白老仙台藩陣屋 のバックアップの現在との差分(No.1)
現実の城情報白老仙台藩陣屋(しらおいせんだいはんじんや)は、現在の北海道白老町にあった仙台藩の陣屋。 安政3年(1856年)に、江戸幕府がロシアの南下に備えて奥羽諸藩に蝦夷地の警備が命じられた際に、白老から国後・択捉(北方領土)までの太平洋沿岸地域を守備するために築かれた元陣屋の一つ。 この地域の守備を命じられたのが仙台藩だった。 陣屋は約66,000平方メートルの敷地に、河川を利用した堀と土塁で囲んだ曲輪があり、内曲輪と外曲輪に6基の門を持ち、本陣や勘定所などを有して120名ほどが駐屯していた。 明治維新後の戊辰戦争で、白老陣屋が官軍(新政府軍)の攻撃を受ける危険性があったために、駐屯していた兵を仙台藩が引き上げ、陣屋としての役目を終えている。 現在は北海道最大の陣屋跡として、国指定史跡の白老仙台藩陣屋跡として整備されており、仙台藩白老元陣屋資料館で当時の古文書などが公開されている。
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