御城プロジェクトRE 城プロRE 攻略 Wiki
[
ホーム
|
リロード
|
新規
]
サイト内検索
:
[
差分チェッカー
]
[
アップローダー
]
【楽天スーパーDEAL】毎日更新・最大50%ポイントバック!!(広告)
Tweet
Top
> 水城
水城
の編集
*コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,)
#include(城娘項目,notitle); #include(城娘ステータス注釈,notitle) |CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c |>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''水城(みずき)''| |&attachref(./水城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/水城.png,nolink);|図鑑No.|877| |~|>|~|レア|6| |~|>|~|城属性|&ref(画像置場/平.png,nolink);| |~|>|~|令制国|筑前| |~|>|~|武器属性|[[盾]]| |~|>|~|最大レベル|115| |~|実装日|>|>|2024年12月17日| |~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''| |~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化5回/&color(Red){最大値};''| |~|消費気|12|消費気((基本消費気を含みます))|| |~|耐久|2905/&color(Red){_};|耐久|6100/&color(Red){_};| |~|攻撃|76/&color(Red){_};|攻撃|144/&color(Red){_};| |~|防御|212/&color(Red){_};|防御|445/&color(Red){_};| |~|射程|90/&color(Red){_};|射程|162/&color(Red){_};| |~|回復|10/&color(Red){_};|回復|16/&color(Red){_};| // |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 筑紫の大堤|>|>|>|自身の足止め数に応じて、防御と耐久が上昇&br;(最大1.7倍)。全ての[大宰府と古代山城]が受ける&br;1500以下のダメージを無効化| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 筑紫の大水濠|>|>|>|自身の足止めが2増加、自身の足止め数に応じて防御&br;と耐久が上昇(最大2倍)。全ての[大宰府と古代山城]が&br;受ける1800以下のダメージを無効化| |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''| //|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:[無印] / ''○○(複数の計略を切り替えて使用可能)''| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 防人の水盾&br;(使用まで40秒:消費気7)|>|>|>|20秒間範囲内の城娘の被ダメージを70%軽減、撤退&br;大破時まで永続で足止め数が2増加。[大宰府と古代山城]は&br;10秒間耐久が0にならない(範囲:特大)| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 防人の水盾&br;(使用まで40秒:消費気7)|>|>|>|~| // |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''| |>|>|>|>|大宰府古代山城の一角、私、水城は、&br;四城の中で一番最初に造られました。&br;&br;白村江の敗戦の翌年には完成していたので、&br;当時の大和朝廷が、いかに外海からの侵攻を&br;警戒していたかが伺えますね。&br;&br;そんな私の密かな自慢は、&br;城主があの天智天皇であること、そして、&br;日本書紀にも名が記された、&br;「記録に残る城の中では最古」であること、&br;なんですの。| |BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c |''[[霊珠購入特典>霊珠・物資購入・霊力回復#o4bc1e84]]''|2024/12/17のメンテナンス後に100DMMpt以上の商品の初回購入時でプレゼント| //#style(class=submenuheader){{ //-''[[城娘改築]]'' //}} //#style(class=submenu){{ // //}} //#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=open,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7_8|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{ //|>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c //| | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h //|~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h //|>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c //|>|無印|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};| //|>|改壱|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};| //}} #style(class=submenuheader){{ -''ステータス一覧(クリックで展開)'' }} #style(class=submenu){{ #include(水城/ステータス,notitle) }} #br *ゲーム上の性能・評価 [#evaluation] &uploader(4919c75476d237e8f763f19e87e6758d4a233568_scre_18826,40%); //-概要 //城娘の運用方法などを記載 //戦での配置場所や扱い方、運用相性の良い城娘、計略など //-特技 //-計略 //[設置用計略テンプレート] //|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):|c //|>|>|>|>|>|>|CENTER:''[伏兵名]''| //|~Lv|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~特技| //|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fcc):RIGHT:|BGCOLOR(#fcc):|c //|1|||||0|[特技名]&br;[特技説明]| //|50|||||0|~| //-性能の変遷 //バランス調整がされた際に箇条書きで記載してください。 //--2024/00/00 特技の効果を修正 *キャラクターボイス [#voice] CV担当:[[佳村はるか>https://x.com/ShiroPro_STAFF/status/1868915521611284932]] #region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{ ※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。 |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |入手|入手|誰が読んだか大宰府親衛隊。&br; 私が『みっきー』こと水城ですの。&br; 大宰府様と同じく、お殿様のことも、&br; 私たちが『ガチで』お守りいたしますよ。| |所領|所領1|私は特に、海からの敵に備えて造られた防御施設なのですが、そのきっかけは、百済に味方した白村江の戦いでの、大敗が理由なんですの……&br;『つらたん』。| |~|所領2|大宰府様の魅力を、一言で表すのは難しいですの。でも……&br; そうですね。大宰府様のお言葉を借りるならば、『チョーイケテル』って感じでしょうか。| |~|所領3|親衛隊では一番最初に築かれたので、一応私が長女的立場なんですの。&br; でも、大野城ちゃん、基肄城ちゃん、鞠智城ちゃんは、妹というより大切な仲間なんですの。| |~|変身|変身、なう!| |~|変身解除|これが最先端の防御壁です。お殿様も、枕を高くして眠れますよ。| |~|ダメージ1|うっ!こぼれ、ちゃいました。| |~|ダメージ2|大宰府様、逃げて……。| |出陣|出陣|大宰府親衛隊の、最終兵器!この水城の防衛力を、甘く見ないでほしいですの。| |~|委任出撃|二十四時間、働けますの。| |~|編成1|私が出ずして、誰が出ましょう。| |~|編成2|次の出陣は、『とりま』私で。| |合戦|つままれ|水は、こぼさないように、ですの。| |~|配置|ここは通しませんよ。| |~|選択|『アリよりの、アリ』ですの。| |~|巨大化|ごくごく、ふぅ。水分補給は、大事ですの。| |~|特技発動|ここから攻めに転じますの。| |~|計略発動|さらに守りを固めます。| |~|大破|『チョベリバ』ですの……。| |~|勝利|完全勝利で、『メシウマ』ですね。お殿様。| |~|敗北1|『ぴえん超えて、ぱおん』です……うぅ。| |~|敗北2|もっと強固な城壁を、一から作り直しますの。| |その他|合成|気分はかなり、『あげぽよ』ですね。| |~|放置|お殿様?何を、されているのですか?あぁ、なるほど。大宰府様を見習って、流行り言葉を学んでらっしゃるのですね。| |~|おかえり|あぁ、お戻りですか?お殿様。今ちょうど、大宰府様がいらっしゃったところなんですの。| |~|ありがとう|ありがたや~。| |~|出陣画面(図鑑未登録)|防御こそ最大の攻撃です。| }} #region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{ |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |イベント1|長女は鞠智城なのでは……?|うっぐ……そ、その可能性は『微レ存』ですの……。&br; 確かに、鞠智城ちゃんは年齢不詳なところがあるんですが、&br; まさかお殿様が、それをご存知だったなんて……。&br; いや、誰が長女でも、私の堅牢さは揺るがないですの。| |~|BGCOLOR(#fbd):頼りにしている。|はい。大宰府様はもちろんのこと、お殿様の御身も、&br; 私たちが全身全霊をもって必ずお守りいたします。&br; 大宰府親衛隊が味方の時点で、お殿様は『勝ち確』ですの。&br; ああ。これは勝ちが確定してるっていう意味ですの。| |イベント2|きっと、もう、手遅れなんだ……。|えええ縁起でもないこと言わないでください、お殿様っ!&br; 大宰府様に限って、手遅れ、なんてことは、なんてことはっ!&br; あっ、あっ、あるわけ、わけ、がっ、なっ、な、ないっ……。&br; うわああああんっ! 大宰府様ああああああぁっ!!| |~|BGCOLOR(#fbd):厠じゃないのか?|そんな基本的なこと、私が確認していないとでも!?&br; いえまぁ、確かに、入れ違いになってる可能性はあるので、&br; 『ワンチャン』厠にいるのかもしてませんが……。&br; だからといって、安心なんてできないですの!| |イベント3|BGCOLOR(#fbd):大宰府優先で構わない。|そうですね。お殿様なら、きっとそう言うと思いましたの。&br; でも、お殿様は変わってますの。本来、守られるべき立場の&br; お方なのに、そうやって、自分を犠牲に城娘を守ろうとする……。&br; ふふっ。それがお殿様の、みんなに慕われる理由なんですね。| |~|俺を!俺を助けてくれ!|……仮の話とはいえ、なかなかみっともない物言いですの。&br; 正直、少々幻滅しましたが……聞かなかったことにしましょう。&br; 本来ならば、お殿様の命は城娘より尊いものですし、&br; お殿様が命を惜しんでも、別に誰も責めませんよ。| }} //正解色 BGCOLOR(#fbd): #endregion #endregion *画像 [#image] イラストレーター: |&uploader(39a80ef31e58e6ca8eb23458d4c457f1928d88be_scre_18858,51%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) |&uploader(3974394d1bbfa1693d44f17027c6c9e7d73eec75_scre_18865,50%);|&uploader(a6505c70046f86b9428ba565d57d8ece9e979ac5_scre_18866,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) 大破、特技画像 |&uploader(80e5382c3336f7c9863c1beabcd5328bff0805c8_scre_18867,50%);|&uploader(b26c4f61653fc9ae2f4076c696a98e28421d659e_scre_18868,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| #endregion #endregion //***改壱 [#c7df6455] //#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) //|&uploader(3974394d1bbfa1693d44f17027c6c9e7d73eec75_scre_18865,50%);|&attachref(,50%);| //|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| //#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) //大破、特技画像 //|&attachref(,50%);|&attachref(,50%);| //|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| //#endregion //#endregion *城娘の元ネタ情報 [#note] //※※※注意事項※※※ //元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。 //中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。 【デザイン】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ //次の6行を使って折りたたんでください。 //#style(class=submenuheader){{ //&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)}; //}} //#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ //(本文を入力してください) //}} }}} 【特技・計略】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ //次の6行を使って折りたたんでください。 //#style(class=submenuheader){{ //&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)}; //}} //#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ //(本文を入力してください) //}} }}} 【セリフ】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ //次の6行を使って折りたたんでください。 //#style(class=submenuheader){{ //&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)}; //}} //#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ //(本文を入力してください) //}} }}} *現実の城情報 [#information] //編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです) 水城(みずき)は[[大野城]]に先駆け平野部に築かれた古代の城(防塁)であり、『日本書紀』では「(前略)筑紫に大堤を築きて水を貯えしむ。名を水城と日う」と天智天皇3年(664年)に記録されている。 近世までは御笠川を堰き止め水を貯める堤と認識されていたが、昭和に入り、竹内栄喜が[[大宰府]]防衛の施設であることを強く主張し、そのための外濠があると推測した。 加えて長沼賢海は東門地区の木樋((水を絶えず供給する導水管))の調査から貯水説を否定した。(出典:「水城の大樋の調査」『福岡縣史蹟名勝天然紀念物調査報告書』7 ) 上記二名の主張は昭和51年(1976年)の水城発掘調査によって証明されることとなる。たしかに竹内氏が主張するように水城には土塁際に外濠が巡らされていたのだ。 通常、水城ほどの大規模な防衛線を築こうとした場合、当時の技術では2年の歳月が必要とされていた。にも拘らず約1年で築城されているため、一説では日本の築城技術を誇示する目的もあったとされている。 #br #style(class=submenuheader){{{ &color(White,Maroon){続きをクリックで表示}; }}} #style(class=submenu){{{ 大宰府防衛の城は大野城をはじめいくつも存在するが、水城はその中でも群を抜く防衛能力を持っていた。福岡平野が最も狭まる付近に、およそ1.2キロメートルにおよぶ長大な土塁が水城の規模である。 大野城と双肩をなす存在として併記されることが多いため、古代山城と勘違いされるが厳密には「山城」ではなく平城である。四王寺山と下大利の丘陵とを結ぶいわゆる「遮断城」であった。 軟弱な地盤であるがため、「敷粗朶工法(しきそだこうほう)」((枝葉を含ませ基礎の強度を高める工法。発掘調査によって土中に敷粗朶と呼ばれる大量の枝葉が確認できたため、この工法を用いたと考えられる))と呼ばれる工法で土塁の基礎強化を図った。そのうえで土を何層にも突き固める「版築工法」で強固な土塁を形成している。 他の古代山城とは違い平野を遮る土塁と、その前面に水を蓄えた外濠を併せ持つ巨大な城壁であること、さらには導水施設を備え、堤体構造物という面をもった特異さも窺える稀有な城である。 水城はその堆い土塁と深い濠によって敵軍の進入を遮断することが目的であった。敵が進軍を試みる際、13メートルに及ぶ土塁よりも、まず深さ4メートル、奥行き60メートルの濠を越えなければならない。 濠の水は木樋をとおして常に水が蓄えられているが故に干上がることはなかった。 また、水城の周囲に「小水城」と呼ばれるいくつかの小さな土塁が存在し、西の守りを固めている。大土居小水城、天神山小水城、上大利小水城の三つがそれにあたり、規格は小さくとも築城方法は水城と差分ない。 一過性の防衛施設と捉えられる見方もあるが、築城以来まったく改築されなかったわけではなく、むしろ水城西門の発掘調査では大きく分けて3期の変遷が存在した。 1期では堀立柱式の門で壁面が石垣に覆われている。2期では8世紀前半の瓦葺きの礎石式、八脚門が想定され、律令制成立の整備と考えられた。3期は8世紀後半から9世紀で、門を中心とし、石垣や土塁が改修され楼門風の建物が想定される。 }}} |BGCOLOR(#ddd):100|250|c |所在地|福岡県大野城市下大利3丁目7−25| |現存状態|土塁、門礎石、外濠ほか| |城郭構造|土塁城壁(遮断城)| #br #style(class=submenuheader){{{ &color(White,Maroon){濠による鉄壁の守り(続きをクリックで表示)}; }}} #style(class=submenu){{{ **濠による鉄壁の守り [#q7120de3] 水城の利便性は非常に素晴らしく、後年では新羅に進攻しようとした大和朝廷の重臣で日本最初の軍師と名高い吉備真備が修築してこれを用い、新羅侵攻の最前線とする計画であった。 ただ、結果侵攻は頓挫して使用されることはなかったのだが、元寇の時代にその効力を遺憾なく発揮していることは付け加えておきたい。 }}} *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,)