陸奥小浜城 のバックアップ(No.3)
現実の城情報
陸奥小浜城は陸奥国塩松地方において下克上と大勢力の間での紆余曲折を経た国人大内氏の居城であった平山城である。 続きをクリックで表示 大内氏は塩松石橋氏の重臣であったが、塩松氏が伊達氏や蘆名氏、田村氏と行った周辺勢力の中で勢力を失うと、天文19(1550)年大内義綱は主君塩松尚義をその居城塩松城に幽閉、実権を奪った。 蘆名家を頼った定綱であるが、その後蘆名氏では佐竹氏から義広が養子として入り、結果蘆名家中で宿老と佐竹氏から入った家臣団が対立するなど家中が不穏になり、外様である彼の立場はまたもや微妙なものとなった。 現在の小浜城の跡地は本丸跡に蒲生時代とされる石垣と大内氏の子孫により建てられた碑がある他、発掘調査では7棟の建築物の跡が見つかっている。
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