勢福寺城 のバックアップ(No.1)

現実の城情報 Edit

勢福寺城(せいふくじじょう)は鎌倉期から続く名族少弐氏最期の地となった城である。
佐賀平野東部の北縁にあたる標高196mの城山に築かれた山城で、麓まで含め整備された巨大な中世城郭であった。
最初は南北朝期に北朝方の初代九州探題一色範氏の子で後の2代目九州探題である一色直氏が築城したとされ、本州から移ってきた九州探題一色氏が当地を拠点として南朝方の主力である菊池氏に対峙しようとしたものと考えられている。
しかし、一色氏は拠点となる北九州の大身である少弐氏との対立や観応の擾乱による混乱の中で勢力を失い当地を去り、勢福寺城も一旦表舞台から姿を消した。


所在地佐賀県神埼市神崎町城原
現存状態土塁、堀切、井戸、石積等
城郭構造山城


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