船岡城(ふなおかじょう)は宮城県柴田郡柴田町(陸奥国柴田郡)にあった城。 白石川南岸の四保山(標高136m)に築かれた山城で1200年前後に芝田次郎が築城したのが最初とされている。 室町期には伊達氏勢力圏下の一城となり、江戸期にも奥州街道や白石川の水運などをおさえる要所であることから船岡要害として存続した。 特に大きな戦等の舞台になったわけではないものの、江戸時代における仙台藩の御家騒動「伊達騒動」における中心人物の一人原田宗輔(原田甲斐)が居住していたことから、 戦後、山本周五郎の歴史小説「樅ノ木は残った」、そしてそれを元とした大河ドラマによって広く知られることとなった。
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城跡一帯は現在船岡城址公園として整備されているが、城としての遺構は特に残されていない。 城址公園を含めた柴田町船岡一帯は宮城県内でも有数の桜の名所となっている他、 小説のタイトルの由来となった樅ノ木が現在も公園内に存在している。
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