吉田郡山城主毛利元就の次男・元春が吉川家を相続し、天文19年(1550年)に吉川氏の居城だった小倉山城から移った。標高700メートル、比高330メートルの火野山にはそれまでにも小規模な城があり、元春はこれを拡張する形で整備を進めた。 以後元長、広家と三代にわたって吉川氏の居城となり、元春の弟にあたる小早川隆景の三原城が気にかけているように日野山城の強化は続けられ山全体が城域とされた。天正19年(1591年)、広家が月山富田城に移った際に廃城となった。
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