田中城 のバックアップ(No.2)

現実の城情報 Edit

江戸時代に幕政参加への登竜門となった、非常に珍しい円形の縄張が特徴的な城。その形が亀の甲羅のように見えることから「亀城」「亀甲城」とも呼ばれ、本丸跡に創立された西益津小学校では毎年亀城祭が行われている。
天文6年(1537年)に今川氏の命によって一色信茂が築いたのが始まりで、当時は徳之一色城と呼ばれていた。
一色氏の没落後は由比氏が城主となったが、永禄3年(1560年)の桶狭間の戦いで由比正信が討死し、長谷川正長が入った。この正長の次男である宣次の8代目の子孫が、池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』で有名な火付盗賊改の長谷川平蔵宣以である。
永禄13年(1570年)に武田信玄が駿河に侵攻すると正長は城を捨て、信玄はこの城を遠江攻略の拠点として改修した。
改修は馬場信房が担当し、円形の本丸を中心に同心円状に三重の堀を巡らし、武田流築城術の特徴でもある丸馬出も設け、田中城と改称した。


所在地静岡県藤枝市西益津
現存状態堀、石垣など
城郭構造輪郭式平城

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