平井城 のバックアップソース(No.10)
#include(城娘項目,notitle);

#include(城娘ステータス注釈,notitle)

|CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c
|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''平井城(ひらいじょう)''|
|&attachref(./平井城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/平井城.png,nolink);|図鑑No.|394|
|~|>|~|レア|6|
|~|>|~|城属性|&ref(画像置場/平山.png,nolink);|
|~|>|~|令制国|上野|
|~|>|~|武器属性|[[槍]]|
|~|>|~|最大レベル|115|
|~|実装日|>|>|2019年10月29日|
|~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''|
|~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化5回/&color(Red){最大値};''|
|~|消費気|7|消費気((基本消費気を含みます))||
|~|耐久|1307/&color(Red){_};|耐久|2614/&color(Red){_};|
|~|攻撃|60/&color(Red){_};|攻撃|108/&color(Red){_};|
|~|防御|57/&color(Red){_};|防御|114/&color(Red){_};|
|~|範囲|200/&color(Red){_};|範囲|360/&color(Red){_};|
|~|回復|10/&color(Red){_};|回復|15/&color(Red){_};|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / 御由緒六家|>|>|>|自身の範囲が20上昇。範囲内の近接城娘の被攻撃時、&br;攻撃を受けた城娘の攻撃の45%で反撃を行う|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] /草創七手家老 |>|>|>|範囲内の城娘の範囲が20上昇。範囲内の近接城娘の被&br;攻撃時、攻撃を受けた城娘の攻撃の50%で反撃を行う|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / 機略の法螺&br;(使用まで45秒:消費気5)|>|>|>|30秒間攻撃速度が1.5倍。対象の範囲内の城娘、&br;殿、伏兵の攻撃が50上昇(殿/城娘/伏兵が対象)|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 機略の法螺&br;(使用まで45秒:消費気5)|>|>|>|~|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''|
|>|>|>|>|私は山内上杉家の居城だった平井城よ。&br;上杉憲実に始まり、上杉憲政に至るまでの間&br;ずっと主要拠点の一つとして使われていたわ。&br;その後北条氏康のものになり、多目元忠という&br;北条家軍師の城となったの。好きなことは&br;新しい知識を得ること。ふふ、良かったら、&br;今度一緒にお勉強しましょうね、殿。|

|BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c
|''[[築城]]''|03:40:00|
|''神社''|&color(Red){''[[招城儀式]]''};|
|''[[5ステップ招城儀式>招城儀式#g07abcdc]]''|秋の感謝祭キャンペーン4ステップ目確定入手&br;2019年10月29日~2019年11月12日|


//#style(class=submenuheader){{
//-''[[城娘改築]]''
//}}
//#style(class=submenu){{
//
//}}
//#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=open,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7_8|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{
//|>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c
//| | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h
//|~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|h
//|>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c
//|>|無印|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//|>|改壱|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//}}


#style(class=submenuheader){{
-''ステータス一覧(クリックで展開)''
}}
#style(class=submenu){{
#include(平井城/ステータス,notitle)
}}
#br



*ゲーム上の性能・評価 [#evaluation]
//-性能の変遷
//バランス調整がされた際に箇条書きで記載してください。
//--2018年00月00日、特技の効果を修正

-概要
//城娘の運用方法などを記載
//戦での配置場所や扱い方、運用相性の良い城娘、計略など
平山の槍城娘、という時点でライバルは多いが、実装時点でユニークな特技と強力な計略を持つ独自の立ち位置を得た。範囲装備や計略短縮装備との相性がよい。「幸村の朱槍」「夜叉彦槍」系統の武器を持たせよう

-特技「御由緒六家」→改壱「草創七手家老」
平井城自身の範囲を20伸ばし、範囲内の近接城娘に反撃能力を付与する。平山城娘の反撃能力は平井城が初めてであり、計略トークンをふくめると[[成都城]]、属性ちがいに[[福井城]](平)と[[ノイシュヴァンシュタイン城]](山)がいるのみ。反射能力をふくめても、複数の城娘に付与できる能力としては[[平井城]]・[[ハイデルベルク城]]・[[城塞都市アンベール]](山)しかない。(いずれも実装時点)。出撃マスの配置に左右されるが、刺されば強い特技であることは間違いない

-計略「機略の法螺」
計略対象者の攻撃速度を1.5倍、対象の範囲内の城娘、殿、伏兵の攻撃を固定値で50上昇させる。弓・鉄砲・大砲・歌舞など範囲の長い城娘に掛けるのが基本。平山属性は優秀な遠距離アタッカーが多く、[[秋田城]]・[[臼杵城]]の能力を大幅に上昇させることができ、[[姫路城]]・[[金亀城]]・[[水府城]]のCT中に代替の計略としてかけることもできる非常に強い計略


//
//[設置用計略テンプレート]
//|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):|c
//|>|>|>|>|>|>|CENTER:''[伏兵名]''|
//|~Lv|~耐久|~範囲|~攻撃|~防御|~回復|~特技|
//|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fcc):RIGHT:|BGCOLOR(#fcc):|c
//|1|||||0|[特技名]&br;[特技説明]|
//|50|||||0|~|
//
//計略の解説、運用方法などを記載
*キャラクターボイス [#voice]

CV担当:近藤玲奈

#region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。)

#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{

※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|入手|入手||
|所領|所領1||
|~|所領2||
|~|所領3||
|~|変身||
|~|変身解除||
|出陣|出陣||
|~|委任出撃||
|~|編成1||
|~|編成2||
|合戦|つままれ||
|~|配置||
|~|選択||
|~|巨大化||
|~|特技発動||
|~|計略発動||
|~|大破||
|~|勝利||
|その他|合成||
|~|放置||
|~|おかえり||
|~|ありがとう|&color(Gray){聞き取り募集中};|
|~|出陣画面(図鑑未登録)|&color(Gray){出陣キャラクリック};|
}}

#region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};)
#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|イベント1|選択肢:左||
|~|選択肢:右||
|イベント2|選択肢:左||
|~|選択肢:右||
|イベント3|選択肢:左||
|~|選択肢:右||
}}

//正解色 BGCOLOR(#fbd):

#endregion
#endregion
*画像 [#image]
イラストレーター:

|&uploader(852252cb1fb47dcc8a261eb20248f46457364342_scre_7064,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};|


#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&uploader(6652978eb9f0995a45b2f44738129f1eb7cd2b40_scre_7070,50%);|&uploader(8b4df213ee1eaf7c8809e4c011004d802ec97ba3_scre_7071,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&uploader(4e997a75e7079b86c8ef5d74acbfe21d0785ef6d_scre_7073,50%);|&uploader(bb1f5f400a4feabc5719827f3e0f9b537d6c597b_scre_7072,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion

***改壱 [#u63f8e73]
#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&attachref(,50%);|&attachref(,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&attachref(,50%);|&attachref(,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion
*城娘の元ネタ情報 [#note]

//※※※注意事項※※※
//元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。
//中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。

【デザイン】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}

}}}
【特技・計略】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{
//次の6行を使って折りたたんでください。
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){御由緒六家(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
御由緒六家とは後北条氏初代・伊勢宗瑞盛時(北条早雲)の伊豆・相模制圧に従ったとされる6人の家臣とその家のこと。
具体的には大道寺、多目、荒木、山中、荒川、在竹の六家を指す。
素浪人時代の早雲と共に「誰か一人が大名となったら残りはその家臣となる」と誓いを立てたといういわゆる「伊勢の誓い」のエピソードが有名だが、伊勢宗瑞の出自が名門伊勢家((正確にはその傍流))であることが確定した現在ではおそらく最初から主君と家臣の上下関係にあったとみられる。
これに相模の有力豪族でいち早く宗瑞に下り協力した松田家を加えて「草創七手家老」とする場合もある。
#br
六家のうち大道寺と多目は実際に重臣として存続したが、その他の4氏は衰微したか、少なくとも武将としての功績は伝わっていない。
大道寺氏はもともと伊勢氏の親族で、初代の大道寺太郎重時は宗瑞の従兄弟(かつ乳兄弟?)だったという。
多目氏は多米とも書き三河東部・多米付近の豪族だったと見られ、今川氏を経由して宗瑞に従ったと考えられている。
平井城制圧後、城代として入れられた多目元忠は多目氏の出身である。
}}
//次の6行を使って折りたたんでください。
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){機略の法螺(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
多目元忠が、[[川越城]]の戦い(河越夜戦)で突出しすぎた北条氏康に対して法螺を鳴らして引き上げさせたとされる逸話が元ネタ。
後衛を任されるだけでなく、軍の進退についても任されていた元忠の機略・戦の才と、氏康との信頼関係が窺える。
}}

}}}
【セリフ】
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){五色備え隊の会合(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
北条五色備は後北条氏が編成したとされる部隊。平井城は黒備担当。
他は黄備担当の[[川越城]]→のち[[玉縄城]]、赤備担当の[[玉縄城]]→のち[[江戸城]]、青備担当の[[栗橋城]]、白備担当の[[下田城]]。
}}

#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}
*現実の城情報 [#information]

//編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです)

関東管領を世襲した上杉氏の嫡流で、上野・越後・伊豆の守護も務めた山内上杉氏の本拠地。
山内上杉氏は室町幕府を創始した足利尊氏の従弟にあたる上杉憲顕を祖とし、同族の犬懸上杉氏が上杉禅秀の乱によって没落すると関東管領職を独占するようになった。
平井城は永享10年(1438年)、神流川の支流である鮎川西岸の台地上に築かれた館城で、西と南は丘陵に囲まれ、東は鮎川を隔てて丘陵が位置する、盆地状の要害の地に立地していた。
平井城の西南約1キロメートル、標高331メートルの金山には平井金山城が築かれ、平井城の詰城となっていた。

#br
#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){続きをクリックで表示};
}}
#style(class=submenu){{

山内上杉氏は上杉憲実の代に鎌倉公方足利持氏と対立して永享10年(1438年)に永享の乱が勃発し、「喜連川判鑑」には憲実が「山ノ内ヲ出テ上州平井ニ退去」とある。
また再び山内上杉氏と鎌倉公方が対立し、享徳3年(1454年)に勃発した享徳の乱では「上杉房顕ハ上州平井ニ住ス。後ニ鎌倉山内ニ移ル」とあるように、この頃までには平井城が山内上杉氏の本拠地であったと考えられてきた。
しかし近年では永正9年(1512年)に起こった永正の乱、あるいは大永年間(1521~1527年)以降に本拠地になったと考えられている。
#br
享徳の乱で鎌倉公方足利成氏は下総の[[古河城]]を本拠地として古河公方と称されるようになり、山内上杉氏は武蔵を本拠に上野と北武蔵を領国化していった。
この乱において山内上杉氏は両陣営の境界に位置し、本国である上野への連絡を確保するために[[五十子陣]]を築き、本陣とした。
五十子陣は山内上杉氏の守護所としての役割も果たしており、文明9年(1477年)に長尾景春に攻め落とされるまで山内上杉氏の拠点として機能した。
翌年、長尾景春の居城である[[鉢形城]]を扇谷上杉家の家宰・太田道灌が攻略し、山内上杉氏の顕定が入り拠点とした。
鉢形城は顕定の養子である顕実が在城していたが、同じく養子の憲房が平井城を拠点に近隣の諸勢力を結集して永正9年(1512年)に鉢形城に攻め寄せ、これを落とし顕実は古河に敗走した。
こうして新たに山内上杉氏の当主となった憲房の代で、平井城が山内上杉氏の本拠地として定まったと考えられる。
#br
憲房は平井城を本拠地に上野一国・下野足利領・北武蔵を支配していたが、直接支配する領国は平井城とその有力支城周辺に限られ、上野では[[国峰城]]の小幡氏、[[箕輪城]]の箕輪長野氏、総社城の総社長尾氏、[[厩橋城]]の厩橋長尾氏、大胡城の大胡氏、赤石城の那波氏、白井城の白井長尾氏、[[沼田城]]の沼田氏、岩下城の斎藤氏、[[新田金山城]]の横瀬氏がおり、下野の足利城には足利長尾氏が、武蔵には深谷城の深谷上杉氏、[[忍城]]の成田氏、[[花園城]]の藤田氏らがおり、これらの国衆が山内上杉方として行動した。
やがて武蔵に[[小田原城]]を本拠地とする北条氏綱が進出してくると、山内上杉氏は扇谷上杉氏や武田氏と連携して氏綱に対抗したが、享禄2年(1529年)に山内上杉氏の内乱である関東享禄の内乱が起こり、上野の国衆が憲房の養子で山内上杉氏当主の憲寛方と、憲房の遺児である竜若丸(のちの上杉憲政)方に分かれて戦った。
内乱は享禄4年(1531年)に集結し、上杉憲政が山内上杉氏の当主となった。
#br
憲政は天文15年(1546年)の[[川越城]]をめぐる北条氏康との戦いに敗れ、この戦いで扇谷上杉氏は滅亡し、憲政は平井城へと敗走した。
これ以降氏康による北武蔵・上野への攻勢は強まり、西上野の山内上杉氏の有力被官だった国峰城の小幡憲重が氏康に内応し、平井城を攻めている。
天文18年(1549年)には花園城の藤田泰邦や深谷城の上杉憲賢らも氏康に従属し、翌年には氏康自らが平井城を攻撃した。
さらに翌年の天文20年(1551年)12月には氏康は[[江戸城]]から平井城へと出陣し、翌年2月には氏康によって[[金鑚御嶽城]]が落城し、この時に憲政の名代として在城していた嫡男の龍若丸が氏康に捕らえられ、のちに処刑された。
金鑚御嶽城の落城で山内上杉氏は武蔵を完全に失い、また赤石城の那波宗俊ら上野の山内上杉方の国衆が次々と氏康に従属し、さらに憲政の馬廻り衆も氏康に降ったことで憲政は平井城を追われた。
#br
憲政はその後金山城の横瀬成繁や足利城の長尾当長を頼ろうとするが後北条方と戦闘中であったため入城できず、一時は北上野の白井城の白井長尾憲景を頼ったのち、越後の長尾景虎を頼って落ち延び、山内上杉氏は没落した。
憲政はのちに景虎に上杉の名跡と関東管領を譲り、天正6年(1578年)の[[御館の乱>御館]]で討死した。
平井城は関東に出兵した景虎によって永禄3年(1560年)に奪還されたが、景虎は厩橋城を関東における拠点としたため、平井城は廃城となった。

}}

|BGCOLOR(#ddd):80|300|c
|所在地|群馬県藤岡市西平井|
|現存状態|なし|
|城郭構造|平山城|
*コメント [#comment]
#pcomment(,reply,10,)

}}}


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