとんど通らないため、防御が強化された黒船を防御無視できる攻撃や高火力で撃破した後にペリーを攻撃というのがセオリーになる。黒船の方が先行しペリーは遅れてくる事が多いため、合流される前に黒船を撃破してしまいたい。  | 見た目そのもののモデルとなったのは、教科書等で有名な軍服を着たペリーの写真や肖像画だろう。当然ながらペリーが利用した兜というのは存在しない。両肩に房が付いた両ボタン式の黒い軍服姿は、ペリーといえばこの姿が浮かぶほど印象的なものとなっており、一部写真には腰に差しているサーベルが椅子に立てかけてあるものもある。 得物としているのは、腰に差したサーベルで、青い光を纏わせて城娘に強力な一撃を振り下ろす。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 黒船 | セイロン、殲滅戦で登場した、今川義元のビットようにマシュー・ペリーの周囲に浮かぶユニットで、ペリーとは独立して移動、攻撃を行う。また、移動速度低下効果と後退効果を無効化する。 さらに、マシュー・ペリーの被ダメージを80%軽減し、ペリーの受けるダメージを大幅に軽減させる効果を持つ。上記のダメージ軽減の値がかなり高く優先的に撃破したいが、黒船自体もペリーの効果で攻撃と防御が上昇しているという相互強化の関係を持っている。黒船が攻撃を耐えつつ高火力の攻撃で前線を崩した隙に、城娘の攻撃をものともしないペリーが乗り込んでくるという展開になると戦線崩壊は免れないため、強化された防御に影響されない方法で撃破して早めにペリーの対処に取り掛かりたい。  | 近世代に入るとアメリカを筆頭に、遠洋航海に耐えるための防水を目的とし、ピッチという黒色の樹脂を船体に塗った船が開発された。こうした処置がされた船を「黒船」と呼び、日本においては国外から来た新時代技術や文化の先駆けの代名詞として用いられるようになった。 ペリーが1853年に浦賀に来航した際は4隻の黒船艦隊が来航し、ペリーの容姿や黒一色で覆われた大きな船を見た際の衝撃は大きく、浮世絵や油絵でその姿が今日まで大々的に伝えられている。 これまで鎖国をしていた日本の安泰を大きく揺るがしたこの事件は浦賀の住民だけでなく幕府、ひいては日本全国を大きく揺るがし、「泰平の 眠りを覚ます 上喜撰(高級な宇治茶、蒸気船とかけている) たった四杯で 夜も寝られず」という狂歌が流行るまでになった。 尚、浦賀来航の際に来たという黒船4隻はペリーが乗船した旗艦サスケハナの他、ミシシッピ、サラトガ、プリマスである。  | 
| 遠隔 | ![]()  | ホレーショ・ネルソン | 三国同盟で登場した兜。 自身が優先攻撃対象となり、遠隔物理攻撃以外の攻撃を回避し、遠隔物理攻撃の被ダメを50%上昇させる。 また、防御無視の三連続攻撃を行う。 自身を最優先攻撃対象にし、他の兜への攻撃をそらしつつ接近してくる。加えて遠隔物理攻撃以外は触れることすら許さず全て回避するため、必然的に相手するのは弓、石弓、鉄砲、大砲、投剣、軍船のいずれかに限られることになるので、事前の編成は欠かせない。 反面、体力や防御はそれほどでもなく受ける遠隔物理ダメージが全て1.5倍になるため、十分に巨大化し強化された遠隔城娘がいれば撃破は難しくない。攻撃射程はそこまで広くないものの、火力はやや高めなので攻撃している遠隔城娘が大破し誰も対処できず突破されるということには注意したい。 攻撃が引きつけられている間は範囲内の他の兜が無傷のまま接近することになるため、早々に撃破して他の兜の対応に備えたい。水上マスが多く思うように城娘を配置できないことが多いので、小舟で設置できるようにするか大ダメージが期待できる軍船を持ち込むと戦いやすくなるだろう。  | 見た目のモデルとなったのは、ホレーショ・ネルソンの肖像画だろう。頭の三角帽と身にまとう軍服、肩の房が肖像画に描かれる姿と似通っている。ネルソンは隻眼隻腕の将として知られているが、隻眼を示すかのように片目は青い光を失っている。隻腕に関しては見た限り五体満足のため、その要素は取り入れられなかったと考えられる。 得物としているのはサーベルのようなガンブレードで、バーニアで水上を浮遊しながら接近し、範囲に入った城娘を連続で切りつけた後発砲する。 ガンブレードとは某有名ファンタジーRPGを初出とする刀剣の一種で、剣の柄が銃のグリップになっている武器である。グリップがあるものの銃弾が出る機構はなく、トリガーを引くことで刀身が細かく振動し、剣の切れ味を上げる効果を持つ。後の様々な作品で同名の武器が登場した際は、本来なかった銃弾を撃つ機構や、ライフル型だけでなく拳銃型のガンブレードも見られるようになった。現実でも旧日本軍が試作兵器として刀身の付いた銃を設計しているが、剣として扱うと銃身が曲がり銃弾が撃てない。銃として使うと放熱や刀身の薄さ等により強度が落ちるため白兵戦に弱い。刀としても銃としても手入れがしにくいという理由で実用化には至らなかったという。  | 
| 遠隔 | ![]()  | ナポレオン・ボナパルト | 急襲、バスチーユ研究所、秩序の華は誰が為に咲くで登場した兜。 射程内の対象1体に3連続で刃を飛ばして攻撃する。 攻撃形態と防御形態2つのモードがあり、攻撃形態の時は射程内の敵軍ユニット1体につき、射程が5%上昇。(上限50%) 射程内の敵軍ユニットの攻撃を50%上昇、攻撃後の隙を10%短縮させる。防御形態の時は攻撃を行わず自身の被ダメージ、状態異常、後退効果を無効。全ての敵軍ユニットの防御を25%上昇となり、一定時間後に攻撃形態に移行する。 特性により他の兜がいればいるほど攻撃範囲が強化され、高めの攻撃に晒される範囲が増えて危険度が上がることとなる。また、他の兜の火力と攻撃頻度が上昇するため、雑魚兜の上がった攻撃力で耐久の減った城娘がナポレオンの拡大した攻撃範囲に入り大破させられるという危険性が生じてしまう。 能力の根本となるのが他の兜であるため、事前に可能な限り殲滅しておけば被害は最小限に抑えられるだろう。なお、飛行しているように見えるが藤堂高虎のように飛行属性はないため、弓の飛行特効は入らないので留意しておきたい。  | モデルとなったのはナポレオンの肖像画、その中でも『サン・ベルナール峠を越えるナポレオン』だろう。最もイメージされるナポレオンの肖像画で、身につけている二角帽や軍服、跨っていた白馬は装甲となり、ひるがえる赤いマントは翼となっている。 兜共通の目のようなパーツは二角帽に付いており、その二角帽にはナポレオンの家紋とも呼べる鷲の付いた紋章が、腰には多用していたミツバチのデザインがあしらわれている。 得物としているのは攻撃の際に黄緑色に光るサーベルで、体ごと回転して巻き起こした風を刃に乗せることにより、斬撃を飛ばして攻撃する。余談だが、口癖である「オー、ラ、ラ!(Oh La La)」とは、驚いた時や感動した時、興奮した時に用いる感嘆符の一種である。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 酒井忠次 | 絢爛御殿で登場した兜。 攻撃時に「沈黙」を付与し、射程内の殿側ユニットが受ける術ダメージを30%上昇させる。性質は昇華前と大きく変わらないが、大型兜になった分パラメーターも上昇しているため、基本の戦術は変えずに火力や耐久等の対策をより固めて対抗したい。得られる増築用施設は「鍍金鍬形前立」  | モデルとなったのは徳川四天王の一人、酒井忠次所用と伝わる「色々糸威胴丸」に付属する兜。筋兜に「利剣」と「鍬形」の前立が特徴の比較的オーソドックスな兜であり、顔の鍬形が髭を構成するなど、老練な雰囲気を伺わせる。 また、羽織っている陣羽織は忠次が長篠の戦いの功績で織田信長から贈られた陣羽織をモチーフにしており、実在している。前垂れや体の脇から伸びる吹き流しのような部分には酒井家の家紋である「丸に方喰(かたばみ)」があしらわれている。 三方ヶ原の戦いにおける撤退後、松明を灯しつつももぬけの殻となった城でひとり太鼓を打ち鳴らして策を警戒させ、武田軍を退かせたという「酒井の太鼓」という逸話にちなんでか、傍らには太鼓の姿をした小型兜を従えており、ストーリー上では太鼓の音により自らを鼓舞し戦力を上げていた。 得物としては軍配を模した大槌を手にしているが、この軍配は実際に忠次が使用していたとされる軍配をモチーフにしている。  | 
| 近接 | ![]()  | 本多忠勝 | 絢爛御殿で登場した兜。 攻撃時に対象の防御を無視し、自身が受ける物理ダメージを軽減する。さらに、攻撃時に対象とその直線上に行動不能を付与する。また、状態異常と後退を無効化する。 性質は昇華前と大きく変わらないが、大型兜になった分パラメーターも上昇しているため、基本の戦術は変えずに火力や耐久等の対策をより固めて対抗したい。特に、ステータスが上がったことにより倒れにくさにさらに拍車がかかり、足止めや防御無視を駆使しなければ麻痺付与も相まって突破される可能性が高くなったため要注意である。得られる増築用施設は「大鹿角脇立」  | モデルとなったのは徳川四天王の一人、本多忠勝所用の「黒糸威胴丸具足」に付属する「鹿角脇立兜」。黒漆が塗られた兜の正面には大きな角の生えた「獅噛」が、脇には和紙を漆で固めて作られた立派な鹿角を模した脇立が付いているのが特徴である。特徴的な鹿角はそのままに、胴や腕部分には獅噛が、手首や脇部分には忠勝が戦場で身につけていたとされる数珠のモチーフがあしらわれている。また、腰部分には本多家の家紋である「三つ柏」が上下逆にあしらわれている。 得物としているのは、天下三名槍のひとつ、「蜻蛉切」であるが、その穂先に雷をまとわせ、閃光とともに重く鋭い一撃を与える。  | 
| 近接 | ![]()  | 井伊直政 | 絢爛御殿で登場した兜。 攻撃を受ける毎に自身の攻撃と移動速度を上昇、足止めと後退効果を受けない。 射程内の敵の状態異常と、自身を除く敵の移動速度低下を無効化する。 朱赤塗頭成兜の強化版で、赤備え兜に分類される。性質は昇華前と大きく変わらないが、大型兜になった分パラメーターも上昇しているため、基本の戦術は変えずに火力や耐久等の対策をより固めて対抗したい。得られる増築用施設は「金箔押天衝前立」  | モデルとなったのは徳川四天王の一人、井伊直政所用の「天衝脇立兜朱塗二枚胴具足」に付属する「大天衝脇立兜」。「井伊の赤鬼」とも称される直政が身に付けていた全身が朱漆に塗られた具足であり、頭形兜に大きな天衝が脇立として付いているのが特徴である。井伊家の家臣団では朱塗りの武具と天衝の立物を統一しているが、井伊家当主は脇立として、その他家臣や親族は前立として採用することが定められている。 額には井伊家の家紋である『丸に杜若(カキツバタ)』が丸を除いた形であしらわれているが、目のように見える部分が杜若紋の葉部分と対応している秀逸なデザインがされている。得物として両腕に金色の刀を備えているが、昇華前の朱赤塗頭形兜と比べて異名である「井伊の赤鬼」を彷彿とさせる天衝や棘に覆われ、また腹部には兜特有の青い目をした武者の顔が付いている。恐らくは兜のパーツの一つである『面頬』を意識したものだろう。高速で移動し両手の刀を対象に斬り付ける様は、直政のあだ名であった「人斬り兵部」を思い起こさせるものがある。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 榊原康政 | 絢爛御殿で登場した兜。 攻撃時に対象とその周囲に「暗闇」を付与し、さらに対象の攻撃速度を低下させる術攻撃を放つ。性質は昇華前と大きく変わらないが、大型兜になった分パラメーターも上昇しているため、基本の戦術は変えずに火力や耐久等の対策をより固めて対抗したい。 得られる増築用施設は「不動明王剣前立」  | モデルとなったのは徳川四天王の一人、榊原康政所用の「黒糸威二枚胴具足」に付属する兜。筋兜に神仏の武器とされる「利剣」が前立として付いているのが特徴である。立物となっている利剣部分が体になったかのような姿をしており、下半身は大きな兜特有の目が付いた兜そのものになっている。また、下半身の兜からは先端に利剣の付いた触手のようなものが複数生え、背中のタンクから伸びる太い一本は得物である筆に直結している。タンク内の緑色の液体が墨やインクということなのだろうか。そして、周囲に浮かぶ六角形の結界には、榊󠄀原家の家紋である「源氏車」があしらわれている。 得物としては法術の触媒なのか筆を用いている。  | 
上記の大将兜が、殿や城娘の活躍により追い詰められると、「武神降臨」という儀式を行い真の力を発揮する。
儀式後は戦闘能力が大幅に上昇し、体中から瘴気を発する新たな姿を得るだけでなく、体と魂の完全な定着によりかつての記憶と理性と業を取り戻す。
その反面、完全な定着によりその状態で倒されると魂の「死」を迎えることになるため、二度と復活ができない。
自身と関わりの深い地で城娘と相対し、殿に敗北後は「武神降臨!前田利家」以降、自身と関係の深い城娘に看取られて魂を消滅させ、その業から解放されることとなる。
儀式の際には初期の段階では「毛利元就」が、元就自身が武神と化した以降は加藤清正の武神化までは「豊臣秀吉」が傍らに必ずいるが、彼らが儀式を主導して執り行っているのかは不明。
「武神降臨!」の場合ステージ開始時は通常の姿だが、耐久を0にされると武神形態になり復活。その際耐久が全回復し、城娘の特技に似た「武神特技」を発動する。
「武神特技」はバフ・デバフ、特殊能力など大将兜ごとに千差万別だがいずれも強力で、大将兜自体の戦闘能力と相まって非常に危険である。
武神化させるタイミングを間違えると、一瞬で戦線が瓦解し、そのまま敗北ということになりかねない。
「武神降臨!佐竹義重」以降はマルチエンディングストーリーとなり、武神化するまで特定条件を満たしているかどうかで武神形態が変化するようになった。
条件を満たすと真・武神形態になり、条件を満たしていないと幻・武神形態になる。幻・武神形態は真・武神形態より弱くなるものの勝利しても後味の悪い結末になるので、真・武神ルートが正規、幻・武神ルートがIFのストーリーという扱いになる。
| 種別 | グラフィック | 名前 | ゲームにおいて・攻略 | 解説 | 
| 近接 ・ 範囲 | ![]()  | 真・前田利家 | 武神降臨!前田利家、閻魔の闘技場における前田利家の第二形態。全周囲・広範囲のユニットを同時に攻撃するようになり、ユニットが薙ぎ払われる。 武神特技「槍の又佐衛門」は、「生存している限り全ての敵の攻撃力を50%上昇させ、受ける遠隔攻撃ダメージを50%軽減。」というもの。 他の兜が凶悪な能力を発揮するようになるため、集団戦中に変身させてはならない。特技の遠隔半減によりかなり耐えるが、耐久そのものは大ボスとしてはそこまで高くない。ダメージ倍率の高い、あるいは防御を無視するダメージ計略が有効。 得られる増築用施設は「石川門」「金箔押熨斗烏帽子形兜」で、奇しくも旧プロの時の呼称がそのまま名前となった。 殿に敗北後、同行した岐阜城…ではなく、桃形兜に看取られ、自らの異名を桃形兜に託して魂が消滅する。  | 武神になった後は見た目にはほとんど変化がないものの、手にした槍の柄がさらに長くなり、棘のような突起が付いた 「槍の又左衛門」は前田利家の異名。槍の又左とも。 利家は若い頃から槍働きに長け、この他にも「堤の上の槍」などその武勇を称えられた。 最期の戦場となったのは恐らく能登国・七尾城。史実において上杉謙信亡き後に織田軍の領土となった七尾城に初めて入ったとされ、信長への恩を忘れない利家に縁のある場所である。  | 
| 近接 | ![]()  | 真・黒田長政 | 武神降臨!黒田長政、閻魔の闘技場における黒田長政の第二形態。 高い攻撃力による素早い四連続攻撃を行う。攻撃力・攻撃速度ともに二倍に強化され、盾や槌の城娘でも抱えることは非常に困難となる。 武神特技「黒田節」は、「生存している限り全ての敵の移動速度が50%上昇し、攻撃後の隙が大幅に短縮される。」というもの。 敵が高速で接近し猛攻を加えてくるようになる上、同マップには自爆トッパイやチェーンマインなど近づけば即死級の敵が多く出てくるため、効果以上の脅威となる。 うまく敵のラッシュが途切れる瞬間に武神化させ、他の敵が来る前に短期決戦で仕留めたい。 得られる増築用施設は「潮見櫓」「黒漆塗桃形大水牛脇立兜」 殿に敗北後、有岡城に看取られて魂が消滅する。  | 武神になった後は足や籠手の大きな両腕ががっしりと大きくなり、棘のような突起が付いた。 「黒田節(黒田武士)」は「酒は飲め飲め 飲むならば…」の歌い出しが有名な福岡の民謡の一つ。内容は福島正則と、黒田長政の家臣・母里友信(太兵衛)との酒飲み勝負を謡ったものである。 最終的に友信は正則との勝負に勝利し、彼の持っていた日本三大名槍の一つ「日本号」を譲り受けた。槍は今も現存し、本物は福岡市博物館に、写しは広島城天守などに保管されている。 最期の戦場となったのは恐らく豊前国・城井谷もしくは中津。史実における秀吉配下の頃、九州平定に抵抗していた城井氏に対して、騙し討ちで一族を殲滅した場所である。  | 
| 飛行 | ![]()  | 真・毛利元就 | 武神降臨!毛利元就、閻魔の闘技場における毛利元就の第二形態。 属性が飛行兜となるため足止めが無効となり、攻撃時に停止しない移動攻撃となる。足止め無効だけでもかなり厄介だが、さらに武神特技が追い打ちをかけてくる。 武神特技「百万一心」は、「全ての城娘の攻撃が30%低下し、継続的にダメージを与える。(元就が)攻撃を与えた対象の動きを一定時間封じる。」というもの。 飛行属性に加えて攻撃低下により近接城娘は戦力外となる。継続ダメージは歌舞が巨大化して味方をカバーできていれば対処は楽。だが一番の問題が最後の封印攻撃で、元就の三体同時攻撃と合わさることで常に城娘三人が戦闘不能状態に陥ってしまう。攻撃はもちろん、歌舞が喰らえば回復の手が止まり戦線が崩壊する。さらに問題なのは最重要攻撃目標たる殿に密着される前に倒さなければ敗北必至なことである。 つまり最終的に「足止めできず殿へ向かい続ける元就を、三人ほど封印され続けながら、遠距離勢だけで早急に撃ち落とす」ことになる。つらい 対策として、まず飛行兜属性に加え防御力が強化されないので特攻が刺さる弓の城娘をメイン火力に編成。また覚醒後に火力が激減する近接城娘が攻撃対象となるよう、配置順を最後にする。あとは覚醒前にできるだけトークンを配置しておくと良い。一撃で消し飛ぶが貴重な時間稼ぎとなる。 注意点として、移動し続けるため射程外となった城娘はターゲットから外れる。被害担当の近接城娘を後ろに配置すると囮にすらならなくなるので、気持ち殿に近い方へ置こう。 得られる増築用施設は「大通院谷」「黒漆塗総覆輪筋兜」 殿に敗北後、吉田郡山城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、ゆっくりと矢を放ちつつ歩く姿から一変、ローブの裾に付いたバーニアでフワフワと飛びながら向かってくるようになった。 「百万一心」は、吉田郡山城の普請において人柱の代わりに用いられた石碑に刻まれた言葉とされる。「百」の字の一画を省いて「一日」・「万」の字を書き崩して「一力」とすることで、縦書きで「一日一力一心」と読めるように書かれており、「日を同じうにし、力を同じうにし、心を同じうにする」ということから、国人が皆で力を合わせれば、何事も成し得ることを意味している。意味としては、三成の「大一大万大吉」とおおよそ変わらない。 最期の戦場となったのは安芸国・厳島神社。史実において陶晴賢を打ち破り毛利元就の名と知謀を世に知らしめ、躍進のキッカケとなった場所である。  | 
| 遠隔 ・ 範囲 | ![]()  | 真・石田三成 | 武神降臨!石田三成、閻魔の闘技場における石田三成の第二形態。 攻撃力が倍増する上に単発となるため覚醒前より一撃が重い。それに加えて大砲の城娘と同じく直撃した周辺にもダメージを与えてくる。そのため蔵や遠距離勢が巻き込まれると非常にまずい。 武神特技「大一大万大吉」は、「全ての敵の防御を300、耐久を30%上昇させる。」というもの。 これによりただの雑兵兜でも一気に火焔形兜や一ノ谷形兜なみのしぶとさを持つようになる。特に象形兜など高火力の敵が落としにくくなるのは厄介。 雑兵兜をあらかた片づけた上で覚醒させたい。覚醒前はさほど攻撃が痛くないので、歌舞つきの盾で最後まで隔離できると非常に楽になる。 得られる増築用施設は「千貫井」「乱髪天衝脇立兜」 殿に敗北後、佐和山城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、足代わりのキャタピラが破壊されたか変化したのか、大きな爪の生えたたくましい両足が現れる。さらに片腕の大砲が大きな盾へと変わり、攻守を両立させた姿へと変化した。 「大一大万大吉」は石田三成が用いた旗印。一人は皆のために、皆は一人のために協力すれば、全ての者が吉になるという意味で、ラグビーにおける「One for All, All for One.」と同義と言える。 最期の戦場となったのは武蔵国・忍城。史実において敬愛する秀吉に城攻めを任せられ、かつて秀吉も行った水攻めをしながらも落とすことができず、戦下手の汚名を着せられた場所である。  | 
| 近接 | ![]()  | 真・山県昌景 | 武神降臨!山県昌景、ヘルの遊戯場における山県昌景の第二形態。 武神特技「紅蓮の精鋭 武田赤備え隊」は、「全ての赤備え兜の移動速度が25%上昇し、遠隔攻撃で受けるダメージを25%軽減させる。自身が受ける後退効果を無効化し、自身の攻撃が対象の防御を無視する。」というもの。 連続攻撃を捨て、跳ね上がった一撃必殺の攻撃力で立ち塞がるもの全てをなで斬りにする。射程はそこまで広くないが、殿前中央の遠距離マスの上側を通る際には遠距離マスを攻撃してくる。上に回り込まれる前に遠距離から削り取っていくのが安全策となるのだが、その場合特技の遠隔攻撃25%カットがネックになるため、これらを踏まえた戦術を考える必要があるだろう。しかしトークンを囮として近くに複数配置すると、一撃必殺の破壊力があろうと楽に倒せる。 得られる増築用施設は「野牛門」「朱塗大天衝桃形兜」 殿に敗北後、高天神城に看取られて魂が消滅する。  | 武神になった後はピョンピョンと跳び跳ねることをやめ、新たに増えた脚を使って四足で這うように迫るようになった。両腕のブレードもより大型になり、攻撃的な側面が強く出るようになった。 「紅蓮の精鋭 武田赤備え隊」は、飯富や山県が率いた全身を赤く染めた武具で固めた赤備え部隊のことである。詳細は雑魚兜の各赤備え兜の項目を参照のこと。 最期の戦場となったのは三河国・長篠。史実において不利を悟りつつも織田軍の率いる鉄砲隊と馬防柵を前に武士としての生き様を見せつけ命を散らせた場所である。  | 
| 近接 | ![]()  | 真・福島正則 | 武神降臨!福島正則、ヘルの遊戯場における福島正則の第二形態。 武神特技「賎ヶ岳七本槍筆頭」は、「全ての城娘の攻撃の上昇効果を無効化し、全ての敵の攻撃を200上昇させる。また、自身が攻撃を受ける度、移動速度が一定値上昇する。」というもの。 範囲攻撃こそ失ったものの、過去最高の攻撃回数をひっさげて登場。両手のドリルによる攻めは驚きの30連撃にも及び、それでいて攻撃力もかなり高いため、地形一致の高レベル山盾城娘すらもあっという間大破にもちこむことができるため、弱体化や反射などの対策は必須レベルである。特技で城娘の攻撃が素の威力しか出ない上、攻撃を当てれば当てるほど移動速度が上がっていくため、なるべく早い段階で高威力の攻撃を集中させる、トークンを使って時間稼ぎをしてその間に集中攻撃するなどの戦法が考えられるだろう。 得られる増築用施設は「亀居城石垣」「銀箔押一ノ谷形兜」 殿に敗北後、亀居城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、特徴的だった大型のドリル(地震発生装置)が両腕に備わり、より重厚な見た目へと変わった。 「賎ヶ岳七本槍筆頭」賎ヶ岳七本槍とは、羽柴秀吉と柴田勝家の戦いである賎ヶ岳の戦いにおいて、特に活躍した七人の若い武将のこと。福島正則の他、加藤清正、糟屋武則、加藤嘉明、平野長泰、脇坂安治、片桐且元が該当する。尚、この異名は当時呼ばれていたものではなく、後世になって名付けられたものである。 最期の戦場となったのは近江国・賤ヶ岳。正則を始めとした7人の若武者がその名を轟かせた場所である。  | 
| 飛行 | ![]()  | 真・藤堂高虎 | 武神降臨!藤堂高虎、ヘルの遊戯場における藤堂高虎の第二形態。 特技『藤堂流築城術』は、「全ての敵の防御が50%上昇、自身が受ける遠隔物理ダメージを半減。自身が攻撃を行う度、攻撃対象が増加、攻撃後の隙が短縮。」というもの。 攻撃対象は2→4→8となり、射程は全域に及ぶ。要するに全体攻撃であり、一人でも城娘がいなくなると殿が被弾して負けになるので、トークン配置などで城娘の大破を防ぐようにしたい。(決して画面端で待機中に武神化させて大惨事を起こさせてはならない。) 攻撃力はさほどでもないが、攻撃後の隙が短縮しているので遠距離城娘がもたない。また築城名人らしく防御も上がっており簡単には落とせない。 近接城娘を進路上に配置して最大巨大化した上で、防御無視や攻撃上昇で一気に決着を付けたいところだが、真・毛利元就同様に属性が飛行兜になるため、これを考慮して討伐に有利な武器種や計略で挑みたい。 得られる増築用施設は「追手門」「黒漆塗唐冠形纓脇立兜」 殿に敗北後、宇和島城と鶴島城に看取られて魂が消滅する。  | 武神になった後は、背中(下半身?)から鎌の様な刃が付いた翼のようなものが生えた以外は見た目の変化がほとんど見られず、得物としているアームがより鋭くなる程度に留まった。 一般に戦国時代における築城の名手としては、藤堂高虎、加藤清正、黒田官兵衛の3人が挙げられ、それぞれ特徴的な築城方法を持っている。 例えば加藤清正の城は実践での利用を想定した攻撃的な造りをしており、熊本城などに代表される敵を寄せ付けない反りたった石垣の積み方を特徴としている。反面、藤堂高虎は反りのない石垣、幅広の堀と長大な多聞櫓等鉄砲の使用を重視した築城方法が見られる。また、伊賀上野城に代表されるような高石垣、宇和島城に代表される海からの波にも動じない石垣作りなど、多くの城に個性を与えた大名とも言えるし、層塔型の天守や櫓を多数上げる等の多くの城と共通させている面もある。 最期の戦場となったのは恐らく伊予国・大洲城。史実において自身の築城技術を遺憾なく発揮して改修した、高虎が生んだ名城の一つである。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 真・蒲生氏郷 | 武神降臨!蒲生氏郷、ヘルの遊戯場における蒲生氏郷の第二形態。 かつて上空から猛威を振るっていた連続攻撃はさらに強くなり、高い攻撃力+マルチロックという化け物じみた性能を得た。 武神特技の「利休七哲筆頭」は、「全ての殿側ユニットの与ダメージが30%低下、被ダメージが30%上昇。 自身の攻撃で与えたダメージ分、耐久を回復。」というものであり、高い攻撃力とマルチロック性能でどんどん体力を回復されることも…その姿はまるで、蝙蝠から姿を変えた吸血鬼のようである。 放置しておくと近い城娘から次々と大破させられることとなるので、デコイを置いてターゲットを反らしたり、一気に攻撃を集中して倒しきることが望ましい。 得られる増築用施設は「南走長屋狭間」「黒漆塗燕尾形兜」で、黒田長政と同じく、旧プロの時の呼称がそのまま名前となっている。 殿に敗北後、会津若松城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は特徴的だったコウモリのような翼を落とされ、地上を歩くようになった。使えなくなった翼はマントのように背中を覆い、お供のコウモリ型兜も紫色のオーラを纏っている。 「利休七哲」とは、戦国時代の有名な茶人、千利休に弟子として茶道を教わったものの中で、得に優れた7人のことを指す。中でも氏郷は「筆頭」として称えられ、武道だけでなくこうした文化的なことも優れていた文字通りの文武両道の将だったとされる。 尚、この呼び名は利休の流派の末裔である「表千家」に伝わる後世の文書に書かれているものであり、当時そう呼ばれていたのかは不明である。 最期の戦場となったのは恐らく陸奥国・会津若松城。史実において氏郷が元の黒川城から改修し現在の縄張り、及び特徴的な赤瓦の天守閣を築き上げた。  | 
| 遠隔 ・ 範囲 | ![]()  | 真・片倉小十郎 | 武神降臨!伊達政宗&片倉小十郎、オシリスの審判場における片倉小十郎の第二形態。 元々厄介だった3体マルチロックの防御無視攻撃がさらに凶悪になり、当たるとすさまじい火力と共に周囲を巻き込み爆発する。攻撃をそらすデコイや城娘を固めておくと、まとめて高火力を食らうことになるので、デコイを離れた所に置いたり、空蝉戦法を使うなどして被害を最小限に抑えたい。幸い防御力と体力は法術兜ということもあってか決して高くはないので、攻撃をそらした隙に集中攻撃ができれば、撃破はできるだろう。 武神特技の「伊達家忠臣の鑑」は、「全ての兜の攻撃が城娘の防御力を無視する。」というシンプルながらも強力なもので、残っている敵と味方の配置によっては思わぬダメージをもらうことも。 特にこのステージが初出の雷龍は撃破に手間取ると動けないまま被害がする上、防御力無視によりどんどん大破に追い込まれるため、何かしらの対策は考えておきたい。超難ではさらに武神特技に同時に登場する伊達政宗に対してのみ移動速度を1.5倍に上昇、攻撃の隙を半減。の能力も追加。同時に対処するのは危険極まりないので、どちらかを先に倒しておくようにしたい。 得られる増築用施設は「白石城本丸石垣」「神符八日月前立筋兜」 殿に敗北後、白石城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、背中に管楽器のような管が二つになり、伊達家の家紋の一つである「九曜紋」が神仏の後背(後光)のように燃えている。 片倉小十郎景綱が「伊達家忠臣の鑑」と呼ばれたのは以下の逸話が由来となっている。 景綱は優れた先見の明や助言の的確さなどから、「智の小十郎」と称えられていた伊達家のみならず、他大名家においても一目置かれていた。そんな時景綱の噂が時の権力者豊臣秀吉まで聞き及び、秀吉は景綱を豊臣軍に直接家臣にしたいと思い立った。伊達家で出している石高よりも遥かに多い石高を提示し、秀吉自ら士官してくれないかと頼んだにも関わらず、景綱は生涯政宗を支えることを伝えて士官を断った。その際秀吉は景綱に対して「お前は本当に家臣の鑑だな」と称賛したという。 最期の戦場となったのは恐らく陸奥国・岩出山城。仙台城に城を移す前の政宗が居城としており、縄張りや改修には徳川家康も関与している。政宗雄飛の足がかりとなった場所である。  | 
| 飛行 | ![]()  | 真・伊達政宗 | 武神降臨!伊達政宗&片倉小十郎、オシリスの審判場における伊達政宗の第二形態。 特徴的だった敵を倒すまで立ち止まり続ける攻撃も、空から雷の矢をマルチロックで複数人に落とすものへと変化した。 武神特技の「独眼竜奥義」は、「全ての殿側ユニットの範囲が20%低下、さらに攻撃をする度に対象の範囲を20下げる。」というもの。 攻撃間隔は決して早くはないが、同じ城娘が攻撃を受け続けると徐々に攻撃範囲が狭まり、目の前にいるのに攻撃できず大破…ということになりかねない。デコイで攻撃をそらす戦法が有効な上、飛行属性が付いたことで弓の特攻が乗るようになったので、上手く射程を下げられない位置から攻撃ができれば倒すのは難しくないだろう。またはあまり高くない防御と体力を見越して一気に攻撃を叩き込んで倒すというのもできる。超難ではさらに武神特技に同時に登場する片倉小十郎に対してのみ移動速度と攻撃速度を1.5倍に上昇。の能力も追加。片倉小十郎と同時に対処するのは避け、各個撃破を狙っていきたい。 得られる増築用施設は「五色沼」「弦月形前立黒漆筋鉢兜」 殿に敗北後、仙台城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、「独眼竜」の名の如く長い尻尾と大きな翼をあわせ持った「龍」となった。よく見ると顔つきも「龍」のようにやや面長になっている。 「独眼竜」とは、隻眼(片目)の英雄に対して使われる言葉だが、使われた初出は政宗ではない。 元々は中国・後唐の祖、李克用に対して使われた呼称で、李克用は片目が見えないながらも武力と統率力で黒い鎧に身を包む軍団を率い、後唐を建国した英傑である。江戸時代後期に、政宗の事を紹介する文書で政宗のことを「独眼竜(=李克用)のよう」と表現したのが「政宗=独眼竜」の初出とされる。この書物においては作者自身が「独眼竜=李克用のこと」と注釈を入れているので、まだ「政宗=独眼竜」という定着はないようである。 しかし、政宗も自身の軍の装備を李克用と同じ「黒の具足」で統一していたこと、政宗が漢詩など大陸の文学に関しての知識があったことなどから、政宗が独眼竜と呼ばれることを意識していたのではという説もある。 最期の戦場となったのは、恐らく片倉小十郎と同じく陸奥国・岩出山城。仙台城を築く前の政宗の居城で、独眼竜が天に舞う足がかりとした場所である。  | 
| 近接 ・ 範囲 | ![]()  | 真・シュテファン | 武神降臨!シュテファン、オシリスの審判場におけるシュテファンの第二形態。攻撃方法に大きな変化はないが、射程ニマス以内のすべてを強烈なひと薙ぎで燃やし尽くす。 武神特技の『不可侵の抗盾』は、「自身が受ける遠隔攻撃に対して攻撃の130%で反撃ダメージを与える。攻撃時に武器種による回復を5秒間無効、自身に回復200を付与」というもの。 武神特技に説明が無いものの見た目の通りに攻撃対象を火傷にする能力も持っている。 遠隔城娘は元々耐久が低く、普通に薙ぎ払い攻撃される上に、攻撃を当てる度に回復無効と火傷のスリップダメージで体力を削られてしまうのでまるで無理できない。編成であまり入れるべきでなく、適当なタイミングで撤退させるのが無難。とはいえお供のウイザード集団が激しく削って来るので歌舞は必要だろう。 攻撃力はそれほどでもないが、巨大兜には珍しく回復力が付くので盾で抱えても倒せずこちらが押し負ける。近接城娘はおよそ最大化させて、火力を上げて一気に倒すか、盾以外に足止めを付けてなるべく早く倒すと良いだろう。近接で固めるならシュテファンに届くようにしたい。盾を入れると火力が減るので微妙。 得られる増築用施設は「バラッド川」「モルドヴァ大公冠」 殿に敗北後、ブラン城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、青白い炎をまとった姿から一変、赤々と燃える炎をまとい、天使の羽の如く盾を周囲に広げた姿となった。手にした剣も赤く燃え上がっている。 「不可侵の抗盾」は、在位してから50年あまり、祖国モルダヴィアに敵対勢力のオスマントルコを侵入させなかったシュテファンの優れた武勇を指している。 なお、武神降臨儀式により口調がまともになるものの、歴史上において全く接点のない豊臣秀吉兜の言葉には耳を貸さず、やや暴走気味に殿との最終対決に挑む姿は、最後までシュテファンだったなと殿たちを安心させてくれた。 最期の戦場となったのは恐らく、ルーマニアのヴァスルイと呼ばれる地域。この地におけるオスマントルコとの戦いに勝利したシュテファン大公はローマ教皇から「キリストの戦士」と称えられ、その後盟友ヴラドが亡くなり自身もこの世を去るまでの50年近く、侵攻を目論むオスマントルコに対抗しモルダヴィアの地を守り続けた。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 真・北条氏康 | 武神降臨!北条氏康、オシリスの審判場における北条氏康の第二形態。 武神特技の『相模の獅子王』は、「自身の射程内の遠隔武器種の耐久、近接武器種の防御を半減。全ての城娘の攻撃速度上昇効果を無効化。 さらに武神氏康の特性(特技ではない)として、「城娘を優先的に攻撃する特性を持ち、近接城娘よりも遠隔城娘を優先し、攻撃を行う。 ※攻撃特性は、計略による攻撃優先順の変更の影響を受けない」という特殊能力を持っている。 高い体力と防御を頼みに武器のドリルで正面から突き崩す近接型から、獅子の形をした波動を対象2体へ放つ遠隔型へと変わった。遠隔城娘は体力が半減、近接城娘は本来より脆くなってしまう上に、非常に高い攻撃力の波動がマップ全域に及ぶ射程で遠隔城娘めがけて飛んでくるため、気を抜くとあっという間に大破させられてしまう。 とはいえ固い遠隔城娘なら最大化と防御計略などで一撃はもたせられる。もしくは直撃する前に撤退させる「空蝉戦法」も有効。モーション開始から着弾まで3秒くらい猶予あるので不可能ではない。他にも、ダメージ分散計略や隠密化、編成で遠隔城娘を減らすのも手である。 攻撃速度上昇が無効になったことで手数で押しきる戦法が使えなくなったため、攻め手を増やしたり一体の攻撃力を上げて攻撃することが望ましい。幸い変化前と異なり、武神巨大兜の中では耐久がほどほどであるため、攻撃を集中させれば撃破は可能である。 普段はトークンでターゲットを反らせるのが鉄則だが、説明書きにある通り全く無視される。もちろんトークンでバフデバフなどは可能。 得られる増築用施設は「山ノ神堀切」「三鱗据金物付十二間筋兜」 殿に敗北後、小田原城と小峯城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、鋭い爪の生えた両腕から波動を出し、黄金に輝くたてがみを怒髪天を衝くかのように伸ばす。さながら某有名漫画の超人である。 相模の獅子王とは、北条氏康の異名として知られる「相模の獅子」をより強調したもの。こうした武将の異名は、江戸時代以降歌舞伎の演目などでその武将が取り上げられる時や、文学作品でとりあえず時などに付けられる場合があるが、「相模の獅子」がいつ頃誰によって名付けられたのかははっきりしていない。 最期の戦場となったのは相模国・小田原城の本丸。当時随一の規模と防御力を誇った天下の堅城の中枢である。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 真・明智光秀 | 武神降臨!明智光秀、オシリスの審判場における明智光秀の第二形態。 武神特技の『敵は本能寺にあり』は、 「全ての城娘の射程内の城娘1体につき、攻撃を40%低下。(上限400%)武器攻撃で受けるダメージを半減、攻撃時に最大耐久の33%分の追加ダメージを与える。」というもの。 覚醒前よりも射程が伸び、より巨大になった銃から配置が新しい順に城娘やトークンを3体同時に攻撃してくる。 連射がなくなり射撃間隔が長くなったためそこを突けるが、武神特技の影響により集中攻撃が厳しいので、火力の高い城娘単体で速攻で倒してしまいたい。 得られる増築用施設は「本能寺表門」「桔梗紋六十二間筋兜」 殿に敗北後、丹波亀山城と坂本城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、両肩に桔梗紋を模したシールドやレーダーのような装置が浮かび、得物としている銃も細身のスナイパーライフルから、太い銃身が印象的な2連装のショットガンのような見た目になった。しかし狙いを定めるのは3体である。そのショットガンのような銃身を天に向け、赤黒い弾を迫撃砲のように撃ち落として攻撃してくる。 「敵は本能寺にあり」とは、戦国武将・明智光秀が本能寺に攻め込む際に発した言葉をもとにした慣用句・ことわざであり、実際に光秀が使ったかどうかは定かではないとされる。 ことわざとして使う場合の意味は「口実とは別のねらいがある」で、裏切りや謀反の意味を持たない。 最期の戦場となったのは山城国・本能寺。史実において主君の織田信長を謀反により討ち取り、その名を歴史に刻んだ場所である。  | 
| 近接 | ![]()  | 真・島津義弘 | 武神降臨!島津義弘における島津義弘の第二形態。 武神特技の『新戦法・島津の攻め口』は、「自身の防御を0にする代わりに、耐久と攻撃を200%上昇。殿側ユニットの攻撃上昇を無効化、足止め数5未満の足止めを受けない。」というもの。 武神化した島津義弘は、攻撃対象とその直線状のユニットにダメージを与え、攻撃する度に直線状への貫通距離が一定値上昇する。 また、後退効果を無効化し、騎馬兜並みの移動速度で一直線に向かってくる。 まず高速化と足止め5が目を引く。セオリー通り盾などで受け止めるなら足止め計略の補助が必要、となると防御計略を使えず受け止める事になる。一撃必殺に近い攻撃力を持ち、水の盾や戦棍は元々種類が少ないので厳しい。一例として、普段は採用の機会が少ないであろう日出城は足止め5体かつダメージ軽減で受け役に向いているように、盾で受け止める場合は受け止め可能数を重視した選出をしたい。 あるいは足止め無しで鈍足に頼る方が考えられる。法術を駆使して侵攻を遅らせつつ、その他の城娘で囲んで倒すのが理想だが、その際は島津の攻撃に注意したい。島津の得物は槌だが、ニマス以上の貫通効果があるので、実質的な攻撃範囲は槍に近い。攻撃速度は遅いが二体が大ダメージを受けると巨大化での回復も厳しいので、うまく配置して避けたい。鈍足に加えて足止めに対する耐性がないため、真岡城のように完全に足を止められる計略を持つ城娘を用いて動かないうちに総攻撃をして倒すのも有効だろう。 得られる増築用施設は「高城川」「白狐大鍬前立兜」 殿に敗北後、内城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、背負っていた武器を全てかなぐり捨てて複数のバーニアが付き、逸話通り正面突破することに特化した装備となった。得物としているハンマーも家紋の「丸に十字」を模したものから、力を解放したかのごとく歪な見た目となった。 「島津の攻め口」とあるように、島津軍は他の軍では行われなかったような戦法を複数持っていた。西暦1600年に関ケ原にて島津軍が行った撤退戦での、大軍の何人かが戦場に留まり討ち取られるまで追手を足留めする戦法が用いられ、全滅したら次の何人かが留まる…という命がけの戦法「捨て肝(がまり)」。耳川や沖田畷など、島津氏が九州統一のための要としていた戦で用いた、1隊の囮部隊が撤退を装い、追撃してきた敵を反転した囮と左右の伏兵で囲み殲滅する「釣り野伏」が挙げられる。特に「捨て肝」では豊久や家老など多くの犠牲が強いられたものの、足留めした東軍の井伊直政に重傷を負わせるなどの損害を与え(直政は後にその傷が原因で死亡)、義弘と生き残った数十人は死中に活を見出だしたとともに、世に島津の恐ろしさを知らしめることになった。 最期の戦場となったのは恐らく日向国・耳川。史実において当時九州の一大勢力だった大友氏を打ち破り島津家の飛躍、及び大友氏の衰退のキッカケとなった場所である。  | 
| 飛行 | ![]()  | 真・直江兼続 | 武神降臨!直江兼続&上杉景勝における直江兼続の第二形態。 武神特技の『天下の陪臣』は、「射程内の殿側ユニットが11体未満の時、自身に回復5000付与、攻撃後の隙を90%短縮。敵軍ユニットに回復500付与、城娘と伏兵に現在耐久に応じた継続ダメージを与える。」というもの。 武神化した後は、従来とうって変わって攻撃範囲が特大サイズに広がり、その範囲内に城娘とトークンが合計11体未満だと攻撃しても瞬時に回復されてしまう。 そのまま攻めあぐねていると、画面外から兼続の代名詞だったパンチがまるで隕石のように2発落ちてきて、即落城レベルの一撃を食らってしまう。 敵全体に付与される回復により短時間で高火力を叩き込む工夫が必要となる上、範囲無視の継続ダメージがあることで長期戦も難しくなってしまう。 そのため、なるべく敵ユニットが誰もいないうちに武神化を行い勢いで倒すのが理想となり、武神化した際に拡大した攻撃範囲にいかに城娘とトークンを入れられるかが攻略の鍵となる。 山城にはフランケンシュタイン城、千方窟、虎臥城のようなウェーブを越えても存在できるトークンや、備中松山城、信貴山城のようなコストが軽く便利なトークンを出せる城娘が多いので、編成に入れると条件を満たしやすくなる。 また、回復効果さえなければ防御力も特別高いというわけではないため、攻撃の発生の遅さを突いて即座に倒しきることも不可能ではない。 得られる増築用施設は「おせん清水」「愛の字雲前立六十二間筋」 殿に敗北後、上杉景勝に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、蓮台(仏が乗る蓮の花の台)や光背(仏の後ろにある光や炎)をモチーフとした装飾が付き、さながら自身が史実にて信仰していた「愛染明王」を彷彿とさせる姿となった。武神降臨前から武器としていた己の拳はなんと遥か上空に撃ちだし、隕石のように城娘に直撃させるようになった。愛のロケットパンチである。 『天下の陪臣』とは、豊臣秀吉を主君としてその陪臣(=家臣の家臣)の中でも特に優れた者を指す言葉とされる。特に、上杉景勝の家臣である直江兼続、毛利輝元の家臣である小早川隆景、堀秀政の家臣である堀直政の三人は、陪臣ではあるが大名レベルの仕事を任せられる実力を持つとして「天下の三陪臣」として称えられた。 最期の戦場となったのは恐らく越後国・春日山城。上杉氏の居城として様々な要害や防衛の仕組みを巡らせた、天下の堅城といえる。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 真・上杉景勝 | 武神降臨!直江兼続&上杉景勝における上杉景勝の第二形態。 武神特技の『秘剣・御手選三十五腰』は、「自身の射程内の城娘の数1体につき、自身の射程を10%上昇。(上限100%)射程内の殿側ユニットの射程を50%低下、自身の被ダメージを半減、後退効果を無効化。」というもの。 こちらは直江兼続とは逆に、攻撃範囲内に城娘がいればいるほど自身の攻撃範囲が広がる。かつ範囲内の城娘側は攻撃範囲が狭くなり景勝を攻撃しにくくなってしまうため、目の前に景勝がいるのに迎撃できず一方的に多くの城娘が巻き込まれるということになりかねない。 そのため、なるべく景勝の攻撃範囲内に味方を入れないことを重視し、こちらに向かうまでに広い射程を持つ城娘で狙い撃ちにするか、足止め兼囮となっている城娘が耐えているうちに範囲外から攻撃を叩き込んで倒すことが求められる。幸い元々の耐久や防御は高くないため、攻撃さえ届けば撃破はできるだろう。 得られる増築用施設は「富士権現堂」「阿吽瑞鳥前立付兜」 殿に敗北後、坂戸城、与板城、鮫ヶ尾城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、両腕に付いていた翼状のブレードがなくなり飛ぶことができなくなったが、翼の代わりに一対の腕が構成され、それぞれに上杉家の名刀と思しき刀を持つようになった。そのまま切り付けてくるのかと思いきや、刀を振るうことで竜巻のような大風を起こし敵をズタズタに切り裂いてくる。 『秘剣・御手選三十五腰』とは、上杉景勝が記したとされる書物の名前である。 景勝は愛刀家としても知られ、養父でもある先代上杉家当主の謙信が亡くなった際、その遺品として残っていた多くの名刀のうち、景勝が特に気に入ったものを30振り選び抜いた、いわば「上杉景勝お気に入りの名刀リスト」である。その中には謙信の所有していた「姫鶴一文字」や、「五虎退」「小豆長光」「山鳥毛」といった名刀が数多く記されており、景勝の審美眼の高さをうかがわせる。 最期の戦場となったのは直江兼続と同じく越後国・春日山城。史実において景勝は春日山城下の関東管領館、通称御館における跡目争い(御館の乱)において、後北条家からの養子であった上杉景虎を征し、上杉家の主君となった。  | 
| 近接 | ![]()  | 真・加藤清正 | 武神降臨!加藤清正における加藤清正の第二形態。 武神特技の『邪眼・清正の虎退治法』は、「全ての殿側ユニットの攻撃上昇効果を無効、再配置時間を大幅に延長。全ての敵が伏兵を攻撃対象にしなくなるが、城娘の攻撃対象にならない効果を解除。」というもの。 また攻撃特性として、攻撃対象の現在耐久の10%の追加ダメージを与える攻撃を5連続で行い、5秒間武器種による回復をダメージに変化させ、更に猛毒を付与する能力を持つ。 武神特技により伏兵によるターゲットそらしや隠密効果が無効となるだけでなく、素の攻撃力で応戦することを余儀なくされるため、単体での大きな火力が出しにくい環境を作られてしまう。尻尾の槍による攻撃も、5連撃、追加固定ダメージ、回復のダメージ化、猛毒付与とマトモに受け止めると大破必至の効果ばかり並ぶ。そのため城娘で受け止めようとせず範囲外から複数人の城娘で囲んで倒すことが望ましい。幸い移動速度もそこそこで耐久も決して高くないため、攻撃される前に倒すことを念頭に入れれば撃破そのものは難しくないだろう。 得られる増築用施設は「二様の石垣」「蛇目紋長烏帽子形兜」 殿に敗北後、熊本城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、兜の「蛇の目」を強調するが如く、鋭い穂先の槍を備えた尻尾がさらに伸びて牙も大きく鋭くなり、蛇の要素をより強調する姿となった。腕にまとわりついていた蛇は髪の毛の如く首の後ろで鎌首をもたげ、西洋の怪物ゴーゴンのような姿となった。 『邪眼・清正の虎退治法』とは、清正が魔除けや厄除けとして蛇の目を模した「蛇目」を兜にあしらっていたことと、朝鮮出兵時における虎退治の逸話に因むものと考えられる。朝鮮の蔚山付近に布陣していた頃、軍馬をさらい小姓を噛み殺した巨大な虎に悩まされていた清正はその虎の討伐を決意し、誘い込んだ上で至近距離からの鉄砲の1発でその虎を討ったという。この逸話では清正が十文字槍を用い、虎に片方の刃を噛み折られた結果、後世清正が用いたとされる片鎌槍になったとされているが、所持していた片鎌槍は最初から片刃であり、槍で虎退治したというのは清正の武功を誇張させた俗説であるとされている。 最期の戦場となったのは恐らく尾張国・小牧長久手。豊臣家臣であった清正はこの地で徳川の家臣・本多忠勝と一騎討ちをしたという伝承がある。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 真・真田幸村 | 武神降臨!真田幸村における真田幸村の第二形態。 武神特技の『六文銭の防護陣』は、「自身の被攻撃時の被ダメージが1になる結界を付与。結界を破壊すると真田幸村本体に攻撃可能になるが、一定時間が経過すると結界が再生。」というもの。 また全ての赤備え兜の被術ダメージを半減する能力を持つ。 今までに多かった尋常ならざる火力や攻撃に特殊な効果を付与する「攻撃的」な武神とは異なり、結界を展開してダメージを抑えつつ進む「防御的」な武神と言える。結界を破るために火力を集中させる必要があるが、その間に術ダメージに強くなった他の兜が連携して徐々に盤面を崩されるという展開に陥りがちになる。そのため、幸村の進軍路に集中的に城娘を配置し、短期間のうちに幸村を倒し後詰めに備えるという戦法が理想と言える。幸い幸村自身の体力、攻撃力、防御力のいずれも極端に高いものではないため、火力を集中させることさえできれば武神の中でも対処はしやすい部類といえる。 得られる増築用施設は「真田丸不定曲輪」「六文深紅鹿角兜」 殿に敗北後、真田丸、上田城、名胡桃城、大坂城、指月伏見城、お菊に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、頭や肘に付いた鹿角や背中のブースターのようなパーツがより大きく鋭角的になり、攻撃的な印象をより強める見た目となった。また、旗印にもなっている「六文銭」は周囲に浮かび幸村を取り囲む結界の発生装置となった。手にした槍からは紫色の波動を放ち、射程内の城娘2体に鋭い一撃を与える。 六文銭は死後三途の川を渡る際に、船賃として船頭に渡すものとされ、生前から死を恐れないという気持ちの現れでもある。詳細は通常状態の幸村の項を参照。 最後の戦場となったのは摂津国・真田丸と大坂城と思われる。大坂城に転位した殿を待ち構える形で真田丸に陣を構え、城の内側から外側の徳川軍へと肉薄した史実とは異なり、外側からさらに内側の本丸へと兵を進め雌雄を決しようとした。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 真・佐竹義重 | 武神降臨!佐竹義重における佐竹義重の第二形態。 氷の結晶を全て破壊した後に佐竹義重の第一形態を倒すとこの形態になる。 武神特技の『坂東太郎』は、「水城以外の射程上昇効果を無効。後退と氷結以外の状態異常を無効。攻撃対象に火傷と再配置時間を大幅に延長する効果を付与。」というもの。敵となる城娘に狙いを定めると燃え盛る鉄球を投げつけ、当たった周囲に炎を撒き散らす。 三体マルチロック攻撃に火傷を仕掛けてくる。水城以外を編成していた場合、射程延長が無効となった状態で正面から義重の高火力を受け止めなければならず、水城持ちが仮に一撃を受け止められたとしても火傷によるスリップダメージ、それを避けて撤退させると非常に長い再配置期間を付与され、長期間に渡り戦力不足となってしまう。しかし、攻撃力と耐久はやや高いものの攻撃速度が低く、今までの尋常ならざる武神に比べると対処はしやすい部類と言えるだろう。 得られる増築用施設は「獅子ヶ崎土塁」と「毛虫前立鳥毛脇立兜」 殿に敗北後、[雪華]古河城に討取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、毛虫を表していた両肩の毛が青白い炎に包まれると共に、得物としていた巨大な鉄球が同じく青白い炎を纏い周囲を飛び回るようになった。よく見ると腰部分の鬼面は半分に割れ、手甲にはヒビが入り、腹部にある兜共通の「目」のような部分には斬りつけられた跡が見てとれ、変化が想定外の事態への対抗手段とされたことが分かる。 最後の戦場となったのは下総国・古河城。武将の魂よりも兜としての生を優先して動いたため、本来縁のある佐竹城ではなく過去に対立した古河城を狙いに定めた。  | 
| 近接 | ![]()  | 幻・佐竹義重 | 武神降臨!佐竹義重における佐竹義重の第二形態。 氷の結晶を1つでも破壊し損ねたり、出現する前に佐竹義重の第一形態を倒すとこの形態になる。 武神特技の『鬼神氷纏』は、「射程内の城娘の被ダメージが50%上昇。射程外の城娘の被ダメージが25%上昇。後退と火傷以外の状態異常を無効」というもの。 氷結単体攻撃を仕掛けてくる。攻撃力と耐久がやや高く、武神特性により攻撃範囲内外の城娘が普段より多くダメージを受けてしまう。氷結も付いてくるため、どうにか一撃を耐えたとしてもスリップダメージによって落城というのも珍しくない。しかし、幸い攻撃速度は低く、今までの尋常ならざる武神に比べると対処はしやすい部類といえるだろう。 殿に敗北後、佐竹城に討取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、取り込んだ古河城の力を発現したためか炎ではなく氷に覆われた鎧を身に纏った姿となる。 | 
| 遠隔 ・ 範囲 | ![]()  | 真・武田信玄 | 武神降臨!武田信玄における武田信玄の第二形態。 4つの宝珠を全て破壊した後に武田信玄の第一形態を倒すとこの形態になる。 武神特技の『甲斐の赫虎』は、「足止め数が5未満のユニットに足止めされず、足止めされていない場合に攻撃と回復が3000上昇。 更に、赤備え兜に特技を付与する2体の影を出現させる。」というもの。 武神特技により、5体以下の足止めを無効化する上に、足を止めていない間は攻撃力と回復が大幅に上昇するため、通り過ぎる信玄を足止めせずに撃破することは困難を極める。加えて虎を模した拡散する炎を飛ばして炎の渦を作り、あたり一面を火の海に変えるため、ターゲットとなった城娘が殿の近くにいた場合殿が巻き込まれて敗北しかねない。兜のステータスを強化する真田幸村と山県昌景の影も、放っておくと残った雑魚兜に対処しきれず敗北ということにも繋がるため注意が必要である。 バフやデバフを駆使すれば足止めせず押し切ることもできなくはないが、足止めするとまだ対処できる火力と回復になることや、200にも届かない低い防御力から、5体以上を足止めできる盾城娘等で進行を防いでいる間に集中攻撃して倒すのを想定していると思われる。しかし、手持ちに対応できる城娘がいるかで撃破難易度が大きく左右されてしまうので、クリアや施設の獲得を優先するのであれば下記の幻状態にして倒すのも十分選択肢に入るだろう。召喚される2体の影に関しては、効果は強力だが信玄が変化するウェーブまで乗り越えられた編成であればそこまで苦労はしないため、他の兜共々蹴散らしてしまおう。 得られる増築用施設は「姫の井戸」と「諏訪法性兜」 殿に敗北後、[懸智]躑躅ヶ崎館、[赤蹄]新府城に看取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は、異名である「甲斐の虎」を現すかのように鋭い爪や牙を備えた獣の姿へと変化する。諏訪法性兜のヤクのたてがみもそのまま残っているため、虎ではなく獅子に見えなくもない。得物としていた大斧は前脚にブレードとして取付けられ、攻撃の際は飛び上がると同時に虎の形をした炎を飛ばして渦を生み、対象の辺りを火の海に変える。 「甲斐の虎」は上杉謙信の「越後の龍」と並んで有名な武田信玄の異名だが、当時はその異名では呼ばれておらず、初出は後世の歌舞伎や浮世絵によるものだとされている。『龍虎相克』という言葉があることから虎と龍は共に力を持ち対立する存在とされ、それを川中島で幾度も戦った二人に当てはめたものだと考えられる。 最後の戦場となったのは、甲斐国・躑躅ヶ崎館。甲斐武田氏の拠点にして、信玄の父信虎がこの地に移り、信玄の子勝頼が新府城に移るまで、武田の活躍と盛衰を見守り続けた城である。  | 
| 近接 | ![]()  | 幻・武田信玄 | 武神降臨!武田信玄における武田信玄の第二形態。 4つの宝珠を1つでも破壊し損ねて武田信玄の第一形態を倒すとこの形態になる。 武神特技の『風林火山』は、「全ての赤備え兜の移動速度を30%、回復を250上昇、攻撃を30%上昇、被ダメージを50%低下」というもの。 風林火山の力を取り込んだ大斧を逆袈裟斬りのように切り上げて攻撃するようになった。武神特技は自身の強化ではなく共に戦う赤備え兜の能力を多方面で強化する。そのため、信玄よりも周囲の真・金剛力士形兜や流鏑馬兜や天衝兜といった赤備え騎馬兜が一気に強敵へと変わる。それらを同時に相手すると苦戦するため、能力の大きな上昇がない信玄をさっさと倒してしまい、その後にそれぞれの赤備え兜の迎撃に移ると良いだろう。 殿に敗北後、躑躅ヶ崎館に討取られて魂が消滅する。  | 武神となった後は元の姿を残しつつ、全知全能を知りあらゆる神仏を取り込む神通力を手にした姿に変わる。元の姿からシンプルに強化されたような見た目をしているが、風林火山の宝珠を取り込んだことにより周囲に宝珠をくわえた獅噛が浮遊している。 | 
| 種別 | グラフィック | 名前 | ゲームにおいて・攻略 | 解説 | 
| 飛行 | ![]()  | 覇・直江兼続 | 愛、狂おしく咲けよ徒花における直江兼続の新たな第二形態。 特技『覇・天下の陪臣』 全ての城娘の防御を100%低下。 自身が受ける遠隔属性のダメージを半減し攻撃速度を上昇、状態異常と後退効果を無効化。 全ての敵軍ユニットに回復200付与。 飛行タイプの大将兜ではあるが地形を無視して飛行をせず、通路に沿って移動を行う。 特技は存在する限り敵全体に実質防御無視効果を付与するのと、自身に遠隔半減と状態異常及び後退の無効を付与する攻防一体の能力を持つ。その他、武神状態の兼続同様に兜全体に強力な回復を与えるため、敵を仕留めきれないまま放置しておくとグングンと回復し消耗戦を強いられてしまう。特に火力面では強力無比で、防御を無視するのも相まって十分に育成した盾や拳の城娘でさえ一撃で倒されるほど。そうして近接が攻撃を受け止めることができずに壊滅、威力が半減された遠隔攻撃を後退することなく受け止めて殿に迫る…というのが主な戦法と思われる。 幸い、拳で殴るという性質上攻撃範囲が極めて狭いため、移動ルート上で攻撃範囲にかかる城娘を撤退させ、遠隔城娘や後方にいる範囲の広い近接城娘で、兼続の攻撃範囲外から攻撃を行うと安全だと思われる。  | 欠片を取り込んだ後は、後光や蓮台など愛染明王を彷彿とさせる姿から一転、2対の腕を持つ姿へと変わった。仏具の独鈷を彷彿とさせる下半身や、より荘厳さを増した蓮台など、武神の時と同じく愛染明王をモチーフとした要素を残しつつも、力を取り込む際にヒンドゥー教の神であるヴィシュヌの名を呼んでいたことや、腕の本数が同じであることから、ヴィシュヌ神がメインのモチーフとなっている可能性が高い。 得物としているのはこれまでと同じく己の拳だが、2対の腕でフックを連続で繰り出してくる。愛のフックである。天下の陪臣に関しては武神・直江兼続の項目を参照。  | 
| 遠隔 | ![]()  | 覇・羽柴秀吉 | 君臣豊楽、未来紡いでにおける羽柴秀吉の第二形態。 武神特技『覇・天下の出世頭』 敵軍ユニットの被ダメージを25%軽減 自身が受ける射程低下効果と混乱、足止め効果を無効。 更に、射程内に城娘がいるとき防御と攻撃速度が50%上昇、射程内の城娘の攻撃が25%、攻撃速度が50%低下。 特技は各種デバフの無効化と敵全体のダメージ軽減。加えて自身の攻撃範囲内に城娘が入った場合のバフとデバフがある。欠片を取り込む前に持っていたダメージ分散効果こそなくなっているものの、25%のダメージ軽減を敵全体に付与するため少しだけ敵が倒れにくくなる。加えて攻撃範囲内に城娘がいると火力と攻撃頻度が下がるだけでなく秀吉がより硬くなり攻撃の頻度も増す。まるで刀狩りをされたかの如く弱体化と強化が噛み合い、手数も火力も落ちた城娘の攻撃を硬さと軽減でものともせず、頻度の上がった攻撃で各個撃破していくというのが主な戦法だと思われる。 足止めが効かないためたどり着くまでに倒す必要があるが、特性の関係上いかに範囲内に城娘を入れずに攻撃するかが重要になる。範囲に入れないという都合上、近接よりも遠隔攻撃を行う城娘の方が対処しやすいかもしれないが、その場合は秀吉の攻撃範囲に気をつけたい。また、計略や防御無視攻撃だと範囲内での軽減や弱体化こそされるものの上がった防御を気にせず攻撃が可能となる。  | 欠片を取り込んだ後は金色の覇気を身にまとい、同じ色をした巨大な刀を周りに浮かせ、髭が伸び馬蘭が太く長くなり、絢爛さと貫禄を増した。正史通り羽柴から豊臣へと立身出世した姿と形容するに相応しい変化といえるだろう。 得物としていた蛇腹刀はなくなり、周囲に浮かばせている黄金色の刀を上空高く飛ばし雨のように降り注がせる攻撃へと変化させた。刀狩りにも言及していたので、集めた刀を用いて攻撃するイメージなのだろう。 「天下の出世頭」とはいち農民(諸説あり)から小姓、織田家の大名、そして最終的には天下統一するまでに至った秀吉のことを指す。  | 
| 飛行 | ![]()  | 愛克ク義勇ノ天騎 | 宿命、刻を越えてにおける上杉景勝と真田幸村が融合した形態。 全ての状態異常、後退、移動速度変更効果を受けない。 また、飛行形態で一定地点まで進行した後、陸上形態に変化して進行する。 飛行形態と陸上形態で、それぞれ以下の発動している特技が変わる。 【飛行形態】射程内殿側ユニットの射程が20%低下、全ての近接城娘と伏兵の与えるダメージが0.8倍。 遠隔城娘の与えるダメージが0.9倍。 【陸上形態】自身の受ける術ダメージを無効化。全ての近接城娘の与えるダメージが0.9倍。 遠隔城娘と伏兵の与えるダメージが0.8倍。 真田幸村と上杉景勝それぞれを倒すことで出てくる珠が融合することで誕生した、まさかの融合兜。翼の生えた人馬ということで、登場当初は飛行し、後に地上に降りて進行を始める。槍から繰り出すかまいたちのような斬撃は射程は2マスほどで、攻撃力が高いため耐久の低めな遠距離城娘では一撃で大破させられる可能性がある。また、飛行状態と地上状態では攻撃回数も変化し、地上に降りると単発だった攻撃が二連撃になる。幸村ゆかりなのか、耐久力が高く集中攻撃でも撃破に火力と手数を必要とするが、幸い移動速度と攻撃速度は遅めで、高火力を受ける場面も自然と限られるため、その間に各形態に有効な攻撃を叩き込みたい。 飛行状態と地上状態で遠近異なるダメージ軽減倍率を持っているため、その状態に合わせた城娘が率先して攻撃できる布陣を整えてしまうことだが、高火力を有した城娘を出現地点が届く範囲に固め、ダメージが通るようになった瞬間撃ち落としてしまうことで後々のリスクを大きく軽減できる。特に弓城娘の飛行特攻は飛行形態のダメージ軽減を受けてもダメージ倍率が1倍をわずかに超えるため、火力を出せそうな城娘がいれば採用を検討しても良いかもしれない。その場合、攻撃の範囲に耐久力の低い城娘を置かないことに注意したい 倒しきるような火力を持つ城娘がいない場合は、空中から飛んでくる高火力の攻撃を受けきる事に気を配りたい。配置順に気を付けて盾役の城娘に防御上昇やダメージ軽減といった計略と巨大化で凌ぎたいが、被弾役一人では火力の高さや攻撃範囲の広さで防ぎきれないあるいは他の城娘を攻撃されることもある。そのため、空蝉やトークンを使ったデコイ戦法で自分の編成に向いた形態を待ったり布陣を整えたりすることになるだろう。  | 名前は「あいよく ぎゆうのてんき」と読むと思われる。欠片を取り込んだ後は、双方の特徴を残しつつも文字通り融合した姿となった。胴や前脚は幸村の特徴が、頭部や後脚、翼や顔周辺は景勝の特徴が色濃く出た姿となった。互いの兜の特徴である幸村の「鹿角脇立」と景勝の「阿吽瑞鳥前立」も融合して一つの前立となった。実際の兜の立物でも、前立や後立と脇立の両方を備え付けたものが見られることがあり、徳川家康は釘形の後立が付いた一ノ谷形兜を所有している。 得物としている十文字槍は幸村のものをベースに景勝のブレードが付いたような見た目をしており、幸村の時に行っていた飛ぶ斬撃に景勝の風の力が乗ったかのような攻撃を飛ばしてくる。  | 
| 種別 | グラフィック | 名前 | ゲームにおいて・攻略 | 解説 | 
| 遠隔 ・ 範囲 | ![]()  | 軍神ナポレオン | 秩序の華は誰が為に咲くにおけるナポレオン・ボナパルトの第二形態。 特技の『コルシカの怪物』は、全ての状態異常、後退効果を受けず、射程内の敵軍ユニット1体につき、自身の攻撃後の隙が5%短縮する。(上限50%) また、射程内敵軍ユニットの攻撃、防御、耐久を50%上昇させる。 変化した後も特技がほぼ同じということもあり、変化前後で戦略に大きな変化はないものの、ステータスが上昇したため城娘の練度に不安がある場合は各種バフ・デバフや攻撃要員を増やすなどして盤石な体制を築きたい。城娘がしっかり育ってさえいれば労せず倒せる見込みがあるだろう。 殿に敗北後、ルーヴル宮殿に看取られて魂が消滅する。  | マナ(地脈)の結晶から作成した『大十字兜勲章』を使用することで変化し、マナの結晶を彷彿とさせるクリスタルのような物質が体のあちこちに現れた。さらに羽織るマントは紋章としている鷲の羽のようになっている。また、モデルとなった肖像画における白馬をモチーフとした下半身は、太くがっしりとしただけでなく膝部分に馬の頭部があしらわれ、より白馬モチーフというのが分かるようになった。得物はサーベルから大砲に変わり、一定時間チャージした後に高火力のエネルギー弾を発射するようになった。ナポレオンは戦略的にも大砲を有効活用したとされ、後の時代のものではあるが「ナポレオン砲」と呼ばれる大砲も存在しているため、モチーフとなった可能性がある。 特技名にある『コルシカの怪物』とは、コルシカ島を出身とするナポレオンの異名の一つであり、当時フランス国内で発刊されていた新聞でもナポレオンを指して「怪物」という表現がされている。 最後の戦場となったのは、フランスのブローニュ港。ドーバー海峡を臨み、かつてナポレオン戦争においてイギリスとの戦闘が行われた地である。両軍ともに損害も少なく戦果と呼べるものもなかった戦いなだけに、兜となった身で英仏の雌雄を決するに相応しい場である。  | 
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