鹿児島県志布志市有明町蓬原。 鹿児島県東部に位置し、志布志湾に面したこの地に、この城は存在していた。 蓬原城は、菱田川の西側にある独立した丘陵上に築かれていたらしい。 城郭は空堀によって三つに区切られ、南側の郭が本丸だったらしい。 築城年代は定かではないが、平安時代末期に救仁院平八成直が築き、その後は救仁郷氏の居城となっていた。 延文4年(1359年)、島津氏6代当主・氏久と肥後国の戦国大名・相良氏との間で戦い(国合原の合戦)が起こる。
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