ロチェスター城 のバックアップの現在との差分(No.2)
現実の城情報ロンドン南東近郊のロチェスター、メドウェイ川に面して建つ城。 続きをクリックで表示 ウィリアム征服王によって現在地より少し南に初代の城が築かれたが反乱に遭い放棄。 1215年、第一次バロン戦争ではジョン王に反する貴族が城に立て籠もったがジョン王直々の討伐を受けて主城塔までも一部崩されて落城。翌年から城は再建・改修される。 その後も修復案が出ては流れを繰り返し、エドワード3世の時代の1367年になってようやく大規模な修繕が行われた。 その後もいちおう最低限の維持管理はされていたものの実態は補修と放置の繰り返しで、城よりもむしろ王族の隠居所や牢獄として使われる。
城郭構造(クリックで表示) 城郭構造主城塔を重心に据えて城壁と堀で周囲を囲んだ典型的な矩形キープ・ノルマン様式の城郭構造で、前述のとおりこの種の城の見本的・代表的な存在であると言ってよい。 四隅に小塔を持つ四角形の主城塔は6層構造になっていて、内ひとつは2階層をぶち抜いた大広間なので実質7階建て。 四隅に小塔を持つ四角形の主城塔は六層構造になっていて、内ひとつは二階層をぶち抜いた大広間なので実質七階建て。 ただし木材で出来た床と屋根は現存せず巨大な吹き抜けになっている。 東側に大手門(かつて城門塔があったが現存しない)があり、北側におそらくかつては川に直接出られる構造になっていた裏門を持つ。キープは城地の南側に寄って建つ。 城内は主郭と外郭に分けられていたが、17世紀にその間の城壁が取り払われてしまったため、見た目上は郭はひとつしかないように見える。また北東部分の城壁も現存しない。 コメント |
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