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		雷山神籠石  のバックアップ(No.2)
		
		 
		
 現実の城情報  
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| 所在地 | 福岡県糸島市飯原 | 
| 現存状態 | 列石、門礎石 | 
| 城郭構造 | 古代山城(神籠石式山城) | 
伊覩県主の旧城廃墟説(クリックで表示)
もう一つ興味深いものとして、雷山神籠石を「伊覩県主の古い居城である」とする説が存在する。
提唱者は日本史学者・丸山雍成氏であるが、予め断っておくと、あくまで同氏は『海路(【特集】太宰府)』の中で、現実味を帯びてくると締めくくっているだけで、この説を最有力とみているわけではない。
見解をまとめると以下のとおりである。
「遠キ祖先ハ伊覩県主ニシテ、其居城ハ雷山中腹ニアリ、神籠石ヲ囲ラシタル筒井原ナリ(以下略)」。
伊覩県主の子孫であると称する代準介翁の自叙伝『牟田の落穂』には左記のような記述があり、筒城を古代山城と見れば貝原益軒の怡土城址説は瓦解し、その版築土塁と列石・門礎石の質から列記とした城郭であることも明らか。
よって水火雷神・神功皇后に結び付けた霊域説も崩れる。そうすれば残る説は伊覩県主の居城となる。雷山神籠石を伊覩県主の居城と主張すると同時に、霊域説・怡土城址説ともども婉曲に否定した。
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