延岡城 のバックアップソース(No.12)
#include(城娘項目,notitle);

#include(城娘ステータス注釈,notitle)

|CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c
|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''延岡城(のべおかじょう)''|
|&attachref(./延岡城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/延岡城.png,nolink);|図鑑No.|358|
|~|>|~|レア|5|
|~|>|~|城属性|&ref(画像置場/平山.png,nolink);|
|~|>|~|令制国|日向|
|~|>|~|武器属性|[[鈴]]|
|~|>|~|最大レベル|110|
|~|実装日|>|>|2019年05月28日|
|~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''|
|~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化4回/&color(Red){最大値};''|
|~|消費気|12|消費気((基本消費気を含みます))||
|~|耐久|1147/&color(Red){_};|耐久|2064/&color(Red){_};|
|~|攻撃|71/&color(Red){_};|攻撃|116/&color(Red){_};|
|~|防御|39/&color(Red){_};|防御|70/&color(Red){_};|
|~|範囲|320/&color(Red){_};|範囲|524/&color(Red){_};|
|~|回復|10/&color(Red){_};|回復|14/&color(Red){_};|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / 天下一の面|>|>|>|巨大化する度に範囲内の敵の攻撃と防御が15低下|
//|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / |>|>|>||
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / 千人殺しの石垣&br;(使用まで70秒:消費気7)|>|>|>|範囲内の敵に攻撃の2.5倍のダメージを与え、&br;移動速度を3秒間90%低下させる(範囲:超特大)|
//|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / |>|>|>||
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''|
|>|>|>|>|私こと延岡城は、高橋元種によって日向国に&br;築城された御城にございます。二の丸から見える&br;大きな石垣は、礎石を外すことで崩れ落ちる&br;仕掛けになっていて、瞬く間に千人もの敵を倒す&br;ことができるという言い伝えから、&br;『千人殺しの石垣』と呼ばれているのですよ。&br;&br;また、私の故郷は『天下一薪能』でも有名でして、&br;いつの日にか、お殿様にもご覧になっていただき&br;たいです。|

|BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c
|''[[築城]]''|04:10:00|
|''神社''|&color(Red){''[[招城儀式]]''};|


//#style(class=submenuheader){{
//-''[[城娘改築]]''
//}}
//#style(class=submenu){{
//
//}}
//#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=open,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7_8|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{
//|>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c
//| | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h
//|~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|h
//|>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c
//|>|無印|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//|>|改壱|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//}}


#style(class=submenuheader){{
-''ステータス一覧(クリックで展開)''
}}
#style(class=submenu){{
--[[テンプレート/城娘/ステータス表]]より、城娘ステータス用のページをテンプレートから作成し、ここにincludeしてください。&br;
#include(延岡城/ステータス,notitle)
}}
#br



*ゲーム上の性能・評価 [#evaluation]
-概要
☆5レアリティの平山鈴娘。先駆者となる[[浜田城]]とは基本要素がいろいろ被る。
それと比べると役割ははっきりと分かれる一方、全体的にはパッとしない要素も目立つ。
単純な受け強化を目指すのであればこちらに分のある面こそあるが、現状は改築差もあるのは否めない。
 
-特技「天下一の面」
範囲内の敵の攻撃と防御を15低下させる。最大化時は60の低下となる。
破格的な数値を持つ敵が多い中、この低下数値自体はやや地味ながら、鈴としてはスタンダードな内容。
大ボスなどには効果が薄いのは否めずとも、雑魚散らしの援護としては非常に安定するので使いやすい。
割合低下とどちらも競合しないのは、小さいながらも浜田城にはない長所なので、使い分ける際の注目点となるだろう。
 
-計略「千人殺しの石垣」
指定した範囲内の敵に攻撃力の2.5倍のダメージを与えた後、移動速度を3秒間90%低下させる。
俗に言う落石計略であり、使い勝手としては[[石山御坊]]の計略に似ている。
それと違うのは自身もまた攻撃能力持ちであるうえ、計略のダメージにおいては自身の防御低下とは一定のシナジーがある。
ただ先駆者の例に漏れず基本火力低めな鈴なので、あまり大きなダメージが見込めないことは忘れずに。

//-性能の変遷
//バランス調整がされた際に箇条書きで記載してください。
//--2018年00月00日、特技の効果を修正
*キャラクターボイス [#voice]

CV担当:[[種崎敦美(種﨑敦美)>https://twitter.com/tanezakiatsumi]] (公式発表によると「﨑」の字がゲーム内で表現できないので左のような表現になっている。)

#region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。)

#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{

※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|入手|入手|城山の鐘が、いま、新たな出逢いの刻を告げました。&br;ふふ、さぁ、お殿様。お手をどうぞ。&br;この延岡城が、幽玄なる美の世界へ、&br;貴方様をお連れいたしましょう。|
|所領|所領1|はい、お殿様。これが延岡のやぶれ饅頭にございます。……え? 中の餡が丸見え? ち、違います、これは決して失敗したわけじゃ……し、信じてくださいよぉ~!|
|~|所領2|ん~。熊本城さんや小倉城さんのように、私のも大きくならないかなぁ……って、そ、そうではなくて、石垣の話をしてるのです! もう、ドキドキさせないでください。|
|~|所領3|それでは鐘を撞きに行くとしましょうか。一日に六回。領内の時を知らせるのは、私の役目ですからね。ふふ。こればかりは誰にも譲るわけにはいきません。|
|~|変身|延岡の物着、照覧あれ。へーんしん!|
|~|変身解除|ただいま戻りました、お殿様。えへっ、やぶれ饅頭を作ってきましたので、あとで一緒に食べましょうね。|
|出陣|出陣|なつかしき 城山の鐘 鳴り出でぬ 幼かりし日 聞きし如くに|
|~|委任出撃|新作のお披露目です。|
|~|編成1|準備は万端。いつでも披露できますよ。|
|~|編成2|お調べをしますので、少々お待ちを。|
|合戦|つままれ|やぁあ! そんなところを触ったら崩れちゃいますよぉ。|
|~|配置|さあ、開演の時間です。|
|~|選択|観覧中はお静かに。|
|~|巨大化|天下一薪能!|
|~|特技発動|あまり私を怒らせないでください。|
|~|計略発動|今こそ、石垣の力を解放する時です!|
|~|大破|そんな……私の千人殺しが……。|
|~|勝利|勝利を祝うため、祝言能と参りましょう。さぁ、お殿様もご一緒に。|
|その他|合成|えへへっ、前よりは、うーんと大きくなっちゃいましたね♪|
|~|放置|あの、お殿様? お饅頭、本当に食べないんですか? もちもちで、むにゅむにゅな、美味しいお饅頭ですよ。早くしないと、私が食べちゃいますよ? いいんですか? ……いいんですね?|
|~|おかえり|おかえりなさい、お殿様。えっと、あとで能のお稽古をするのですが、よかったら付き合っていただけませんか?|
|~|ありがとう|お殿様、大好き♪|
|~|出陣画面(図鑑未登録)|皆さん、どうぞ楽しんでくださいな。|
}}

#region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};)
#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|イベント1|千一人目は誰にするつもりだ?|そうですねぇ。記念すべき千一人目は、やっぱり、大好きな貴方様を……って、な、何を言わせるのですか!? 私は城娘であって、殺人鬼じゃないんですからね!|
|~|BGCOLOR(#fbd):可憐な外見からは想像つかないな。|そんな、可憐だなんて……えへへ♪ ですが、戦となれば、精一杯がんばるつもりです。貴方様が窮地に立たされた時は、ぜひ、私を頼りにしてくださいね。|
|イベント2|BGCOLOR(#fbd):あははっ、面白いな、延岡城は。|もう、お殿様ったら。褒めるのがお上手なのですね。そんな貴方様には、特別にもう一個、お饅頭をあげちゃいます。ええ。こちらのも自信作ですからね。それでは、お殿様。はい、あ~ん。……ふふ、お口に合ったようで何よりです♪|
|~|…………。|あれ? もしかして、ちゃんと聞こえてなかったのかな? それでは念のために、もう一度……小豆だけに豆知識~♪ ……って、おかしいですねぇ。どうしてお殿様は笑ってくださらないのでしょう。不思議ですぅ……。|
|イベント3|BGCOLOR(#fbd):技術も大事だが、何より心だ。|さすがは、お殿様。そうですよね。表面を取り繕うだけなら誰にでもできますもの。心でもって心を動かす……。いつか、貴方様を感動させられるように、もっともっと頑張りますからね♪|
|~|どうもこうもない。才能の有無だ。|さ、才能……ですか。で、でも、頑張れば、いつか私でも……え? 無駄な努力もある? ぐすっ……ど、どうして、ヒドいことばかり言うのですか? うぅぅ……貴方様が、そんなことを言う人だったなんて……見損ないました。|
}}

//正解色 BGCOLOR(#fbd):

#endregion
#endregion
*画像 [#image]
イラストレーター:

入手画像サイズは、できれば1275×720でお願いします


|&attachref(./延岡城_入手.jpg,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};|


#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&uploader(d17ac8efe80348cb8d7f28ee46ba1197b433fca3_scre_5895,50%);|&uploader(c6095f370841c3a820a096eb4e3dfe6db83e9ae9_scre_5896,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&uploader(31721355db461933b32f04eb0a1f5adfe17a99e9_scre_5901,50%);|&uploader(a2b709a153c0b4eb8210cee6f963b07d0e1a77ae_scre_5899,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion
*城娘の元ネタ情報 [#note]

//※※※注意事項※※※
//元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。
//中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。

【デザイン】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){椿の花(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
延岡城跡公園の「ヤブツバキ」は千葉県いすみ市の伊能滝、島根県松江市の[[松江城]]址とともに日本三大ヤブツバキ群として知られており、108種、3300本のヤブツバキが自生している。
}}

}}}
【特技・計略】
//次の6行を使って折りたたんでください。
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){天下一の面(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
「天下一」とは、安土桃山時代から江戸時代初期にかけ豊臣秀吉や朝廷から「天下一」の称号を授けられた能面作家のこと。
延岡市の市制施行60周年(平成5年)に際し、旧延岡藩主の子孫である内藤家17代当主、内藤政道氏から歴代藩主ゆかりの文化財とともに「天下一」の手による能面30点が寄贈された。平成9年からは毎年延岡城址二の丸広場にて寄贈された能面を使用し「のべおか天下一薪能」が開催されている。
}}

}}}
【セリフ】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){やぶれまんじゅう(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
慶長10年(1605年)に延岡の製菓店が売り出した小麦粉で作った皮のところどころから中のあんこが見える薄皮まんじゅう。日本神話の岩戸隠れに登場する皇賀玉(おがたま)の木の実をかたどっている。
}}

#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){なつかしき 城山の鐘 鳴り出でぬ をさなかりし日 聞きしごとくに(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
宮城県の東郷村(現・日向市)に生まれた歌人、若山牧水が詠んだ歌。延岡城跡の城山公園内に建てられた歌碑にこの歌が刻まれている。
&color(Silver){ちなみにこの歌が刻まれている歌碑は他にもあり、「をさなかりし日」が「幼かりし日」となっていたりして細部が異なる。};

}}



}}}
*現実の城情報 [#information]

//編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです)

江戸時代を通じて縣藩(のちの延岡藩)の藩庁となった城で、「縣城」「亀井城」とも呼ばれる。
縣の地は平安時代から土持氏が治めていたが、天正15年(1587年)の豊臣秀吉による九州征伐後に高橋元種が所領を与えられ、当初は[[縣松尾城]]に入ったが慶長6年(1601年)に縣城の築城を開始し、慶長8年(1603年)に完成すると居城を移した。
縣城は五ヶ瀬川と大瀬川の2つの川に囲まれた中州の標高53メートルの丘陵上に立地し、以前からあった土持氏の古城を近世城郭に改修したとされる。丘陵頂部の本丸を中心に二の丸・三の丸からなる本城と、そこから西側に位置する小丘陵に築かれた西の丸で構成された。
二の丸に築かれた高さ22メートルの高石垣は「千人殺しの石垣」と呼ばれ、礎石を外すと石垣が崩れ落ち多くの敵を倒す仕掛けになっていたとの伝承がある。
城の南と北を流れる河川を天然の水掘とし、河川から水を取り込んで丘陵の裾に内堀が巡り、城の東には南北に伸びる堀と土塁を挟んで城下町が整備された。

#br
#style(class=submenuheader){{{
&color(White,Maroon){続きをクリックで表示};
}}}
#style(class=submenu){{{

慶長18年(1613年)、元種は幕府によって改易された。[[津和野藩>津和野城]]主坂崎直盛と[[津藩>宇和島城]]主富田信高との対立に巻き込まれ、津和野藩から出奔し信高に匿われていた水間勘兵衛(宇喜多左門)を元種が匿い、これを直盛が幕府に告発したことによって所領没収となったのだった。
この時[[宇和島藩>宇和島城]]主となっていた信高もまた改易されたが、ともに大久保長安事件に連座したため処罰を受けたというのが真相とされる。
#br
元種は陸奥棚倉藩の立花宗茂の預かりとなり、翌慶長19年(1614年)に肥前日野江藩から有馬直純が縣城に入った。
この有馬氏の時代に城は大規模に改修され、本丸東側に天守代用の三階櫓、本丸枡形虎口には二階櫓門が築かれ、西の丸に置かれた藩主居館が以後の歴代藩主の居館となるなど、城の基本的な構造は有馬氏時代に完成した。
またこの時期の明暦2年(1656年)に有馬康純が今山八幡宮に寄進した梵鐘に「延岡城」の字が彫り込まれていることから、この頃に「縣城」から「延岡城」に改名されたと考えられている。
有馬氏は三代藩主有馬清純の時代の元禄3年(1690年)に、山陰村・坪谷村の領民が[[高鍋藩>高鍋城]]に逃散する山陰・坪谷村一揆が起こり、清純はその責任を問われ越後糸魚川藩に転封となった。
#br
その後は三浦氏、牧野氏を経て延享4年(1747年)に陸奥[[磐城平藩>磐城平城]]から内藤政樹が入り、以後内藤氏は全て養子による相続で8代124年間にわたって藩主を務め、その間延岡城は大きな変化を加えられることなく明治維新に至った。
明治11年(1878年)には天守台に鐘楼を設け、今山八幡宮の梵鐘を移して時鐘とし、その様子を歌人の若山牧水が歌に詠んでいる。この時鐘は現在に至るまで130年以上にわたって時を知らせ続け、現在の鐘は昭和38年(1963年)に新たに鋳造された二代目のものとなっている。
城内には若山牧水の歌碑が立ち、毎年3月に牧水を偲ぶ「若山牧水歌碑祭」が行われ、また毎年6月10日の時の記念日に「城山の鐘まつり」が開催されている。
平成29年(2017年)には「延岡城」として[[続日本100名城>日本100名城#o6df7c09]]に選定された。


}}}

|BGCOLOR(#ddd):80|300|c
|所在地|宮崎県延岡市本小路|
|現存状態|石垣など|
|城郭構造|平山城|
*コメント [#comment]
#pcomment(,reply,10,)

//以下の2行は議論板設置の際の注意事項です。表示する必要はないのでコメントアウトしたままにしてください。
//議論板を設置する際は「&color(Red){議論板を設置しました};」とコメントしてください。また、議論板の各説明文は編集せずにそのまま使ってください。
//議論板以外のコメント欄を追加したい場合は乱立を防ぐため、編集会議室にてご提案の上、話し合ってからお願いします。

//議論板を設置する場合は以下の12行を使ってください。
//*議論板 [#gironcom]
//-コメント欄で持ち上がった話題について落ち着いて議論したい時や、流れてしまったコメント木を再利用したい場合などに利用してください。
//-議論板での話題は[[編集のガイドライン]]の範囲内で自由です(キャラの性能、容姿や台詞、現実の城情報etc)。コメント欄で同じ話をするのも自由です。
//-ガイドライン編集の指針を今一度確認して下さい。''特にネタのつもり等、他人を不快にしかねない表現には細心の注意をお願いします''。
//-''議論板への過度の勧誘は、誹謗中傷や他人を不快にする行為となる可能性がある''ため、言葉遣い等マナーを考えて行ってください。
//-流れてしまったコメント木を移動させる際は、乱立防止のために「&color(Red){流れてしまった○○の木を議論板に移動しました};」と&color(Red){赤字};でコメントしてください。
//-''流れていない木や枝葉の一部を無断で切り取って議論板に移動させる行為はマナー違反です。''必要に応じて議論板内で新たな木を作ってください。
//#style(style=font-size:111.11%;){{
//#region(←議論板 %%%上記の内容をよく確認した上でご利用ください。%%%)
//#pcomment(Comments/ページ名/議論,reply,10,)
//#endregion
//}}


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