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金沢柵 のバックアップ(No.1)
現実の城情報
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| 所在地 | 秋田県横手市金沢中野 |
| 現存状態 | 堀、土塁など |
| 城郭構造 | 山城 |
城郭構造(クリックで表示)
清原氏時代の金沢柵は、陣館遺跡は金沢柵内の寺院跡であると想定され、金沢城に柵の本体があると考えられるが詳細は不明で、今後の発掘調査が待たれる。
金沢城は本丸、二の丸、北の丸、西の丸(安本館)からなる多郭構造の山城で、曲輪間の比高差が大きく、土塁や多重堀切、竪堀などが非常に発達している戦国時代の山城の姿を残している。
そのなかでも北側に位置する本丸、二の丸、北の丸は自然地形が大きく改変されており、北側に向けた防御の強化を図っていたことがわかる。一方で西の丸は自然地形を利用した土塁や堀となっており、早急な防御が必要なかったため古い形態が残っているものと考えられる。
北側でも本丸東尾根や二の丸北西尾根には粗野な造りの曲輪や散発的な堀切があり、本丸南東尾根には内部に竪穴建物跡と思われる窪みがあり、その外側は空堀が囲んでいるのみで、城内でも最も古い時代のものと考えられる。
陣館遺跡付近、金沢城西麓に広がる段状地形も古い時代の様相を示しており、金沢城における金沢柵はこれらの古い時代の場所の発掘調査によって明らかになると期待されている。
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