御城プロジェクトRE 城プロRE 攻略 Wiki
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> 山形城
山形城
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*コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,)
#include(城娘項目,notitle); #include(城娘ステータス注釈,notitle) |CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c |>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''山形城(やまがたじょう)''| |&ref(山形城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/山形城.png,nolink);|図鑑No.|011| |~|>|~|レア|4| |~|>|~|城属性|&ref(画像置場/平.png,nolink);| |~|>|~|令制国|出羽| |~|>|~|武器属性|[[刀]]| |~|>|~|最大レベル|105| |~|実装日|>|>|旧城プロ| |~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''| |~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化4回/&color(Red){最大値};''| |~|消費気|9|消費気((基本消費気を含みます))|82| |~|耐久|2392/&color(Red){(3163)};|耐久|4496/&color(Red){(5693)};| |~|攻撃|106/&color(Red){(258)};|攻撃|182/&color(Red){(423)};| |~|防御|92/&color(Red){(278)};|防御|172/&color(Red){(433)};| |~|射程|150/&color(Red){150};|射程|246/&color(Red){246};| |~|回復|10/&color(Red){31};|回復|14/&color(Red){45};| // |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''| |BGCOLOR(#FCC):[無印] / 攻撃/防御強化・弐|>|>|>|自身の攻撃と防御が17%上昇| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 羽州の狐|>|>|>|自身の攻撃が25%、防御が20%上昇&br;射程内の敵の攻撃が15%低下| |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''| |BGCOLOR(#FCC):[無印]|>|>|>|なし| |BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};]|>|>|>|~| |>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''| |>|>|>|>|わらわは別名・霞城と呼ばれておる。&br;&br;かつて長谷堂城の戦いで城の周りに&br;霞がかかり、姿が見えなくなったことが&br;由来しておるのじゃ。&br;&br;敵を惑わすには自然をも利用するのじゃ。&br;ククク、不気味じゃろう?&br;そう怯えずとも良いぞ。| |BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c |''[[築城]]''|01:40:00| |''神社''|&color(Red){''[[招城儀式]]''};| //#style(class=submenuheader){{ -''[[城娘改築]]'' //}} //#style(class=submenu){{ //}} //#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=open,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{ |>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c | | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h |~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h |>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c |>|無印|4|4|9|73|82|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|150/&color(Red){150};|10/&color(Red){31};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|246/&color(Red){246};|14/&color(Red){45};| |>|改壱|5|4|8|65|73|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|150/&color(Red){150};|10/&color(Red){32};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|246/&color(Red){246};|14/&color(Red){47};| //}} #style(class=submenuheader){{ -''ステータス一覧(クリックで展開)'' }} #style(class=submenu){{ #include(山形城/ステータス,notitle) }} #br *ゲーム上の性能・評価 [#evaluation] -概要 前作では刀使いの城娘の中でも圧倒的な攻撃範囲を誇っていたが、本作ではバランスの良い平属性刀として登場。 平の無計略刀という観点で見ると選択肢は多いが、攻撃重視の[[忍城]]と比較して防御も意識したい場合には役立つ。 //ログインボーナスで数か月ごとに確実に手に入る忍城に対して、こちらは築城・招城限定と入手に難もある。 築城・招城で手に入るため入手はそれほど難しくないだろう。 後々の選択肢を増やすため、近接要員として育てておくのに越したことはないだろう。 -特技「攻撃/防御強化・弐」→改壱特技「羽州の狐」 自分の攻撃と防御を17%あげる。中レアの城娘が時々持っている汎用特技。 改築後は攻撃が25%、防御が20%へ上がり、追加で射程内の敵の攻撃15%低下を得る。 元々防御のステの高い山形城と攻撃低下の相性は良く、耐え忍ぶ戦法では忍城に一歩勝る。 マップごとの使い分けだけに留まらず、近接が複数必要となるマップでは、より併用しやすくなった。 攻撃はレアリティにしては高めのバフ。比較的早期に改築してあげたい。 -余談 イベント『[[虚空の童に好手あり]]』に満を持して登場。 同じ狐として千狐に対し何かと絡み、転移術を習おうとしていた(城娘では出来ないらしい…)。 特技発動時は狐化が進むため、できそうな気がしないでもないのだが。 イベント『[[悲哀肯う嫁入り狐]]』で[[[花嫁衣装]山形城]]が実装された。 イベント時の発言より、山形城の別名である[[霞城]]が妹として存在していることが確認され、後に実装された。 なお妹は☆7……ある意味大出世である。 -性能の変遷 #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){詳細(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu){{ --2017/01/24:[改壱]を追加 --2018/01/16:ステータスの上方修正 ---特技:攻撃/防御強化・弐 自身の攻撃と防御が上昇する効果を15%から17%に上方修正 ---[改壱]特技:羽州の狐 自身の防御が上昇する効果を15%から17%に上方修正 --2021/03/16:「耐久」「攻撃」「防御」を上方修正 --2021/09/28:[改壱]の基本消費気を1減少 耐久・攻撃・防御を上方修正 --2021/12/21 ---[改壱]特技:羽州の狐 防御が17%上昇する効果を20%に上方修正 射程内の敵の攻撃が10%低下する効果を15%に上方修正 }} *キャラクターボイス [#voice] CV担当:[[小野涼子>https://twitter.com/ono_ryoko]] #region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{ ※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。 |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |入手|入手|山形城じゃ。戦であれば遠慮なく呼ぶといい。&br;わらわの策略で敵を地獄に落してやるわ……ククク。| |所領|所領1|わらわの好物は鮭じゃ、酒じゃないぞ、鮭じゃ。はっはっは、わらわは熊ではない、羽州の狐じゃ……ククク。| |~|所領2|む……今一句浮かんだぞ。うむ、うむ……よし。これ、誰か紙と筆をもて。忘れぬうちに、したためておかねば。ククク、名歌の予感がするぞ……| |~|所領3|梅咲きて 匂ひ外なる 四方もなし……ほれ、続きを詠んでみてもいいのじゃぞ? そう恐縮するでない、連歌は誰でも楽しめるものじゃ。| |~|変身|桜舞い わらわ華麗に 変身じゃ。| |~|変身解除|おい、戻ったぞ。| |~|ダメージ1|ほお、わらわに当てるとは見事じゃの。| |~|ダメージ2|ん……っ!敵もなかなかにやりおるの。| |出陣|出陣|わらわはお城、わらわは石垣、わらわは堀。殿は味方、兜は敵じゃ。| |~|委任出撃|ふふ、腕が鳴るのう。| |~|編成1|いよいよ、霞城(かじょう)の本領を見せる時が来たかの?| |~|編成2|ククク……戦の血が騒ぐわ。どう料理してくれようか。これ、指揮棒を持てい。| |合戦|つままれ|く、くすぐったいぞ!| |~|配置|ククク、出陣じゃなぁ。どう攻めてやろうかのう?| |~|選択|わらわが来たからには安心じゃ。| |~|巨大化|わらわの勢いに、恐れおののくがいい。| |~|特技発動|さあ、この攻撃が受け切れるか?| |~|計略発動|うっふふふ、秘術霞隠れじゃ。見破れるか?| |~|大破|すまんが、しばし休ませてもらうぞ。| |~|勝利|「春深き かげの山畑 道見えで」……さぁ次の戦場はどこじゃ?| |~|敗北1|なんと負けたか!わらわの策略がぬかったわ!| |~|敗北2|ふん、敗北は忘れるに限るわい。次じゃ次!| |その他|合成|ほう、良きことじゃな。これで戦も有利になれる。| |~|放置|おい……このまま放って置くつもりか? 本当に霞のように消えてしまうぞ? その……寂しいではないか。| |~|おかえり|戻ってきたか。わらわが相手をしてやろう。| |~|ありがとう|感謝するぞ。| |~|出陣画面(図鑑未登録)|出羽の戦い方、とくと見せてやろうぞ。| }} #region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};) #table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{ |SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c |イベント1|BGCOLOR(#fbd):「伊達政宗」かな?|うむ。さすがは殿じゃ。| |~|「源義家」だっけ?|たわけ! 時代が違うわ!| |イベント2|「俳句」だと思う。|「五・七・五」……引っかかったな。くくく。| |~|BGCOLOR(#fbd):「和歌」かな?|「五・七・五・七・七」……正解じゃ。| |イベント3|政宗に裏切られなくてよかったな。|そこまで卑怯者ではあるまい。| |~|BGCOLOR(#fbd):「昨日の敵は今日の友」だな。|うむ……確かに借りができたようじゃ。| }} #endregion #endregion 特殊ボイス: 利用可能 *画像 [#image] イラストレーター:[[ゾウノセ>https://twitter.com/zounose/status/550996209653932032]] |&attachref(./山形城 入手.jpg,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) |&uploader(8d8b433dbcf4315ba689d5b05d804335bc26410b_scre_10095,51%);|&uploader(bf9057e881c1656939ad583cd4f372e06f4a0fae_scre_10096,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) 大破、特技画像 |&uploader(fd8cc793ada0ae75cfb17ac8a25d7df6e051d80c_scre_10097,50%);|&uploader(62f8c93b1f0e75c3bdd95fe9f49d170fbb5e9ed8_scre_10098,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| #endregion #endregion ***改壱 [#raa8c1eb] #region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) |&uploader(8d8b433dbcf4315ba689d5b05d804335bc26410b_scre_10095,50%);|&attachref(./山形城改壱 城娘.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};| #region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''}) 大破、特技画像 |&attachref(./山形城改壱 大破.png,50%);|&attachref(./山形城改壱 特技.png,50%);| |CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};| #endregion #endregion *城娘の元ネタ情報 [#note] //※※※注意事項※※※ //元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。 //中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。 【デザイン】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){容姿(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 山形藩初代藩主である最上義光が「羽州の狐」と呼ばれていた事から、城娘の容姿が狐をモチーフにされている。 また、ところどころ桜の花がデザインに見られるのは、山形城跡である霞城公園が桜の名所である事が由来だと思われる。 }} }}} 【特技・計略】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){羽州の狐(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 山形藩初代藩主・最上義光の別名。 内応を誘うなどの調略を得意としたことかこう呼ばれている。 ただし、調略をうまく進められたのは豪胆かつ度量の大きい性格であることが大きかった。 %%なお、妹(伊達輝宗正室の義姫)を溺愛するシスコンだったことは本人の名誉のために秘密にしておこう(情報収集も兼ねてではあったとも言われているが)%% }} }}} 【セリフ】 #style(style=padding-bottom:.5em;){{{ #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){梅咲きて匂ひ外なる四方もなし・春深きかげの山畑道見えで(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 梅咲きて~は文禄2(1593)年、最上義光が連歌会の最初の句で詠んだ歌。 春深き~は続けて義光の歌の師の里村紹巴が詠んだ歌。 }} #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){指揮棒(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 長谷堂合戦図屏風にて最上義光が鉄棒で相手を殴っている様子が描かれており、最上義光歴史館に1.8kgの現物が展示されている。 一般的な刀の重さが1kg前後であることを考えると相当に重く、これを戦場で振るう義光の剛腕ぶりが伺える。 }} #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){霞城(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 山形城は、別名『霞城(かじょう)』、霞ヶ城(かすみがじょう)と呼ばれる。 慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦い真っ只中、直江兼続率いる上杉軍と最上・伊達連合軍の間で長谷堂合戦([[長谷堂城]]の戦い)が起こった。 その際、現山形市街地の西にある富神山の麓の菅沢に陣を構えた上杉勢からは霞がかかってその位置を隠したことに由来する。 }} #style(class=submenuheader){{ &color(Black,gainsboro){鮭(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{ 最上義光は大の鮭好きであったと言われており「鮭様」という呼び名すらあったという。 その鮭好きっぷりは、大宝寺を駆逐し庄内を制圧した際に「これで鮭がたくさん獲れる」と喜んだとまで言われるほどである。 また贈り物やお土産として鮭をよく配っていたと言われているが、当時の鮭は高級魚とされていたのでむしろ妥当な選択だったようである。 }} }}} *現実の城情報 [#information] //編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです) 別名を「[[霞城]](かじょう)」「霞ヶ城(かすみがじょう)」、ほかにも「最上城」「大山城」と呼ばれる城郭で[[日本100名城]]の一つである。東北地方では最大の面積を誇る。 最上氏の開祖、斯波兼頼(しばかねより)が正平12年/延文2年(1357年)に出羽地方の北朝方として、南朝方の抵抗を抑えるために築城したと伝えられている。 最上氏11代当主義光の代に城域を拡大、関ヶ原合戦の戦功により57万石の大々名となり、今の山形城の形が作られる。 しかし、義光の孫・家信(義俊)の代に後継者問題、所謂お家騒動が起こり最上氏は改易された。 そののちに鳥居忠政が入府し山形城の本丸・二の丸を改築、さらに広い水堀と三の丸を巡らした輪郭式城郭へと発展させた。現在の二の丸跡は鳥居氏時代の遺構といってよい。 #br #style(class=submenuheader){{ &color(White,Maroon){続きをクリックで表示}; }} #style(class=submenu){{ 平城としては国内5番目の大規模なものであったが(三の丸で235万平方メートル、東京ドームおよそ50個分)、最上・鳥居両氏が転出した後の山形藩は徐々に小藩化されたことで石高も減少した。 江戸中期以降は城の維持も困難になったことから部分的な破却も行われている。幕末には本丸は更地で御殿も二の丸に置かれ、三の丸の西半分は田畑となっていった。 #br 明治維新後は、山形市による陸軍駐屯地誘致により、陸軍第三十二連隊の兵営敷地となった。その際、城内の櫓などの建造物は破却され本丸は埋め立てられた。三の丸の堀も埋め立てられ耕作地として利用された。 第二次大戦後は二の丸跡外側の住宅地開発が進み、三の丸の濠も埋め立てられた。現在は二の丸跡内側が霞城公園として開放されており、市の主導で城跡の発掘調査、及び一部建築物の復元作業が行われている。 山形市は2033年をめどに本丸全体の発掘調査を完了させるとともに、本丸北枡形の復元を完了することを計画しているとの事。 #br なお、跡地公園内に当時の建造物は残っていないが、大手南門は市内の万松寺山門として移築され現存している。 また、市内八日町宝光院の本堂は御殿の建物を移築したものと伝えられ、ともに国の指定文化財となった。 余談だが日露戦争勝利の際、記念して帰還将兵が周囲に桜(ソメイヨシノ)を植樹したことにより以降は桜の名所としても有名である。 }} |BGCOLOR(#ddd):80|300|c |所在地|山形県山形市霞城町| |現存状態|二ノ丸塁濠、石垣| |城郭構造|輪郭式平城| #br #style(class=submenuheader){{ &color(White,Maroon){城郭構造(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu){{ ***城郭構造 [#j5cbede5] 東大手橋から正面に高麗門、右側に北櫓・左側に櫓門と続櫓が配置され、本丸に入るには高麗門より進攻し、石垣と濠に囲まれた枡形を通って左に配置された櫓門を潜るほかない。 この構造により攻めにくく守りやすい非常に堅固な城であったと考えられる。石垣は野面積み、壁・軒・破風・格子に至るまで漆喰塗が施され、屋根葺が本瓦葺で統一されている。 また各部材の木割り((大きさの割合))も太く無骨な佇まいをしている。典型な升形の門と呼べるが、特徴としては櫓門の高さが両脇の続櫓に挟まれて低い門となっている点と、正面の塀に狭間が開けられていない点が挙げられる。 大手門の櫓門は1700年代後半近くに門部分が損壊し、中央部のみを応急処置として渡櫓の形式とした。明治時代までその形式は変わらず古い写真でもその姿を確認することができる。 高麗門も建てられた当初は古写真のように北櫓・続櫓の線より前面の堀側には出ておらず、同じ直線状に並んでいたと思われる。つまり、現在の東大手門の櫓門は建造初期の姿で、高麗門は改修後の姿ということになる。 本丸と二の丸はともに枡形門で防備し、二の丸には東大手門のほか北・南・西の3か所の門も同様の枡形が構えられた。 二の丸周囲の堀は土塁が盛られているが、各門については強固な石垣が積まれていた。二の丸の塀には二重櫓・三重櫓が複数設けられている。 また、門周囲の堀の配置も合横矢((両側から側面攻撃ができるように向かい合わせた横矢掛かり))がかけられるように屈折していた。本丸についても搦手口が内枡形門、一文字門が外枡形門となっている。不明門はそのまま北不明門へと逃げ出ることができる。 #br }} *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,)