鹿児島県伊佐市菱刈南浦。 鹿児島県北部に位置し、県内屈指の米どころであるこの地に、この城は存在していた。 太良城。 この城は、現在の本城小学校の南西に連なる丘陵に築かれた丘城で、北に一の丸、南に二の丸があったらしいが、近年の開発の影響で遺構はほとんど残っていない。 現在は公園として整備され、本城町民の憩いの場所となっている。
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築城年代は建久5年(1194年)とされ、菱刈重妙によって築かれたとされる。 菱刈氏は藤原氏の後裔を称した一族で、重妙は藤原隆長の孫にあたるといわれる。 重妙は、保元元年(1156年)に後白河上皇の勅命により菱刈両院を賜り、建久4年(1193年)には源頼朝の命により下向し、この地に居城として築いたのが太良城とされる。
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