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スターリング城 の変更点

*現実の城情報 [#information]

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フォース湾に注ぐフォース川の下流域、スコットランドの古都スターリングにある城。
[[エディンバラ城]]と並ぶスコットランドの名城で王家の居城。エディンバラ城同様火山岩でできた岩山の上に建ち、南以外の三方は切り立った断崖。
スターリングはハイランド(高地地方)とローランド(低地地方)を繋ぐ戦略上の要地で、この地を巡ってスターリング橋の戦いやファルカークの戦い、バノックバーンの戦いなどが繰り広げられた。
なお映画『ブレイブハート』で描かれたスターリング橋の戦いは、大人の事情(主に資金と時間)により橋ではなく平原で戦っている。

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この場所はローマ時代から現地民族の城砦に利用されていたと考えられている。7世紀・アングロサクソン七王国時代の書にも記述がある。
現在に残るスターリング城の前身が記録に現れるのは12世紀に入ってから。
1110年にスコットランド王アレグザンダー1世が教会堂を建て、その後継者デイヴィッド1世がこの地に本拠地を構えたことから王の居城として形成される。
13世紀末、イングランド王エドワード1世がスコットランドに侵攻すると王の居城スターリングも標的になり落城。
その後のスコットランド独立戦争ではこの城とその周囲をめぐって激戦が展開され、城は取ったり取られたりを繰り返す。
例えば1314年、バノックバーンの戦いに勝利しスターリング城を陥落させたスコットランド王ロバート1世は城をイングランド側に渡さないために破却したが、20年後の第二次独立戦争では再び城が築かれている。

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スコットランドでブルース家が断絶しスチュワート朝が始まると、スターリングは再び王城となり、エディンバラ城とともに王家の城として使われた。
女王メアリー1世を含む歴代王の戴冠式が行われ、またその王たちの生誕の場、あるいは死に場所ともなった。
現存する建築物の大部分は15世紀から16世紀にかけて建設され、ルネサンス様式と後期ゴシック様式の組み合わさった建物となっている。それより前のものもわずかだが残っている。
やはりエディンバラ城同様長い時間を経て改修が行われていて、のちには砲台なども追加されている。
特に南の正門側には星型要塞を思わせる近代型堡塁が増設されており、外観上のアクセントとなっている。
19世紀から20世紀半ばにかけては連合王国陸軍の駐屯地としても使われた。

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|所在地|スコットランド、スターリング|
|現存状態|現存|
|城郭構造|丘城|

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**グリーン・レディ [#lc93a771]

***グリーン・レディ
イギリスの名城には付き物の幽霊であるが、ここスターリング城にも「グリーン・レディ」と呼ばれる幽霊がいる。
緑の光とともに現れる彼女は、メアリー女王の部屋が燃える火事があった際に女王の命を救った召使(侍女)の幽霊であるとされている。
ピンク色の幽霊もいて、それはメアリー女王自身の幽霊だというのだが、実は彼女の幽霊は国のいろんなところに出るらしい。

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|所在地|スコットランド、スターリング|
|現存状態|現存|
|城郭構造|丘城|

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