佐和山城 のバックアップソース(No.17)
#include(城娘項目,notitle); #include(城娘ステータス注釈,notitle) |CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c |>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''佐和山城(さわやまじょう)''| |&attachref(./佐和山城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/佐和山城.png,nolink);|図鑑No.|052| |~|>|~|レア|6| |~|>|~|城属性|&ref(画像置場/山.png,nolink);| |~|>|~|令制国|近江| |~|>|~|武器属性|[[槍]]| |~|>|~|最大レベル|115| |~|実装日|>|>|旧城プロ| |~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''| |~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化5回/&color(Red){最大値};''| |~|消費気|7|消費気((基本消費気を含みます))|80| |~|耐久|1364/&color(Red){2647};|耐久|2728/&color(Red){5294};| |~|攻撃|62/&color(Red){251};|攻撃|111/&color(Red){451};| |~|防御|52/&color(Red){212};|防御|104/&color(Red){424};| |~|射程|200/&color(Red){200};|射程|360/&color(Red){360};| |~|回復|10/&color(Red){33};|回復|15/&color(Red){33};| // |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 足止め・参|>|>|>|足止め数が5増加| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 名物 石田正宗|>|>|>|自身の攻撃と防御が50上昇&br;足止め数が5増加| |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 大一大万大吉&br;(使用まで60秒:消費気7:&color(Blue){青};配置)|>|>|>|攻撃をしない伏兵を配置&br;伏兵の射程(&color(Red){400};)内の城娘の防御が30%上昇&br;波終了で消滅| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 大一大万大吉&br;(使用まで60秒:消費気7:&color(Blue){青};配置)|>|>|>|~| // |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''| |>|>|>|>|近江の山城、佐和山城だ……&br;飾り気がなくてがっかりしたか?&br;「娘らしく御洒落をたのしめ」&br;……とはよく言われるが、&br;身なりを飾ることなど私には無意味。&br;&br;はあ?わ、わたしが大坂城殿のファンだと??&br;た、ただ恩義に報いたいだけだ。&br;だ、誰が貴殿にそのような話をしたのだ?&br;いえ、さあ!| |BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c |''[[築城]]''|04:00:00| #style(class=submenuheader){{ -''[[城娘改築]]'' }} #style(class=submenu){{ }} #table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=open,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{ |>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c | | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h |~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h |>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c |>|無印|6|5|7|73|@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|1364/&color(Red){2647};|62/&color(Red){251};|52/&color(Red){212};|200/&color(Red){200};|10/&color(Red){33};|2728/&color(Red){5294};|111/&color(Red){451};|104/&color(Red){424};|320/&color(Red){320};|10/&color(Red){33};| |>|改壱|7|5|6|64|@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|1445/&color(Red){2855};|65/&color(Red){269};|54/&color(Red){227};|200/&color(Red){200};|10/&color(Red){34};|2890/&color(Red){5710};|117/&color(Red){484};|108/&color(Red){454};|320/&color(Red){320};|10/&color(Red){34};| }} #style(class=submenuheader){{ -''ステータス一覧(クリックで展開)'' }} #style(class=submenu){{ #include(佐和山城/ステータス,notitle) }} //-''[[城娘改築]]'' //#table_edit2(,table_mod=open){{ //||~レア|~&size(10){消費気};|~&size(10){巨大&br;化数};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h //|~|~|~|~|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|h //|BGCOLOR(#ddd):CENTER:50|>|>|CENTER:30|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(10):60|c //|無印|6|7|5|1353/&color(Red){2374};|62/&color(Red){209};|52/&color(Red){174};|200|10/&color(Red){28};|2706/&color(Red){4748};|111/&color(Red){376};|104/&color(Red){348};|300|10/&color(Red){28};| //|改壱|7|6|5|1433/&color(Red){2623};|64/&color(Red){234};|54/&color(Red){196};|200|10/&color(Red){30};|2866/&color(Red){5246};|115/&color(Red){421};|108/&color(Red){392};|300|10/&color(Red){30};| //}} #br *ゲーム上の性能・評価 [#evaluation] -概要 槍の中では、高レアゆえの巨大化数の多さと自身の計略により生存能力は高い方。 しかしそれでも大型の敵のラッシュを乗り切るにはやや心許ないため過信は禁物である。 特技は足止めであり、同系統の特技の中では最大の5体同時の足止めが可能。 とはいえ、槍の防御、耐久を考えると、ボスを相手取るには盾や[[フランケンシュタイン城]]などの防御の高い足止め持ちを用いる方が良い。 他の属性かつ武器種である[[萩城]]や[[亀居城]]の計略で足止めを付与するのも良いだろう。 5体という同時足止め数は、高速で移動する敵をまとめて受け止めたり、武器種の特性である「直線範囲攻撃」の性質を活かした火力補助・増強で活かせる。 特に移動速度の速い敵は多数が同時に現れる傾向が強く、それらを一気に足止めできるのは他にはない利点である。 槍の射程の広さも武器のひとつであり、蔵の付近に陣取り近寄ってくる小型の敵を片付けながら、大型の敵に横槍を入れていく、という使い方もできる。 また、足止め数を4減らすデバフを持つ牛鬼を単独で足止めできる希少な効果でもある。 -計略「大一大万大吉」 伏兵の射程内の城娘の防御を30%上昇させる効果を持つトークン計略。 遠隔トークンなため青マスにしか置けないのが欠点だが、射程が400と広いため置く場所に困る機会は少ない。 特技でもあまりない数値を持つため、佐和山城だけでは難しいボス格の敵の足止めもこなせるようになる。 地形は異なるが、[[大坂城]]とは特技、計略ともに相性が良く、攻勢を完全にシャットアウトすることも難しいことではない。 欠点と言えば山属性には自前で防御をあげるキャラが多く、それらの特技が無駄になること。山属性一致編成では要注意である。 また、トークン本体は脆いので、長射程の攻撃を持つ相手に対しては潰されやすいのも厳しい。 -改壱 ☆6で2番目に改壱(☆7)が実装。ステータスの微強化に加え基本コストが-1され、専用特技「名物 石田正宗」を得る。 特技の追加効果は攻撃・防御が共に固定値で50増強で、割合バフの恩恵に乏しい槍的に嬉しい効果。 割合バフと競合しないことも相まって、能力面で高レア帯の平・平山の刀に並ぶ唯一の槍となった。 特技が発動するまでは、槍の傾向である攻防の低さが目立つため、巨大化回復で粘るくらいならさっさと発動させる方が吉。 最終的に他のバフやデバフで固めればコストも相まって盤石な足止め役を一つ見繕うことができるのが最大の長所。 特に自計略「大一大万大吉」の射程内にいれば、近接全体でもトップクラスの防御を得られる。 大将兜も足止めで完封することも夢ではなく、足止めの際は積極的に狙ってみるといいだろう。 -性能の変遷 //バランス調整がされた際に箇条書きで記載してください。 --2018年01月16日:ステータスの上方修正 --2018年09月04日:旗印のパラメータを上方修正。 *キャラクターボイス [#voice] CV担当:[[松田利冴>https://twitter.com/ReSAEnter]] #region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{ ※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。 |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |入手|入手|近江の地では、軍規違反をした者は決して逃がさぬ。&br;この佐和山城が、常に目を光らせておるからな。| |所領|所領1|見た目は質素だが、こう見えても私は堅固と名高い。戦いの折には安心して任せてほしい。| |~|所領2|殿は大坂城殿ただひとりだけだ。ゆえに貴殿を殿と呼ぶ訳にはいかぬ、許せ。| |~|所領3|皆のため、規則に従い判断を下すのみ! しかし……私はどうも皆に好かれていないみたいだ。なぜだろうか……?| |~|変身|近江の山城、変身する!| |~|変身解除|佐和山城、戻ったぞ。| |出陣|出陣|この命果てるまで……私がお守りする!| |~|委任出撃|任務か。卑怯な手でなければ、従おう。| |~|編成1|大恩ある大坂城殿の為、命を賭して戦おう。| |~|編成2|軍規を乱す者は、断固として許さぬ!| |合戦|つままれ|あわぅ。| |~|配置|一番手柄には、石高の半分をやろう。| |~|選択|助けにきた! 持ちこたえるのだ!| |~|巨大化|我々には大義がある!| |~|特技発動|この旗印にかけて、私は負けぬ!| |~|計略発動|大一大万大吉!| |~|大破|もはや戦えぬ……退くしかあるまい。| |~|勝利|報酬は皆で分け合うぞ。私には不要だ。| |その他|合成|時に、彦根城とは何者であるか?| |~|放置|たまには、その……私の働きも、見て欲しいのだが……。| |~|おかえり|戻ったか。こちらは変わり無い、安心しろ。| |~|ありがとう|感謝いたす。| |~|出陣画面(図鑑未登録)|忍城などに後れを取る事は、断じて許さぬぞ!| }} #region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{ |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |イベント1|退屈で眠くなったぞ。|私としたことが……失礼いたした。| |~|BGCOLOR(#fbd):おもしろい話だったぞ。|そうか。ならばよかった。| |イベント2|BGCOLOR(#fbd):自分を貫くのはいいことだ。|貴殿は私の理解者だな。| |~|生真面目すぎると敬遠されるぞ。|そのような相手はこちらから願い下げだ!| |イベント3|佐和山城なんて誰も知らない。|私がこれまで話してきたのは何だったのだ……。| |~|BGCOLOR(#fbd):佐和山城の名は不滅だ。|ならば報われるというものだ。| }} #endregion #endregion *画像 [#image] イラストレーター:[[典樹>https://twitter.com/draw4401]] |&ref(佐和山城/佐和山城 入手.jpg,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) |&attachref(./佐和山城 御城2.png,50%);|&attachref(./佐和山城 城娘.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) 大破、特技画像 |&attachref(./佐和山城 半壊.png,50%);|&attachref(./佐和山城 必殺技.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| #endregion #endregion ***改壱 [#b3124497] #region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) |&ref(./佐和山城 御城2.png,50%);|&attachref(./佐和山城改壱 城娘.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) 大破、特技画像 |&attachref(./佐和山城改壱 大破.png,50%);|&attachref(./佐和山城改壱 特技.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| #endregion #endregion *現実の城情報 [#information] //編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです) 特に石田三成の居城として知られるが、『甲子夜話』によれば、関ヶ原東軍が見た佐和山城は板張りに荒壁で驚くほど質素な城であったという。 さらに金銀の蓄えすらほとんどなかったとされ、倹約に努めた三成の実直な性格をよく顕していると言えよう。 #br 建久元年(1190年)頃、近江守護・佐々木荘地頭だった佐々木定綱の六男・佐保時綱が築いた砦が始まりとされ、山麓に館が構えられた。 戦国時代には北近江の京極氏と南近江の六角氏との境界に位置したことから、山頂付近を中心に境目の城として機能していた。 #br #style(class=submenuheader){{ &color(White,Maroon){続きをクリックで表示}; }} #style(class=submenu){{ 永禄5年(1562年)頃からは浅井家臣であった磯野員昌によって安定した拠点城郭となる。 その後浅井氏は隣国美濃国の織田信長と同盟関係となるが、浅井氏の離反により佐和山城は織田軍に包囲され、元亀2年(1571年)2月、城主の磯野員昌は降伏し佐和山城は無血開城された。 #br 信長は居城の[[岐阜城]]から京への道筋を確保するため、家臣の丹羽長秀を佐和山城に入城させた。信長は岐阜と京、天正4年(1576年)の安土築城以降は安土と岐阜の往来の際に何度も佐和山城に立ち寄っており、特に元亀4年(1573年)5月22日から約二ヶ月間、佐和山山麓の松原内湖で大船を建造するために滞在している。 その後は天正10年(1582年)の本能寺の変で明智光秀方に占拠されるまで長秀が城主となっていた。 #br 清洲会議ののちに堀秀政の城となったことで事実上羽柴秀吉政権下の城となり、天正11年(1583年)の賤ヶ岳の戦いや、翌12年の小牧・長久手の戦いでの膠着状態の際に、秀吉は佐和山城に入城して陣を置いている。 秀政は同13年に四国平定軍に加わるために出陣し、留守居役を弟の多賀秀種に命じた。このように秀政在城期間中の佐和山城は常に臨戦体制下にあったと考えられる。 また「堀秀政書状」『多賀文書』には「広間之作事」を行う記述があるように、度々の陣所利用とともに拠点城郭としての整備も行われていた。 #br 天正13年(1585年)、羽柴秀吉は織田家中の敵対勢力を排除し、近江国の半分を甥の秀次とその宿老に託した。佐和山城には秀次の宿老の一人となった堀尾吉晴が4万石で入城し、秀次の[[近江八幡城]]に対する支城の関係となった。 その際、知行地は佐和山城周辺だけでなく坂田・浅井・伊香郡の主要街道沿いに広く分布していたが、これは当時秀吉と敵対関係にあった徳川家康をはじめとする東国諸勢力に備えるためだったとされる。 堀尾吉晴の佐和山在城は天正18年(1590年)9月前半頃までとされ、関東の北条氏滅亡に伴い家康が関東へと移封され、吉晴は浜松城へと移った。 #br その後の佐和山城は周辺の蔵入地とともに秀吉の直轄となり、太閤検地が近江国でも実施された。これを受けて天正19年(1591年)4月頃に石田三成が城代・代官として任命され佐和山城に入った。 文禄4年(1595年)、豊臣秀次切腹事件を契機に三成をはじめとする豊臣家奉行衆の地位が豊臣政権内で急激に上昇し、それに伴い三成は佐和山城主になったと考えられる。 三成は近世城郭として天守を築くなど改築を行ない、これは「須藤通光書状」によると「惣構御普請」と称され、文禄5年(1596年)3月以降とされる。 改修された佐和山城は当時の三成の石高の半分2万石で召し抱えられた島左近(実名は清興)と並んで三成には過ぎたるものと評された。 ただし三成は上方の秀吉の傍で豊臣政権の運営に携わっており、佐和山城の守備と領内統治は基本的には父の正継や兄の正澄が担っていた。 #br 慶長3年(1598年)8月に秀吉が没したことで三成は後ろ盾を失い、翌年には政権中枢をおわれ佐和山城に蟄居した。この間に佐和山城の大規模な改修は不可能とされることから、佐和山城の改修は惣構御普請で完了していたと考えられる。 慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いでは佐和山城は東軍によって攻略されるが、その際に天守が存在していたことを示す文書が「結城秀康書状」『伊達文書』に見られる。 関ヶ原の戦いののち、三成の佐和山城と知行地は徳川家康の重臣井伊直政に与えられた。直政は戦傷がもとで佐和山城で死去するが、嫡男の直継が井伊家を相続し、その際に居城を佐和山から彦根山(金亀山)に移ることとなった。 慶長9年(1604年)の新城築城に伴い、佐和山城は見せしめのように徹底的に破壊されたが、多聞櫓などの建築物は[[彦根城]]に移築されている。『古城御山往昔咄聞集』によると、本丸が存在した山頂周辺は切り崩されたとされる。 松原内湖側の山麓には直政の菩提寺として清涼寺が建立され、歴代井伊家当主の墓所とともに旧城佐和山を御山として現在に伝えている。 城跡は浜松の[[龍潭寺]]五世住職・昊天宗建が建立した彦根の龍潭寺の所有地となっているが、無料で入山が許可されている。 }} |BGCOLOR(#ddd):80|300|c |所在地|滋賀県| |現存状態|土塁、堀、石垣など| |城郭構造|連郭式山城| *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,) |
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