花の御所 のバックアップ(No.3)

現実の城情報 Edit

天授4年・永和4年(1378年)に室町幕府3代将軍足利義満が建てた足利将軍家の邸宅で、「花の御所」と通称される。「室町殿」「室町第」とも呼ばれ、室町幕府の名の由来となっている。
花の御所には正面の正門・脇門から入った広場に遠侍(玄関)、主殿、会所、常の御殿、台所、庭園があり、それまでの公家の邸宅とは異なる武家独自の様式が確立された。
この花の御所の様式は武家の政治的権威の象徴となり、在京していた守護が応仁の乱後に領国に在国し、守護や国人領主が花の御所を模した館を建てるようになったことで地方へと広まり、その政治秩序は「花の御所体制」と呼ばれる。
花の御所体制の代表例としては飛騨の国人領主江馬氏の江馬氏館や、周防・長門などの守護大内氏の大内氏館、越前守護代朝倉氏の朝倉氏館、甲斐守護武田氏の躑躅ヶ崎館、豊後守護大友氏の大友氏館などが挙げられる。
花の御所は焼失・再建を繰り返したのち、永禄2年(1559年)に13代将軍足利義輝が第一の二条城である二条御所武衛陣の御構えを造営し移り住んだため廃止された。

所在地京都府京都市上京区
現存状態なし
城郭構造平城

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