葛山城 のバックアップ(No.1)

現実の城情報 Edit

葛山城は葛山館の北、仙年寺の北背後に聳える標高270m程の山に築かれており、大手は東の尾根先にある。仙年寺には葛山氏代々の墓所が残っている。

主郭部は山頂にあり、東西両尾根を二重堀切で遮断している。山頂の主郭、それをコの字に囲むように二郭がある。主郭と二郭はともに北側に土塁を設けており、その下方の側面には短い連続竪堀がある。二郭は西に虎口があり、二郭の南下を横堀状になった通路が東尾根から続いており、大手道であったようである。

主郭部から東へ伸びた尾根は自然地形に近いが、東曲輪、大手曲輪とされる緩傾斜の地形があり、そこから南の仙年寺方面に伸びた尾根の先端に、北側を浅い堀切状の溝で遮断した曲輪がある。

主郭部から南の山腹に二条の大きな竪堀が伸びており、東側の竪堀は整備されていて見やすくなっている。


所在地静岡県裾野市葛山
現存状態曲輪、土塁、堀切、竪堀
城郭構造山城


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