伊賀上野城 のバックアップ差分(No.17)
#include(城娘項目,notitle); #include(城娘ステータス注釈,notitle) |CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c |>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''伊賀上野城(いがうえのじょう)''| |&ref(伊賀上野城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/伊賀上野城.png,nolink);|図鑑No.|055| |~|>|~|レア|4| |~|>|~|城属性|&ref(画像置場/平山.png,nolink);| |~|>|~|令制国|伊賀| |~|>|~|武器属性|[[刀]]| |~|>|~|最大レベル|105| |~|実装日|>|>|旧城プロ| |~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''| |~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化4回/&color(Red){最大値};''| |~|消費気|11|消費気((基本消費気を含みます))|100| |~|耐久|1742/&color(Red){3250};|耐久|3135/&color(Red){5850};| |~|攻撃|73/&color(Red){276};|攻撃|119/&color(Red){452};| |~|防御|67/&color(Red){253};|防御|112/&color(Red){425};| |~|範囲|140/&color(Red){140};|範囲|218/&color(Red){218};| |~|回復|10/&color(Red){31};|回復|10/&color(Red){31};| // |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 気還元率上昇・弐|>|>|>|自身の撤退、大破時に回復する気力が37%上昇&br;再配置までの時間が47%短縮| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 気還元率上昇・弐|>|>|>|~| |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 下忍(使用まで60秒:消費気7:&color(Red){赤};&color(Blue){青};配置|>|>|>|範囲(&color(Red){220};)内の敵の移動速度を少し(&color(Red){25%};)下げる。&br;攻撃の波(ウェーブ)終了まで有効。| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 下忍(使用まで60秒:消費気7:&color(Red){赤};&color(Blue){青};配置|>|>|>|敵1体を攻撃し、範囲(&color(Red){220};)内の敵の移動速度を25%低下させる。&br;攻撃の波(ウェーブ)終了まで有効。| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 下忍(使用まで60秒:消費気7:&color(Red){赤};&color(Blue){青};配置|>|>|>|~| // |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''| |>|>|>|>|忍者の里、伊賀に設置されたのが拙者。&br;&br;大坂城を守護するのが役目だったのだが、&br;大坂の陣に備え改築をされたことにより&br;全く逆の役目を負うことになった。&br;&br;城の高石垣は日本有数の高さを誇っている。&br;ここだけの話だが、天守が未完成ゆえ&br;……手裏剣は近距離しか届かぬのだ。| |BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c |''[[築城]]''|01:50:00| #style(class=submenuheader){{ -''[[城娘改築]]'' }} #style(class=submenu){{ }} #table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=close,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{ |>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c | | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h |~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|h |>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c |>|無印|4|4|11|89|@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|1742/&color(Red){3250};|73/&color(Red){276};|67/&color(Red){253};|140/&color(Red){140};|10/&color(Red){31};|3135/&color(Red){5850};|119/&color(Red){452};|112/&color(Red){425};|218/&color(Red){218};|10/&color(Red){31};| |>|改壱|5|4|10|83|@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|1805/&color(Red){3435};|78/&color(Red){304};|70/&color(Red){272};|140/&color(Red){140};|10/&color(Red){32};|3249/&color(Red){6183};|127/&color(Red){498};|117/&color(Red){456};|218/&color(Red){218};|10/&color(Red){32};| }} #style(class=submenuheader){{ -''ステータス一覧(クリックで展開)'' }} #style(class=submenu){{ #include(伊賀上野城/ステータス,notitle) }} //-''[[城娘改築]]'' //#table_edit2(,table_mod=open){{ //||~レア|~&size(10){消費気};|~&size(10){巨大&br;化数};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h //|~|~|~|~|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|h //|BGCOLOR(#ddd):CENTER:50|>|>|CENTER:30|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(10):60|c //|無印|4|12|4|1695/&color(Red){2851};|71/&color(Red){223};|66/&color(Red){204};|140|10/&color(Red){26};|3051/&color(Red){5131};|116/&color(Red){365};|108/&color(Red){334};|218|10/&color(Red){26};| //|改壱|5|11|4|1758/&color(Red){?};|76/&color(Red){?};|68/&color(Red){?};|140|10/&color(Red){?};|3164/&color(Red){?};|124/&color(Red){?};|111/&color(Red){?};|218|10/&color(Red){?};| //}} #br *ゲーム上の性能・評価 [#evaluation] -概要 前作ではしんがりの能力の高さから、撤退等で特に力を発揮した城娘。流石忍者である。 %%グラフィックのエロさ、しんがりが高くても捕虜にされるときはされる等から、「対魔忍」の愛称で呼ばれる。%% 忍者ゆえなのか、素直な使用感の城が多い★4の刀使いの中では飛びぬけたトリッキーな性能となっている。 特技は「撤退時の気還元率37%増加と再配置時間を47%短縮」という、俗にいう撤退・再配置強化。 度重なる気還元率上昇特技の上方修正により、再配置までのCTが従来の半分程度まで短縮され、使い勝手が増している。 ただ、ダメージが少ないほどCTも減少するので、ギリギリまで抑えさせるか、適度に撤退させるかはよく見極めたい。 敵の撃破効率を高めるため、配置変えをすることでどう敵を捌いていくか、マップを覚えて毎回きちんと考える必要がある。 計略持ちのため、必然的に再配置のコストが重めなことも注意しておきたい。 -計略「下忍」 遠近両方のマスに配置可能なトークンで、手裏剣を投げて攻撃することもできる。 付属効果は範囲内に対する敵移動速度を25%ダウンで、複数の敵の進行ルートで妨害役を果たせるだろう。 [[小田原城]]の火牛の方が高い効果(-40%)を持つ一方、こちらは配置場所を選ばない。その反面、下忍トークンはやや脆い。 また、範囲は220(札の初期範囲と同じ)と狭めで、広い箇所を覆って複数の敵の進軍を遅らせるという用法は難しい。 さらに撤退運用が基本の伊賀上野にとってCT管理も鬼門であり、扱いこなすには殿の腕前が問われるだろう。 余談だが、遠近マス配置可になったのは[[十河城]]が持つトークン「上忍」に合わせる形で上方修正が入ったためである。 しかしトークンの名称自体は「忍者」から「下忍」となった。%%性能はしっかり強化されたのに名前は格下げ感を覚える変更に…。%% -改築 計略・特技に変化はなくステータス面の向上と基本消費気が-1された。&color(Silver){一方グラフィックはニンジャス○イヤー=サンのようなメンポが付いた。}; 元々扱いが難しく、特技の都合上、計略持ちによるコスト増加が痛手となるケースもあったため、消費気-1の恩恵は有難い。 実装以来、総合的な上方修正の波に乗りまくってきたことから、無印含め個別調整以外で地味に強化され続けている城娘である。 上方修正の波に乗ったおかげで、忍者のような神出鬼没の再配置戦法も、以前に比べて大分実用的になったと言えるだろう。 -総評 気還元の特技を持つ城娘の中としては、刀なだけあってステータスのバランスはとれているほう。 気還元率アップや再配置高速化を活かすなら、撤退することが前提であり、そうなると継続的なトークン生産ができないと痛しかゆしである。 トークン設置と城撤退・再配置の効果的なタイミングを習熟することで、あらゆる意味で忍者らしい活躍をさせられるだろう。&color(Silver){上手く使いこなして、兜=サンにハイクを詠ませよう。}; それを交えずとも平山の刀としては安定した性能を誇るが、バフを考えると勿体なさは否めないので、一回は撤退・再配置を活かせる戦場で使いたいところ。 -性能の変遷 //バランス調整がされた際に箇条書きで記載してください。 --2016年06月07日:改壱実装 --2018年06月19日 ---計略の調整:名称を「下忍」に変更。赤い配置場所にも配置できるように変更。 --2018年8月28日 ---トークンのパラメータ上方修正 *キャラクターボイス [#voice] CV担当:[[今井麻夏>http://www.imenterprise.jp/data.php?id=4]] #region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{ ※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。 |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |入手|入手|伊賀上野城、見参。&br;隠密行動ならば拙者にお任せを。&br;伊賀忍術の真髄、とくとご覧あれ。| |所領|所領1|二条城様から句集が……拙者も返事の句を書かねば……ぜ、絶対に城主殿には見せられぬ。これは機密だ。| |~|所領2|忍術とは戦いだけに使うに非ず。人生の教訓として日々思念して……。殿、今日は正座で聞いているのだな。| |~|所領3|拙者の石垣は直線的でとても美しいもの。日の本でも有数の高さを誇っておる。| |~|変身|忍法……巨大化の術。| |~|変身解除|殿、戻りましたぞ。| |出陣|出陣|この命果てるまで、拙者がお守り致す。| |~|委任出撃|しからば早速任務に取り掛かる。| |~|編成1|拙者の力が必要と見た。ご命令とあらば、いつでも参じよう。| |~|編成2|敵の情報が欲しいと。拙者、偵察に向かおうか。| |合戦|つままれ|ぷら~ん、ぷら~ん。| |~|配置|伊賀衆の働き所。皆の者、ゆくぞ。| |~|選択|神速と呼ばれしこの動き……付いてこれるか?| |~|巨大化|これも任務の内。お覚悟を。| |~|特技発動|戦場では躊躇わぬ。御免。| |~|計略発動|伊賀流の真髄、受けてみよ。| |~|大破|少し……血を流しすぎたか……うっ……一生の不覚……。| |~|勝利|任務完了。これより帰還する。| |その他|合成|これは……有り難き幸せ、光栄の極み。| |~|放置|北の国を回りながら俳句の旅……良いかもしれん。| |~|おかえり|ご帰還、お待ちしておりましたぞ。| |~|ありがとう|感謝致す。| |~|出陣画面(図鑑未登録)|長年鍛えた技術を使えるは、恐悦の極み。| }} #region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{ |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):165|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |イベント1|BGCOLOR(#fbd):そんなことはない。|ご温情、痛み入ります。| |~|忍者はクビだ。|なんという非道な仕打ち……。| |イベント2|見ないわけにはいかないな。|やめてー、いやーっ!| |~|BGCOLOR(#fbd):わかった。返すよ。|か、かたじけのうございます。| |イベント3|BGCOLOR(#fbd):プライベートは尊重するよ。|親しき仲にも礼儀ありですな。| |~|よくわかったな。|ならば成敗するのみ。| }} #endregion #endregion *画像 [#image] イラストレーター: |&attachref(./osi00096.jpg,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) |&ref(伊賀上野城/伊賀上野城 御嬢.png,50%);|&ref(伊賀上野城/伊賀上野城 城娘.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) 大破、特技画像 |&ref(伊賀上野城/伊賀上野城 半壊.png,50%);|&ref(伊賀上野城/伊賀上野城 必殺技.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| #endregion #endregion ***改壱 [#wa67a193] #region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) |&ref(伊賀上野城/伊賀上野城 御嬢.png,50%);|&ref(伊賀上野城/伊賀上野城改壱 城娘.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) 大破、特技画像 |&ref(伊賀上野城/伊賀上野城改壱 大破.png,50%);|&ref(伊賀上野城/伊賀上野城改壱 特技.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| #endregion #endregion *城娘の元ネタ情報 [#note] //※※※注意事項※※※ //元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。 //中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。 【デザイン】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ //次の6行を使って折りたたんでください。 //#style(class=submenuheader){{ //&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)}; //}} //#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ //(本文を入力してください) //}} }}} 【特技・計略】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ //次の6行を使って折りたたんでください。 #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){下忍(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 歴史小説家・司馬遼太郎が創作した「上忍」「下忍」という身分制度から。 伊賀忍者の子孫・藤林保武が編纂した『万川集海』の「人の知ることなくして巧者なるを上忍とするなり」という記述からの想像とみられるが、史実上はそうした身分制度はない。 }} }}} 【セリフ】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){北の国を回りながら俳句の旅……良いかもしれん。(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 『おくのほそ道』で知られる俳人・松尾芭蕉は伊賀上野出身で、上野公園(伊賀上野城跡)には生誕300年を記念した俳聖殿が建立されている。 }} //次の6行を使って折りたたんでください。 //#style(class=submenuheader){{ //&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)}; //}} //#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ //(本文を入力してください) //}} }}} *現実の城情報 [#information] //編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです) 近世城郭としての伊賀上野城の歴史は、天正13年(1585年)に[[大和国郡山>大和郡山城]](現在の奈良県大和郡山市)から伊賀に移封された筒井定次が、天正伊賀の乱で焼け落ちた[[仁木館]]と平楽寺を上書きする形で城を築いたのが最初となる。 筒井氏時代の城郭は3層の天守を持ち、本丸の西に二ノ丸、北の山下を三の丸を配し、大手を三の丸の北谷口とした。城代屋敷の北東に筒井氏時代の天守があったと考えられている。 筒井定次は関ヶ原の戦いで東軍につき、伊賀上野藩20万石に封じられるが、のちにお家騒動(筒井騒動)を起こし改易処分になる。慶長13年(1608年)に[[宇和島城]](愛媛県宇和島市)から築城の名人として知られる藤堂高虎が伊勢・伊賀22万石に封じられ、伊賀上野城の役割も大きく変わることになる。 #br #style(class=submenuheader){{ &color(White,Maroon){続きをクリックで表示}; }} #style(class=submenu){{ 慶長13年(1608年)の転封当時、[[大坂城]]には豊臣氏がまだ健在であり徳川家康はこの時点では大坂攻めをするつもりはなかったとされるが、警戒し続けていた。 大坂城から出た兵が関東へ向かうとすると、彦根と伊賀は重要ルートの要衝であった。伊賀上野城は、近江(滋賀県)の[[彦根城]]とともに重要な役割を期待された。 実際に高虎が手掛けた壮大な高さ約30メートル石垣と深い堀は、西の大阪城を向いている。他にも天守を筒井氏時代より西に移動して5層とするなど天下に類を見ない大規模な城に改修されていく。 しかし天守は完成間近に台風で倒壊。直後の大坂の陣で豊臣が滅んだために天守は以降創建されることはなかった。 藤堂氏も伊賀から交通の便がいい[[安濃津城]](三重県津市)に本拠を移したため伊賀上野城は支城となり、藤堂家の分家が代々世襲して守り抜いた。 江戸時代は大坂の陣後に東・西大手門などが建てられたほか、城の敷地内に現在も市立中学校にその名を残す藩校の支校・崇広堂が建築された。 #br 明治に入り、廃藩置県を迎えると廃城令によって多くの建築物が取り壊されたが、昭和10年(1935年)に当時の衆議院議員川崎克が私財を投じて模擬天守を建造。 こちらは俗に「伊賀文化産業城」と呼ばれ、史的考証がなされていない模擬天守であるため本来5層である天守は3層にとどまり、従来の天守台の半分ほどの敷地しか使われていない。 かつての城郭内には伊賀市役所、三重県立上野高等学校、伊賀鉄道上野市駅らが立地しており、今も昔も伊賀上野城は伊賀地域のシンボルとして行政・教育・交通の中心地となっている。 #br ちなみに「上野城」と名がつく城は国内に複数あり、同じ三重県内でも伊賀の他に伊勢上野城(三重県津市河芸町)がある。 なお余談だが、上野動物園で知られる現在の東京都の上野は、高虎が家康から領地として与えられたために、伊賀上野の「上野」から名付けられたとされる。 また上野動物園内には藤堂高虎をはじめとする安濃津藩藤堂家の墓所が有る。 #br 城内にある伊賀流忍者博物館では忍者に関わる展示はもちろん、忍者屋敷のからくり実演や忍術ショーも行なわれており、一部忍術の体験をすることもできる。 }} |BGCOLOR(#ddd):80|300|c |所在地|三重県伊賀市上野丸之内| |現存状態|石垣、堀、武具蔵| |城郭構造|平山城| *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,) |
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