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> フランケンシュタイン城
フランケンシュタイン城
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***主人公である青年のモデルについて [#i09fbcf2] 17世紀、フランス軍の侵攻を受けて近くのオッペンハイムから夫婦が避難してきた。やがて夫婦の間にはひとりの息子が産まれる。 息子の名前はヨハン・コンラート・ディッペルといい、のちにフランケンシュタイン城に住み、錬金術師としてディッペル油や紺青を発明する人物だ。 彼は小説『フランケンシュタイン』のモデルとされている。ただこの仮説はまだ議論の余地があり、彼が完全な主人公のモデルとは言い切れないが少なからず彼女の創作過程において何らかの影響はあったと思われる。 この仮説はおそらくラドゥ・フローレスキューの「In Search of Frankenstein」(1975)の書籍に由来する。内容については以下のような理屈である。 メアリー・ウォールストンクラフト・ゴッドウィン((パーシーと結婚する前のメアリー・シェリーの本名))がパーシー・シェリーと一緒にライン川での旅行中、フランケンシュタイン城を訪れた((因みに、パーシーとメアリーは純粋な恋人関係ではなく、パーシーには妻がいたため不倫の関係にあった。不純な関係を続けるうちにシェリーの妻が入水自殺し、メアリーはシェリーとここぞとばかりに挙式をあげる。))。 ディッペルは地元でかなり悪名高い人物であったので、当然メアリーは旅行中ディッペルについていくつかの話を聞いていた可能性がある。その悪名とは手垢のついた「吸血」であった。 彼は夜な夜な人目に隠れて若い娘や幼い子供の血を吸っていたと噂されていたのだ。確かに7年間異端の容疑で投獄されていた経験があるため変な噂が流れても不思議ではない。 また、ニトログリセリンを生成しようとして失敗し、フランケンシュタイン城は廃墟となったなどという、冗談めいた話まで浮上した。これは全くの嘘で証拠や根拠はない。 ある事ない事に尾ひれはひれがついて別次元の話に誇張され、彼の実像が霞んでしまった憾みがあるが、こうした奇怪な話は物語を作るうえで格好の餌食となる。 もうひとつ、城の話が彼女の耳に入った経路としては文学サークルが考えられる。彼女は文学サークルKreis der Empfindsamenとの交流を持っており、ストラブール大学の学生と一緒に田舎を回っている間に人脈が広がったのだ。 このサークルはしばしばフランケンシュタイン城を読書の場所として利用しているため、メアリーにその城または城主の話が自然と流れてきた、という理屈であった。 #br 以上がラドゥの考察となり、多くの場合彼の定説がそのまま踏襲され人物像(主人公の青年)に反映されている。 なお、物語の創作は彼女が自ら意欲に火を点けて書き起こしたというよりも、ある夏に友人同士が集まりレマン湖畔で休暇を満喫していた折、詩人バイロン卿が「それぞれ怪談を書いてみようよ」という勧めがあってのことだった。 #br }}
#include(城娘項目,notitle); #include(城娘ステータス注釈,notitle) |CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c |>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''フランケンシュタイン城''| |&attachref(./フランケンシュタイン城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/フランケンシュタイン城.png,nolink);|図鑑No.|117| |~|>|~|レア|5| |~|>|~|城属性|&ref(画像置場/山.png,nolink);| |~|>|~|令制国|ドイツ| |~|>|~|武器属性|[[槌]]| |~|>|~|最大レベル|110| |~|実装日|>|>|旧城プロ| |~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''| |~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化4回/&color(Red){最大値};''| |~|消費気|14|消費気((基本消費気を含みます))|128| |~|耐久|2712/&color(Red){(4020)};|耐久|5098/&color(Red){(7236)};| |~|攻撃|98/&color(Red){377};|攻撃|168/&color(Red){648};| |~|防御|120/&color(Red){(336)};|防御|225/&color(Red){(604)};| |~|射程|120/&color(Red){120};|射程|196/&color(Red){196};| |~|回復|10/&color(Red){32};|回復|14/&color(Red){47};| // |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 足止め・弐|>|>|>|足止め数が4増加| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / F・コンプレックス|>|>|>|自身と自身の伏兵の攻撃と防御が50上昇&br;足止め数が4増加| |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 塔の巨人召喚&br;(使用まで60秒:消費気10:&color(Red){赤};配置)|>|>|>|敵2体を攻撃する伏兵を配置| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 塔の巨人召喚&br;(使用まで60秒:消費気10:&color(Red){赤};配置)|>|>|>|~| |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''| |>|>|>|>|フランケンシュタイン城は、&br;ドイツのフランクフルト郊外の丘に&br;築城された要塞だ。&br;今は礼拝堂と塔を残すのみと&br;なってしまったがな。&br;私の塔は私自身が生み出した怪物、&br;人造人間なんだ。&br;ん?こっちでは天守っていうのかな?&br;ときどき、私でも制御できないときが&br;あるんだ。そうなったらもうお手上げ、&br;逃げるだけだな。| |BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c |''[[築城]]''|03:40:00| |''神社''|&color(Red){''[[招城儀式]]''};(通常の招城儀式からは排出されなくなった)| //#style(class=submenuheader){{ -''[[城娘改築]]'' //}} //#style(class=submenu){{ //}} //#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=close,calc=1){{ |>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c | | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h |~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h |>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c |>|無印|5|4|14|114|128|/&color(Red){?};|98/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|120/&color(Red){120};|10/&color(Red){32};|/&color(Red){?};|168/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|196/&color(Red){196};|14/&color(Red){?};| |>|改壱|6|5|13|138|151|/&color(Red){?};|103/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|120/&color(Red){120};|10/&color(Red){33};|/&color(Red){?};|195/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|216/&color(Red){216};|16/&color(Red){?};| //}} #style(class=submenuheader){{ -''ステータス一覧(クリックで展開)'' }} #style(class=submenu){{ #include(フランケンシュタイン城/ステータス,notitle) }} &br; //|BGCOLOR(#ddd):50|50|50|50|50|50|50|50|50|50|50|c //|BGCOLOR(#555):|>|>|>|>|CENTER:初期配置|>|>|>|>|CENTER:巨大化|h //|BGCOLOR(#555):~レベル|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h //|~60|~2827|~224|~202|~90|~22|~5088|~367|~363|~126|~22| //|~65|~2895|~236|~212|~90|~23|~5211|~387|~381|~126|~23| *ゲーム上の性能・評価 [#evaluation] -概要 ☆5の山属性槌ユニット。敵を足止めする特技と、槌の特性の相性に優れた強力な城娘。 範囲攻撃による敵集団の速やかな処理が得意で、抱え落ちや敵を漏らす場面が少ないのが魅力。射程が狭い弱みもそれで補っている。 反面槌の計略持ちということで非常に高コストなため、気の増産計略や、違う属性ではあるが[[浜松城]]などに頼ろう。 盾と比較すると足止め発動までにかなり時間がかかる反面、火力と敵の処理能力ではこちらが格段に上なので、敵に応じて使い分けたい。 -特技「足止め・弐」→改築「F・コンプレックス」 足止め可能数は4と盾より多く、敵を固めて一掃することが可能。先の通り高コストながら、発動後の安定感はかなりのもの。 改築により最終的な消費気こそ増加するが、追加される「自身と自身の伏兵の攻撃と防御+50」と基本ステータス強化の恩恵が強く、迷う必要はまずない。 ただし自前の防御強化手段を持たず、最大化後は巨大化回復ができなくなるため、高火力の敵を一人で担うのは流石に厳しい。 大将兜クラスを抱えるならば、歌舞や鈴によるサポートと、大砲や槍などの支援攻撃手段を充実させたい。 -計略「塔の巨人召喚」 赤マス限定の近接トークン・塔の巨人を召喚する。攻撃は素手だがユニット性質は刀と同じ敵2体への単発攻撃。 攻守共に高性能で、蔵や遠距離ユニットを護衛するデコイ役として有用。 ただしコストが10と重く、CT60秒という長さも有るので編成が許せば範囲内消費気減少やCT短縮持ちと組ませたい。 |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):|c |>|>|>|>|>|>|CENTER:''塔の巨人''| |~Lv|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~特技| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fcc):RIGHT:|BGCOLOR(#fcc):|c |1||||140|0|-| |75|4580|454|238|~|~|~| //|||||~|~|~| -余談 2019年10月15日~10月29日開催の緊急出兵、「[[薄闇照らせし南瓜の灯]]」にて[[[ハロウィン]フランケンシュタイン城]]が実装された。 -性能の変遷 #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){性能の変遷(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu){{ --2016/11/22 [改壱]を追加 --2017/04/11 ---計略:塔の巨人召喚 伏兵の攻撃対象数を1から2に上方修正 伏兵の射程100から140に上方修正 伏兵の防御を上方修正 --2018/01/16 耐久・攻撃・防御を上方修正 --2018/08/28 ---計略:塔の巨人召喚 伏兵のステータスを上方修正 --2020/02/25 特技計略の説明テキストを調整 --2020/05/26 ---計略:塔の巨人召喚 伏兵の攻撃後の隙を短縮 --2021/12/21 ---計略:塔の巨人召喚 伏兵の耐久と攻撃を上方修正 波終了後も伏兵が残るように修正 --2023/08/22 ---[改壱]特技:F・コンプレックス 「自身の攻撃上昇効果」を「自身と自身の伏兵の攻撃と防御上昇効果」に上方修正 ---計略:塔の巨人召喚 伏兵の耐久と攻撃を上方修正 }} *キャラクターボイス [#voice] CV担当:[[中原麻衣>https://twitter.com/mai__nakahara]] #region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{ ※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。 |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |入手|入手|ふふふ……お前が新しい実験体か、&br;さぞかし……ごほん、主か。&br;Guten Tag……フランケンシュタイン城だ。| |所領|所領1|うわぁ!! 主、た、助けてくれ。兜の死体で実験をしていたら恐ろしい怪物が誕生してしまったんだ! こ、こっち来たぁ~!| |~|所領2|私はいつも孤独なのだ。みんな私の怪物を不気味に思って近寄って来ないからな……え、主は傍に居てくれるのか? 恐くないのか?| |~|所領3|神に背く行為であろうとも、自分の研究の為なら恐れない!そう!私はマッドサイエンティストなのだ!| |~|変身|生命のエリクシール、解放!| |~|変身解除|出来れば、もう外には出たくないな。| |~|ダメージ1|ふ、ふわぁあ!?触るな!| |~|ダメージ2|あ、熱い……体が燃えるように。| |出陣|出陣|神に逆らおうとも、私が守ってやろう。| |~|委任出撃|いいだろう、怪物にやらせよう。| |~|編成1|あんな無能な生物をやっつけるのに、私の力が必要とはな。| |~|編成2|戦も実験場だと思えば、ワクワクするな。| |合戦|つままれ|壊れるからゆっくり置いてくれ。| |~|配置|倒した敵は、持ち帰ってもいいのか?| |~|選択|死体コレクションに加えてやるよっ!| |~|巨大化|雷の力を見せてやろう。| |~|特技発動|万物融解液で物質と化すがいい。| |~|計略発動|錬金術の素材としてくれよう。| |~|大破|くそ、腕の接合部の調子が悪いみたいだ……すまん。| |~|勝利|よ~し、これで新しい研究素材が……いや、何でもない。| |~|敗北1|| |~|敗北2|| |その他|合成|ちゃんと縫い合わせといておくれよ。| |~|放置|主、聞いてくれ。私の怪物が「妻となる人造人間を作ってくれ」とせがんでくるんだ。誰か良い城娘でも紹介してくれないか?| |~|おかえり|うっ! ……な、なんだ主か。ノックぐらいしてくれ| |~|ありがとう|Danke schön| |~|出陣画面(図鑑未登録)|兜がどんな原理で動いているのか……見せて貰う!| }} #region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{ |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |イベント1|BGCOLOR(#fbd):面白そうだな。|ふふふ。楽しみにしていてくれ。| |~|退屈そうだな。|研究材料になりたいのか?| |イベント2|BGCOLOR(#fbd):哀れな怪物だな。|ああ。怪物自体に罪はないしな。| |~|恐ろしい怪物だな。|いや、真に恐ろしいのは男の方だ。| |イベント3|退屈だった。|それは申し訳ない……。| |~|BGCOLOR(#fbd):とても面白かった。|ならばよかった。| }} #endregion #endregion *画像 [#image] イラストレーター:[[村上ゆいち>https://twitter.com/ebitenm/status/713366308889370624]](原案:[[ケースワベ>https://twitter.com/KSUWABE]]) |&attachref(./フランケンシュタイン城_入手.jpg,70%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) |&uploader(9efe7a3f8b88ee61eaba61f15cfb5c7f346db2b6_scre_157,50%);|&uploader(26dd9214fdec61d5e0c5460de503e9e29716bb09_scre_154,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) 大破、特技画像 |&uploader(02e31879620374e64ae2f1bd4ba1f0ce8c3c3d93_scre_155,50%);|&uploader(d8199eb7ab9bf441ff81421b6a3c6294d74e6dd6_scre_156,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| #endregion #endregion ***改壱 [#b3124497] #region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) |&attachref(./フランケン改壱_御嬢.png,51%);|&uploader(71f20187889a4e1011014b42d9ac39cd95f8032c_scre_15471,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) 大破、特技画像 |&uploader(c318316a8febee24d53894bebea76bb62c892dff_scre_15473,50%);|&uploader(c13d2d43686a4d7d162088dbd0e27c78bafa6785_scre_15472,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| #endregion #endregion *城娘の元ネタ情報 [#note] //※※※注意事項※※※ //元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。 //中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。 【デザイン】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){背後の怪物の肩にある建造物(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 形状からフランケンシュタイン城に現存している二つの塔。ここから「塔の巨人」という名になっているのだろうか。 }} #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){髪色と、白衣の下の服の色(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ フランケンシュタイン城に住んでいた錬金術師ヨハン・コンラッド・ディッペル達が「紺青」を発見したことからか。 陶磁器などを彩色する顔料となり、遠い日本においても葛飾北斎や歌川広重などの絵師が使用してた。 }} }}} 【特技・計略】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){F・コンプレックス(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 「フランケンシュタイン・コンプレックス」。宗教的な罪悪感の一種とされ、 神ではない人間が人造人間などの生命体を創造することに対して抱く憧れと、その生命体によって人間が滅ぼされるのではないかという恐れを含む感情。 足止めで済んでいた巨人の力が、改築によって叛逆しかねない力を得たということか。 }} #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){塔の巨人(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 俗に言われるところの「フランケンシュタイン」、小説『フランケンシュタイン』の怪物。 怪物を作り出す主人公のモデルがフランケンシュタインに住んでいた錬金術師とされている。詳細は現実の城情報欄にて。 }} }}} 【セリフ】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){「倒した敵は、持ち帰ってもいいのか?」「兜の死体で実験をしていたら」(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 錬金術師であったヨハン・コンラッド・ディッペルは解剖学も志しており、死体泥棒と非難されていたと伝えられる。 フランケンシュタインの怪物はそのような死体のつぎはぎから創造されたとされている。 }} #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){「万物溶解液」(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 16世紀の錬金術師パラケルススが提唱した、あらゆる物質を分解できる液体のこと。アルカエストとも。 錬金術において、賢者の石を生成するためにはまず素材を分解しなければならないとされ、その作業のために万物溶解液が求められた。 ちなみに、実在するもので最もこれに近いのは「水」である。(多くの物質が水溶液にできるため) }} }}} *現実の城情報 [#information] //編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです) ドイツ・ヘッセン州南部のダルムシュタットより5キロメートルほど南にある、標高370メートルの丘の上に造られた山城である。 この城はフォン・フランケンシュタインの家名を受け継ぐ貴族によって13世紀以前に建てられた。かつては相当の大きさの要塞であったが、現在は2つの塔と礼拝堂を残すのみとなっている。 17世紀後半から18世紀初頭において、この城は錬金術師であり自然哲学者のヨハン・コンラート・ディッペルの住居となった。彼はディッペル油の発明や、ハインリヒ・ディースバッハと協力して紺青を発明したことで知られている。 |BGCOLOR(#ddd):80|300|c |所在地|64367 Mühltal, ドイツ| |現存状態|2つの塔、礼拝堂| |城郭構造|山城(hilltop castle)| #br #style(class=submenuheader){{ &color(White,Maroon){フランケンシュタインの怪物(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu){{ ***フランケンシュタインの怪物 [#wce0405e] イギリスの作家メアリー・シェリーによる小説『フランケンシュタイン』は、科学者志望の青年が人造人間である怪物を作る物語。 怪物の方をフランケンシュタインと呼ぶことがよくあるが、正確には怪物を作った青年の名である。(怪物に名前を付けずに捨てたため、怪物には固有名詞がない。作中では怪物(Frankenstein's monster/creature)と書かれる) #br 物語は幾度も映像化されており、作品ごとに細部は異なるが、下記の物語をベースとしている。 >青年は理想の人間として怪物を創造したが、怪物の醜い姿を見て恐ろしくなりスイスへ逃亡、怪物はそのあとを追いかける。 怪物は強靭な肉体を活かして青年の元へとたどり着き、「自分の伴侶さえ作ってくれれば人前には二度と現われない」と約束するが、新たな怪物が生まれるのを恐れた青年はこれを拒否し、怪物に友人や妻を殺されてしまう。 青年は憎悪に駆られ怪物のあとを追い、北極海で探検隊の隊長に保護されたが、間もなく息を引き取った。その遺体の前に現れた怪物は隊長に全てを語ったあと、北極点で自らを焼いて死ぬために北極海へと消えた。 ***主人公である青年のモデルについて [#i09fbcf2] 17世紀、フランス軍の侵攻を受けて近くのオッペンハイムから夫婦が避難してきた。やがて夫婦の間にはひとりの息子が産まれる。 息子の名前はヨハン・コンラート・ディッペルといい、のちにフランケンシュタイン城に住み、錬金術師としてディッペル油や紺青を発明する人物だ。 彼は小説『フランケンシュタイン』のモデルとされている。ただこの仮説はまだ議論の余地があり、彼が完全な主人公のモデルとは言い切れないが少なからず彼女の創作過程において何らかの影響はあったと思われる。 この仮説はおそらくラドゥ・フローレスキューの「In Search of Frankenstein」(1975)の書籍に由来する。内容については以下のような理屈である。 メアリー・ウォールストンクラフト・ゴッドウィン((パーシーと結婚する前のメアリー・シェリーの本名))がパーシー・シェリーと一緒にライン川での旅行中、フランケンシュタイン城を訪れた((因みに、パーシーとメアリーは純粋な恋人関係ではなく、パーシーには妻がいたため不倫の関係にあった。不純な関係を続けるうちにシェリーの妻が入水自殺し、メアリーはシェリーとここぞとばかりに挙式をあげる。))。 ディッペルは地元でかなり悪名高い人物であったので、当然メアリーは旅行中ディッペルについていくつかの話を聞いていた可能性がある。その悪名とは手垢のついた「吸血」であった。 彼は夜な夜な人目に隠れて若い娘や幼い子供の血を吸っていたと噂されていたのだ。確かに7年間異端の容疑で投獄されていた経験があるため変な噂が流れても不思議ではない。 また、ニトログリセリンを生成しようとして失敗し、フランケンシュタイン城は廃墟となったなどという、冗談めいた話まで浮上した。これは全くの嘘で証拠や根拠はない。 ある事ない事に尾ひれはひれがついて別次元の話に誇張され、彼の実像が霞んでしまった憾みがあるが、こうした奇怪な話は物語を作るうえで格好の餌食となる。 もうひとつ、城の話が彼女の耳に入った経路としては文学サークルが考えられる。彼女は文学サークルKreis der Empfindsamenとの交流を持っており、ストラブール大学の学生と一緒に田舎を回っている間に人脈が広がったのだ。 このサークルはしばしばフランケンシュタイン城を読書の場所として利用しているため、メアリーにその城または城主の話が自然と流れてきた、という理屈であった。 #br 以上がラドゥの考察となり、多くの場合彼の定説がそのまま踏襲され人物像(主人公の青年)に反映されている。 なお、物語の創作は彼女が自ら意欲に火を点けて書き起こしたというよりも、ある夏に友人同士が集まりレマン湖畔で休暇を満喫していた折、詩人バイロン卿が「それぞれ怪談を書いてみようよ」という勧めがあってのことだった。 #br }} *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,)