延元元年(1336年)に北畠親房が築き、天正3年(1575年)に織田信長の次男・信雄が大改築した城。 このとき、石垣と天守も築いたとされるが、これが事実であれば天正4年(1576年)から築城開始した安土城よりも早く天守を構えていたことになる。今後の研究が待たれる。 佐賀大学の宮武正登氏は「中世の城から近世の城へ大きく転換する画期となる城」「信長が信雄に天守の試作品を造らせていたのかも」と評価している。 奈良大学の千田嘉博氏も「きちんと発掘調査をすれば『日本最古の天守』が発見される可能性もあります」と期待している。
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