平成10年(1997年)に調査を開始し、平成17年(2004年)に国指定史跡となった豊前の神籠石式山城である。 城の全周は1.7キロメートルに及び、丘陵上に列石と土塁を確認している。この列石には九州型神籠石式山城の特徴である「切石前面上部鍵型加工(L字型の切り込み)」が施されていた。 同じ豊前の神籠石である御所ヶ谷神籠石とは違い、一重の列石しか確認できておらず、北部九州特有の大規模な石垣が発見されていない。そのためその他の神籠石とは様相を異とする側面がある。
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