南北への道路が通る交通の要所に築城されたワークワース城はいくつもの戦火を潜り抜け、また、増築を重ね今の姿に至る。 1327年、スコットランドからロバートが襲撃し、街は二回も血の海と化したが幸いにも城は残り、その後ヘンリー・パーシー3世にスコットランド戦争の代償として与えられた。 14世紀後期に入り、初代ノーサンバーランド伯爵ヘンリー・パーシーのためにドンジョンが築かれる。勿論住居としてであり、緻密で遊び心に満ちた珍しい設計図で以て建築された。 ノルマン時代のモットの頂上にドンジョンを配置し、立地の利点を可能な限り活用している。北側の小塔にはパーシー家の紋章が飾られ、所有者であることを明示している。
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