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城山城 の変更点

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城山長者の伝説と結び付けられて語られることもある讃岐の古代山城が城山城(讃岐城山神籠石)である。「きやまのき」もしくは通常「きやまじょう」という呼称することが多い。
瀬戸内型神籠石系山城と従来は考えられてきたが、近年の研究によりいわゆる朝鮮式山城の見方が強まった。遺跡をもつ坂出市のホームページでもその点を重視し朝鮮式山城の見方を推している。
山頂を中心として石塁と土塁が一重ないしは二重に巡っており、北西部には城門の跡と思われる遺構が残されている。その他、礎石群が二ヵ所存在し、両方とも山頂付近に位置する。
城山城はホロソ石、マナイタ石という珍しい礎石のようなものがあり、これが各所に工事途中のように散乱していることも特徴だ。
マナイタ石は文字通り平たく矩形になっている。ホロソ石はそのマナイタ石の両端に設置し、俯瞰すると上に口をあけた「コ」の形になる。最後に空いた部分を「とあて(と呼ばれる石)」で塞ぐ手順だ。
石にはあらかじめ柱を嵌め込むための穴が開けてあるため、石を嵌め終わったそのあとに柱を突き刺し固定する構造であったと考えられる。

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ただでさえ城門の遺構が少ない城山城に対し、このホロソ石とその他が城門の支柱を支えるためのものであったという仮説が立てられた。何かしらかの施設の土台であることは間違いないが実際はどう使用するのかの決定打はない。
また、当遺跡がある城山は北から時計回りに南西部まで古墳が点在する。醍醐古墳、弘法寺古墳、タイバイ古墳、白砂古墳の順である。ほかの古代山城同様に城山神社もあり、当遺跡との関係性も強いと考えられる。

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|所在地|香川県坂出市府中町城山|
|現存状態|土塁、石塁、城門跡、礎石群|
|城郭構造|古代山城(朝鮮式山城)|

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