石城山神籠石 のバックアップの現在との差分(No.1)

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石城山神籠石(いわきさんこうごいし)は周南丘陵南部の独立した残丘である石城山に築かれた神籠石式山城である。城壁は鉢巻状に張り巡らされている。
西水門の石塁は段々状に整備され、北門石塁には水門が設けられている。現在、東門の石垣は復元されている。別の場所では版築土塁が発見された。
石城山神籠石(いわきさんこうごいし)は周南丘陵南部の独立した残丘である石城山に築かれた神籠石式山城である。鉢巻状に列石群があり、城壁として張り巡らされている。
現存が確認できる東水門、北水門、西水門には石塁があり、西水門の石塁は段々状に配されている。また、西水門だけは排水口が発見されていない。
東水門の石垣の一部は集中豪雨による被害のせいで崩壊したが、2004年の保存修理工事によってその復元を完了した(2008年完了)。

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各所にある石塁は綺麗な方形の石が横一列になるように積まれており、その姿はまるで煉瓦を積んだようにも見える。当時としては高度な技術で石塁が築かれている事を十分に窺い知れる。
さらに、北門では瀬戸内型の神籠石式山城の特徴である沓石(くついし)が見つかった。沓石とは「コ」の字にくり抜かれた石を指す。
また、石城山神籠石は戦前に国指定史跡として認定された遺構で、当遺構を所有する光市で第一回ならびに第二回神籠石サミットが開かれた。
さらに、北水門では瀬戸内型の神籠石式山城の特徴である沓石(くついし)が見つかった。沓石とは「コ」の字にくり抜かれた石を指し、概ね門礎石と考えられる。
九州型の神籠石とはその加工方法が違う。また、列石群の石積みにも性格が現れる。九州型は石を剥き出しで積みあげるのに対し、瀬戸内型は露出せず土塁で覆う特徴がある。
築城方法の差異においては顕著であり、伝来の段階で技術が研磨されたのか、同じように見えて実は同時代にたまたま築城の必要を駆られただけなのか、現在のところ不明である。
なお、石城山神籠石は戦前に国指定史跡として認定された遺構で、当遺構を所有する光市で第一回ならびに第二回神籠石サミットが開かれた。
国指定史跡の登録名から「神籠石」の冠が外れてからは「古代山城サミット」と名前を変更している。
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|所在地|山口県光市石城山|
|現存状態|列石土塁、石塁、各水門、北門、東門(復元)|
|現存状態|版築土塁、列石土塁、門礎石、西水門、北水門、東水門(復元)|
|城郭構造|古代山城(神籠石式山城)|

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