三沢城 のバックアップ(No.3)
現実の城情報
三沢城(みざわじょう)は島根県仁多郡奥出雲町(出雲国仁多郡)にあった山城で、尼子十旗の一つとしても数えられた。鴨倉城とも呼ばれる。 続きをクリックで表示 室町期には当初守護であった山名氏、そしてそれにかわった京極氏に仕え所領の安堵を受けていたと見られるが、尼子経久が京極氏にとってかわると、三沢為国は経久と対立したが長享2年(1488年)に降伏し、尼子氏の旗下に入った。 その後の三沢氏は長州藩家老を務めるなど長州藩重臣として続いた他、長州藩を出奔した為虎の子為基は仙台藩に仕え、その子清長の娘が仙台藩第3代藩主伊達綱宗に嫁ぎ、第4代藩主綱村、宇和島藩第3代藩主宗贇の母となったことから、清長の流れは仙台藩の重臣となった。 城跡は現在でもよく保存されており中世期の大規模山城の威容を伝えている。主郭部分への登城ルートも整備されており、その途中で大手口の石垣や、本丸堀切跡などが確認できる。
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