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根来城 の変更点

#include(城娘項目,notitle);

#include(城娘ステータス注釈,notitle)

|CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c
|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''根来城(ねごろじょう)''|
|&ref(根来城/根来城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/根来城.png,nolink);|図鑑No.|107|
|~|>|~|レア|3|
|~|>|~|城属性|&ref(画像置場/平山.png,nolink);|
|~|>|~|令制国|紀伊|
|~|>|~|武器属性|[[鉄砲]]|
|~|>|~|最大レベル|100|
|~|実装日|>|>|旧城プロ|
|~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''|
|~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化4回/&color(Red){最大値};''|
|~|消費気|13|消費気((基本消費気を含みます))|119|
|~|耐久|912/&color(Red){(1623)};|耐久|1714/&color(Red){(2921)};|
|~|耐久|979/&color(Red){(1623)};|耐久|1840/&color(Red){(2921)};|
|~|攻撃|101/&color(Red){(353)};|攻撃|173/&color(Red){(578)};|
|~|防御|37/&color(Red){(134)};|防御|69/&color(Red){(225)};|
|~|射程|340/&color(Red){340};|射程|557/&color(Red){557};|
|~|回復|10/&color(Red){30};|回復|14/&color(Red){44};|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''特技''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / 攻撃強化・弐|>|>|>|自身の攻撃が27%上昇|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 紀州一号|>|>|>|自身の攻撃が27%上昇&br;自身と射程内の伏兵の射程が10上昇|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''計略''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / 僧兵(使用まで60秒:消費気5:&color(Red){赤};配置)|>|>|>|直線上の全ての敵を攻撃する伏兵を配置&br;波終了で消滅|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 僧兵(使用まで60秒:消費気5:&color(Red){赤};配置)|>|>|>|~|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''|
|>|>|>|>|根来城です。&br;厳密には城ではなく寺ですが……&br;城塞化も進められ、最盛期には僧兵が&br;数万人いたこともあり、城として扱われる&br;こともあります。&br;&br;猿軍団には負けてしまいましたが……&br;私は抵抗するつもりなど微塵もなかった&br;というのに……ま、まさか焼き払うなど&br;……所詮猿は猿ということでしょう。|

|BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c
|''[[築城]]''|01:00:00|

//#style(class=submenuheader){{
//-''[[城娘改築]]''
//}}
//#style(class=submenu){{
//
//}}
//#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=open,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{
//|>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c
//| | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h
//|~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h
//|>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c
//|>|無印|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//|>|改壱|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//}}

#style(class=submenuheader){{
-''ステータス一覧(クリックで展開)''
}}
#style(class=submenu){{
#include(根来城/ステータス,notitle)
}}
#br

*ゲーム上の性能・評価 [#evaluation]
-概要
[[柳川城]]、[[八王子城]]、[[与板城]]、[[湊城]]と同じく''築城のみ''でしか手に入らない★3の城娘。
人によっては中々お目にかかれないかもしれないので、根気強く築城を繰り返したいところ。
%%[[雑賀城]]といい、鉄砲使いの城娘の背後に立たないことが、この世界での嗜みなのだろうか。%%
 
攻撃アップの自己バフを備えているため、純粋なアタッカーとしては★3鉄砲の中で屈指。
自身の攻撃を27%上昇させる特技を持つ鉄砲城娘は、中レア以下では[[厩橋城改壱>厩橋城]]、[[今治城]]くらいなので意外と希少である。
ただし鉄砲で計略持ちということから巨大化コストが重いのが難点。
 
-計略「僧兵」
槍武器種と同等の攻撃効果を持つトークンを配置する。なお、アップデート前は攻撃対象が少なかった。
地味に防御・射程・回復が高めなのが特徴で、雑魚相手なら意外と粘る。
序盤など、敵の負担が小さい時のデコイとして中々の働きを見せてくれるほか、削り役としてもなかなかの性能。
根来城自体が鉄砲の火力を活かすキャラなので、撃ち漏らしを減らせるという意味で本体との相性も良い。
しかしあくまで槍武器種なので高火力高防御といった敵相手には、微ダメを与えて儚く散る定め。60秒というCTも難儀なところ。
 
-改築(2018/06/19追加)
前触れもなく実装された。基本消費気-1と基礎ステータス上昇、絆上限解放といった強化。
地味ながらも元々の強力な特技も相まって非常に高い攻撃力を発揮することができる。
贈り物補正の上限解放を利用すれば尚の事火力源として頼れるようになる。運用するならぜひ万全な状態を整えたい。
//2021年3月、アップデートにより特技が強化された。
特技「紀州一号」 自身の攻撃が27%、射程が10上昇し、射程内の伏兵の射程が10上昇する。
自身の伏兵に限らず、根来城改壱の射程内にいる伏兵の射程を拡大することができる。
 
-性能の変遷
//バランス調整がされた際に箇条書きで記載してください。
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){性能の変遷の詳細(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu){{
--2017年04月11日:
--2017/04/11:
---僧兵の範囲を170から200に変更
---僧兵の攻撃を直線上の全ての敵を攻撃するように変更
--2018年01月16日:メンテナンスにてステータスの上方修正
--2018/01/16:メンテナンスにてステータスの上方修正
---特技:25→27%
--2020年02月25日
--2018/06/19:[改壱]を追加
--2020/02/25
---城娘の特技計略の説明テキストの全体調整
//---計略の説明テキストに誤表記発生
--2020年03月24日
--2020/03/24
---計略の説明テキストが計略性能と異なっている不具合を修正
//お知らせは「根来城の計略性能が説明テキストと異なっている不具合を修正」となっているが、お知らせの間違い
--2021年03月16日:「耐久」「攻撃」「防御」を上方修正
--2021/03/16:「耐久」「攻撃」「防御」を上方修正
---[改壱]特技を「攻撃強化・弐」から「紀州一号」に強化(自身と射程内の伏兵の射程が10上昇を追加)
}}

*キャラクターボイス [#voice]

CV担当:[[山本彩乃>https://twitter.com/ayanon_y]]

#region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。)

#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{

※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|入手|入手|根来城です。殿御身の為に言っておきますが&br;……私の後ろには立たないでください。&br;反射的に攻撃してしまいますので。|
|所領|所領1|殿、見て下さい。この美しいフォルム、細身でスタイル抜群でしょ! ちょっ、わ、私ではなく鉄砲のことです!|
|~|所領2|殿、ここに大きな仏像をおいて参拝者を迎えましょう。宿泊は無料で食事も世話をする、というのはどうでしょう?|
|~|所領3|猿だけは嫌いで……どうも好きになれません。見つけ次第、手にかけてしまう可能性が……その時は止めてください……|
|~|変身|さぁ、紀州一号の威力を見なさい。|
|~|変身解除|無事、戻りました。|
|~|ダメージ1||
|~|ダメージ2||
|出陣|出陣|この命に代えても、お守りします。|
|~|委任出撃|必ずこの依頼を成功させます。|
|~|編成1|わかりました、用件を聞きましょう。|
|~|編成2|狙撃による後方支援はお任せ下さい。|
|合戦|つままれ|うわわわ、安全装置には触らないで!|
|~|配置|今、戦いの火蓋は落とされました。|
|~|選択|必ずや殿の依頼を完遂致します。|
|~|巨大化|この距離なら外しません!|
|~|特技発動|鉄砲隊、前に。撃てー!|
|~|計略発動|大塔を守るのです!|
|~|大破|くっ……退きます……。如来様、どうかお守り下さい。|
|~|勝利|殿、私は常に戦いに従事するのが宿命。次の依頼を!|
|~|敗北1||
|~|敗北2||
|その他|合成|紀州一号を更に強化させました。|
|~|放置|何も用事が無いのであれば、鉄砲鍛冶の作業や、参拝者の世話に戻りたいのですが。|
|~|おかえり|お帰りなさい、殿。新しい鉄砲は……無いのですね……。|
|~|ありがとう|ありがとうございます。|
|~|出陣画面(図鑑未登録)|我が鉄砲の威力、敵に見せつけてやります。|
}}

#region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};)
#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|イベント1|腕が悪かったんだな。|いえ、信長の運が勝ったのでしょう。|
|~|BGCOLOR(#fbd):惜しかったな。|その時、歴史が動くところでした。|
|イベント2|BGCOLOR(#fbd):手強そうだな。|はい。根来衆は侮れませんよ。|
|~|破戒僧だな。|殿、不用意な発言をすると撃たれますよ。|
|イベント3|BGCOLOR(#fbd):せめて塔が残ってよかったな。|御仏のご加護のたまものです。|
|~|あっけない最後だな。|御仏の慈悲はないのでしょうか……。|
}}

#endregion
#endregion
*画像 [#image]
イラストレーター:

|&attachref(./根来城 入手.jpg,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&uploader(71e777af8d3b6b9f36eaa258bf416268626c6fd5_scre_15467,50%);|&ref(根来城/根来城 城娘.png,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&ref(根来城/根来城 半壊.png,50%);|&ref(根来城/根来城 必殺技.png,60%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion
***改壱 [#eab84b33]
#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&uploader(71e777af8d3b6b9f36eaa258bf416268626c6fd5_scre_15467,51%);|&uploader(56e306d208bd683ec6f37e1beda1221631d834c1_scre_3321,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&uploader(9523da471be2f9bf0d303c4c70250dedb3ca5fc6_scre_3323,50%);|&uploader(f7a3d0231a13229972f546616e68874f2d322e30_scre_3322,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion

*城娘の元ネタ情報 [#note]

//※※※注意事項※※※
//元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。
//中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。

【デザイン】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}

}}}
【特技・計略】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}

}}}
【セリフ】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}

#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){「私の後ろには立たないでください」「用件を聞きましょう」(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
漫画『ゴルゴ13』の主人公のセリフより。
織田信長を狙撃しようとして失敗し鋸挽きの刑に処された杉谷善住坊も根来衆だったという説があるが、『ゴルゴ13』には善住坊の子孫が親の仇を取るため主人公に狙撃を依頼する話が存在する。
}}

#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){紀州一号(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
根来で刀鍛冶をしていた芝辻清右衛門が津田算長からの依頼で制作した鉄砲。根来に鉄砲集団が現れる要因となったとされる。
}}

}}}


*現実の城情報 [#information]

//編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです)

彼女も言っている通り厳密には寺なので、寺の説明となる。ただし根来城という呼び名は他作品でもわずかに確認でき、城プロ独自のものではない。
根来寺(ねごろでら)は、和歌山県岩出市にある新義真言宗総本山の寺院。山号を一乗山と称し、詳しくは一乗山大伝法院根来寺と号する。本尊は大日如来、開山は覚鑁(興教大師)である。
平安時代後期の高野山の僧で空海以来の学僧といわれた覚鑁が大治5年(1130年)に高野山内に一堂を建て、伝法院と称したことに始まる。
覚鑁は高野山内の衆徒と対立し、保延6年(1140年)に根来にあった葛城山岳修験系の豊福寺に移り、その境内に円明寺と神宮寺を建立した。
覚鑁の死後、大伝法院は高野山で発展し十三堂塔が建立されたが、仁治3年(1242年)に焼失。その後正応元年(1288年)、大伝法院の学頭であった頼瑜が大伝法院の寺籍を根来に移し、この頃から大伝法院の本拠地は高野山から根来(現在地)に移った。
#br
#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){続きをクリックで表示};
}}
#style(class=submenu){{

根来寺は室町幕府の庇護を受け醍醐寺の末寺となり、安定した地位を築いていった。さらに15世紀後半以降、紀北・泉南の土豪層が根来寺内に坊院を建立し、自らの子弟を住持として送り込んだ。彼らは寺内では行人方に属し、根来寺の軍事力を支える重要な基盤となった。
室町時代末期の最盛期には坊舎450(一説には2,700とも)を数え一大宗教都市を形成し、寺領72万石を数え、根来衆とよばれる僧衆(僧兵)1万余の一大軍事集団を擁した。この軍事力を背景に根来寺は大きな権力を有し、寛正元年(1460年)には根来寺と粉河円福寺の用水相論において、根来方に狼藉を働いた紀伊守護畠山義就を根来衆が撃退したと『大乗院寺社雑事記』『経覚私要鈔』は記している。
16世紀には和泉国での権益を維持・拡大するなかで和泉守護細川氏と度々衝突する一方で、紀伊守護畠山氏(政長方)とはともに軍事行動にあたるなど、政治的なバランスを保ちながら地域支配にあたっていた。
#br
また、種子島の当主・種子島時尭と知人で根来寺僧兵の津田算長(監物)によって種子島から伝来したばかりの火縄銃一挺が持ち帰られ、鍛冶屋の芝辻清右衛門により複製されると(紀州一号の完成)、僧衆による鉄砲隊が作られ、[[雑賀城]]の雑賀衆にも鉄砲が伝来した。
織田信長とは石山合戦に協力するなど友好関係を築いたが、一方で金ヶ崎の退き口のあと信長を狙撃した罪で、生き埋めにされながら首を少しずつ竹鋸で切断された杉谷善住坊も根来衆の門徒だったという説もある。
天正5年(1577年)、信長が石山本願寺([[石山御坊]])の支持基盤となっていた雑賀衆を攻めるため紀伊国に兵を進めた際には、杉ノ坊を中心に織田方を支持する姿勢を見せ、織田方の兵を紀伊国に引き入れる役割を果たしたと『信長記』『高野山文書』に記述がある。
杉ノ坊は信長の配下津田信張とともに和泉国の佐野城に在番しており、信長の和泉国支配の一角を担っていた。
このように根来寺が基本的に織田方に従ったのは、信長が根来寺の和泉国における支配を黙認したためであると考えられている。
しかし信長没後、羽柴秀吉と徳川家康・織田信雄の戦いにおいて徳川方に通じ留守の[[岸和田城]]を襲ったほか南摂津への侵攻を図ったことで秀吉の紀州攻めを招くこととなった。
鉄砲の生産地となった近在の雑賀荘の鉄砲隊とともに秀吉方に抵抗するが各地で敗れ、天正13年(1585年)、秀吉軍は根来寺に到達。大師堂、大塔など数棟を残して寺は焼け落ちた。
根来寺における戦いでは寺衆はほとんど抵抗を行わなかったため焼き討ちの必要性は薄く、炎上の原因は、秀吉による焼き討ち、寺衆による自焼、兵士による放火など多説あるが、定かではない。 
大坂の陣で豊臣家が滅びた後、徳川家康によって秀吉が鶴松を弔うために建立した祥雲禅寺が根来寺に寄進された。江戸時代には紀州徳川家の庇護のもと一部が復興された。

}}

|BGCOLOR(#ddd):80|300|c
|所在地|和歌山県岩出市根来|
|現存状態|堀、土塁、石垣など|
|城郭構造|平山城|
*コメント [#comment]
#pcomment(,reply,10,)


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