信濃最大の湖である諏訪湖に臨む城で、松江城・膳所城とともに日本三大湖城に数えられる。 室町時代の「御渡注進状」に「桑原浜浮嶋」と記される島に、文禄元年(1591年)に日根野高吉が築城を開始した。 諏訪湖と湖に流れ込む河川を天然の水堀とした諏訪高島城は慶長3年(1598年)に完成し、「諏訪の浮城」と呼ばれた。 慶長6年(1601年)に日根野氏が転封されると、かつてこの地を治めた諏訪氏が復帰し、明治維新まで領主となった。 諏訪高島城は江戸時代に複数の絵図に描かれているが、そこから河川が運ぶ土砂によって周囲が陸地化し、築城当時の浮城の姿が失われていく様子がわかる。
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