安房里見氏は初代の義実が安房の白浜城を本拠として以来、同じく安房稲村城や、上総の久留里城、佐貫城など状況に応じて居城を移動した。 佐貫城を本拠に全盛期を築いた義弘の死後、里見氏では内紛が起こって安房へと後退し、新たに当主となった義頼は岡本城を居城とした。 江戸湾を望む比高45mの丘陵上にある3つの郭を中心とし、山頂の主郭の北東に広がる郭は港としての機能があったと考えられている。 小田原攻めのあとに里見氏は安房一国のみを安堵され、義頼のあとを継いだ義康は居城を館山城に移した。
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