リンディスファーン城 のバックアップソース(No.14)
#include(城娘項目,notitle);

#include(城娘ステータス注釈,notitle)

|CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c
|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''リンディスファーン城(りんでぃすふぁーんじょう)''|
|&attachref(./リンディスファーン城S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/リンディスファーン城.png,nolink);|図鑑No.|468|
|~|>|~|レア|5|
|~|>|~|城属性|&ref(画像置場/水.png,nolink);|
|~|>|~|令制国|イギリス|
|~|>|~|武器属性|[[鈴]]|
|~|>|~|最大レベル|110|
|~|実装日|>|>|2020年05月26日|
|~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''|
|~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化4回/&color(Red){最大値};''|
|~|消費気|12|消費気((基本消費気を含みます))|110|
|~|耐久|1117/&color(Red){2160};|耐久|2010/&color(Red){3888};|
|~|攻撃|72/&color(Red){237};|攻撃|118/&color(Red){389};|
|~|防御|39/&color(Red){161};|防御|70/&color(Red){290};|
|~|射程|320/&color(Red){320};|射程|524/&color(Red){524};|
|~|回復|10/&color(Red){32};|回復|14/&color(Red){44};|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / ベブロウ・クラッグ|>|>|>|巨大化する度に射程内の敵の&br;与ダメージが2%低下&br;被ダメージが2%上昇|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / ノーサンブリアの聖島|>|>|>|巨大化する度に射程内の敵の&br;与ダメージが4%低下&br;被ダメージが2%上昇|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / リンディスファーンの福音書&br;(使用まで60秒:消費気5)|>|>|>|40秒間対象の攻撃速度が25%上昇&br;射程内の敵を撃破した時に追加で気が1増加&br;(同種効果の重複なし)(自分のみが対象)|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / リンディスファーンの福音書&br;(使用まで60秒:消費気5)|>|>|>|~|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''|
|>|>|>|>|古より聖なる地として崇められた島、&br;リンディスファーン。&br;その地に聳え立つ要塞が、&br;私、リンディスファーン城です。&br;イングランド軍を駐留させるために、&br;イングランド王ヘンリー8世様が&br;築城された要塞なんですよ。&br;えっ? なら戦はさぞ得意なのだろうなって?&br;そ、それには、そのぉ……、&br;ノ、ノーコメントと……させていただきます……。&br;はい……。|

|BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c
|''[[築城]]''|05:00:00|
|''神社''|&color(Red){''[[招城儀式]]''};|


//#style(class=submenuheader){{
//-''[[城娘改築]]''
//}}
//#style(class=submenu){{
//
//}}
//#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=open,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7_8|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{
//|>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c
//| | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h
//|~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h
//|>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c
//|>|無印|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//|>|改壱|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//}}


#style(class=submenuheader){{
-''ステータス一覧(クリックで展開)''
}}
#style(class=submenu){{
--[[テンプレート/城娘/ステータス表]]より、城娘ステータス用のページをテンプレートから作成し、ここにincludeしてください。&br;
#include(リンディスファーン城/ステータス,notitle)
}}
#br



*ゲーム上の性能・評価 [#evaluation]

-概要
武器種:鈴では初となる水属性単独の城娘。
 
-特技「ベブロウ・クラッグ」
巨大化する度に敵の与ダメージを2%低下、被ダメージを2%上昇(最大化でそれぞれ8%)させるデバフを常時展開する。
効果自体は有用なものであるが数値が控え目なのはネック。 
 
改築で敵与ダメ低下が2%→4%となる。巨大化回数が増えたこともあり、敵の与ダメ低下20%、被ダメ増加10%と改善される。
同レアで平/水の[[フレデリクスボー城]]が被ダメ増加20%なのでマップによって使い分けよう。
 
-計略
自身のみを対象に、攻撃速度25%アップと射程内で撃破した敵1体につき獲得できる気を1増やす効果を付与する。
水属性では[[臼杵城]]に続く☆5以下での気増加計略であるが、その臼杵城のノビシャドとは幸いなことに共存できる。
効果が自身の射程内となるのである程度敵を引き付けないといけないのと、効果は40秒なのでタイミングには注意。

//-性能の変遷
//バランス調整がされた際に箇条書きで記載してください。
//--2018年00月00日、特技の効果を修正



*キャラクターボイス [#voice]

CV担当:井澤詩織

#region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。)

#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{

※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|入手|入手||
|所領|所領1||
|~|所領2||
|~|所領3||
|~|変身||
|~|変身解除||
|出陣|出陣||
|~|委任出撃||
|~|編成1||
|~|編成2||
|合戦|つままれ||
|~|配置||
|~|選択||
|~|巨大化||
|~|特技発動||
|~|計略発動||
|~|大破||
|~|勝利||
|その他|合成||
|~|放置||
|~|おかえり||
|~|ありがとう|&color(Gray){聞き取り募集中};|
|~|出陣画面(図鑑未登録)|&color(Gray){出陣キャラクリック};|
}}

#region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};)
#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|イベント1|選択肢:左||
|~|選択肢:右||
|イベント2|選択肢:左||
|~|選択肢:右||
|イベント3|選択肢:左||
|~|選択肢:右||
}}

//正解色 BGCOLOR(#fbd):

#endregion
#endregion
*画像 [#image]
イラストレーター:

|&uploader(078c6e914132353ce3dc838647686c74e5bdfc00_scre_8655,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};|


#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&uploader(2f0c1babdd83c3a4fb858667215ad7efd7f433d4_scre_8656,50%);|&uploader(66b5ebc315b9b106c471a93c84cbde515b504578_scre_8657,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&uploader(039fcac82be43e5166ea93818d42b0bd15ac7f2e_scre_8658,50%);|&uploader(1e630584ef0776c66c2687e1fa86861ed61a5823_scre_8659,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion

***改壱 [#b9ee6c35]
#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&attachref(,50%);|&attachref(,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&attachref(,50%);|&attachref(,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion
*城娘の元ネタ情報 [#note]

//※※※注意事項※※※
//元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。
//中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。

【デザイン】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}

}}}
【特技・計略】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){ベブロウ・クラッグ(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
リンディスファーン城が建っている岩山の名前。火山岩(玄武岩)でできており非常に堅牢。
リンディスファーン島はほとんど起伏のない平らな島だが、ベブロウ・クラッグの周辺のみ切り立った崖の小山になっており、防御設備を置くのに適していた。
}}
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){ノーサンブリアの聖島(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
城情報にもあるとおり、634年から635年にかけて聖エイダンによってこの地に修道院が築かれ、布教と研究の中心地となった。
当時のイングランドはローマ帝国が崩壊したのち、アングロサクソン人の侵入によってキリスト教が衰退していた。
これらのアングロサクソン系諸王国への布教のため、キリスト教信仰が残っていた(厳密には地元のケルト文化とも混ざっており、ケルト系キリスト教と呼ばれる)アイルランドからブリテン諸島各地に修道士が派遣されるようになる。
その一派がスコットランド・ヘブリディーズ諸島にアイオナ修道院を開き、さらにそこから派遣されたのが聖エイダンであった。
聖エイダンと彼の弟子たちはノーサンバーランドをはじめ各地に布教を行い、遠くフランスやフランドルまで足を延ばした人もいた。
さらに聖カスバートの奇蹟(遺体が腐らなかった、あるいは遺物に触れた人の病を癒したなど)からリンディスファーンは巡礼地の一つとなり、やがて聖なる島と呼ばれるようになっていった。
ヴァイキングの侵攻を受けて修道院は一度消滅するが、11世紀末にベネディクト派によって再興された。
}}
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){リンディスファーンの福音書(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
リンディスファーン修道院の修道士たちによって、7世紀末頃から8世紀にかけて作成された装飾写本。
装飾写本とは聖書などの宗教的なテキストの写本をそれぞれの様式によって装飾したもので、主に儀式などに用いられた。
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四福音書の写本にケルト様式の様々な模様や装飾が施され、さらに表紙は宝石や貴金属できらびやかに飾られた革で出来ていた。
豪華な表紙はヴァイキングの侵攻を受けた時代に失われたが、本文部分はその後も聖カスバートの聖遺物とともにダラム修道院に収められた。
本文の行間部分にはのちに英語(古英語)で翻訳文が書き添えられ、イングランドで初めての英語訳福音書となった。
ヘンリー8世の宗教改革で修道院が解散させられると、福音書はダラム大聖堂から政府関係者と大英博物館を経て大英図書館に移され、現在も保管されている。またダラム大聖堂にも精密な複製品が所蔵されている。
アイルランドのダロウ修道院で作られた『ダロウの書』、前述のアイオナ修道院で作り始めた((途中で制作拠点がケルズ修道院に移った))『ケルズの書』、そしてこの『リンディスファーンの福音書』が現存する三大ケルト装飾写本として有名である。
(ちなみに、ダロウの書が最も古く、ケルズの書が最も豪華で、リンディスファーンの福音書が本文の保存状態が最も良い、らしい)
}}

}}}
【セリフ】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}

}}}
*現実の城情報 [#information]

//編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです)
//編集会議室で決まった基準に基づき、本文が長くなるようなら以下の方法で折り畳んでください。(目安は大体6行以上)
//本文はなるべく、ほどほどのところで改行してください。改行は「。」のうしろで。

リンディスファーン城は、イングランドの東海岸ノーサンバランド地方の沖に浮かぶ島・リンディスファーン島にある城。
1550年に当時のイングランド王ヘンリー8世によって、スコットランドなど対立する諸国からの攻撃に備えて建設された。
同じ海岸線の北側には国境の城塞都市ベリック・アポン・ツイード、南には古い歴史を持つ堅城[[バンバラ城]]があり、共に防衛線を形成した。
#br
リンディスファーン城の建材には、この島にあった有名な「リンディスファーン修道院」のものが使われている。
城を作らせたヘンリー8世は、宗教改革を行って国内の数多くの修道院を解散させ、その財産や土地を没収したことで知られている。
そして解散した国内各地の修道院の石材は、リンディスファーン城や[[ディール城]]のような海岸防衛のための城砦の建材として使われた。
とは言え、こちらでは立地の制約などのためディール城のような同心円状の「ヘンリシアン」様式は採用されず、地形に合わせた形で建てられた。

#br
#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){続きをクリックで表示};
}}
#style(class=submenu){{

リンディスファーンは[[モン・サン=ミッシェル]]や[[アイリーン・ドナン城]]のように、満潮時だけ本土から切り離されて島になる潮間島である。
634年、ノーサンブリア王オズワルドによってスコットランドのアイオナ修道院から招かれた修道士・聖エイダンが島に修道院を建設した。
このリンディスファーン修道院はキリスト教布教の拠点となり、エイダンとその弟子たちはイングランド北部・東部へ布教に旅立った。
これらの地域はかつてローマ帝国の頃に一度キリスト教が広まったが、その後衰えていたのである。
また7世紀後半の修道院長・聖カスバートはいくつかの奇跡を起こしたとされる聖人であり、彼の遺物に触れると御利益があるとされ、修道院は信者の信仰を集めるようになった。のちに福音書の翻訳も行われるようになっていく(詳細は元ネタ集に)。
#br
しかし8世紀末ごろからヴァイキングによって襲撃されるようになり、ついに875年に修道士たちは修道院を放棄して本土に逃れた。
彼らが聖カスバートの遺骸と共にたどり着いたのが[[ダラム城]](ダラム大聖堂)であり、聖カスバートの遺骸は現在も大聖堂に安置されている。
のちにウィリアム1世がノルマン朝を開くと、1093年にヨーロッパ大陸から招かれたベネディクト修道会によって修道院は再興された。
その後も修道院は聖人ゆかりの場所として信仰を集めていたが、ヘンリー8世の時代に宗教改革の名の元に解散させられ、建物も多くが破壊された。

#br
その後、ジェームス1世が即位してイングランドとスコットランドの合同が達成され、スコットランドに備えていた各地の城は存在意義を失った。
リンディスファーン城は一応は王室(政府)に残ったが、有事の際にはベリックやバンバラから兵士を派遣することになり、常駐の守備隊は置かれなくなった。
このように手薄であったため、1715年のジャコバイト反乱に呼応して少数の反乱者によって占拠されてしまう。しかし駆け付けた兵士によって奪還され、反乱者たちは逮捕・投獄された。
#br
1860年代には城の敷地内に石灰窯(生石灰を生産するための窯)が建設された。
この窯はノーサンバランドで有数の規模を持ち、材料や製品の輸送のために島内に馬車鉄道が引かれたほどだった。石灰の生産は20世紀初めころまで続いた。

1903年、雑誌「カントリースタイル」の社長エドワード・ハドソンが城を購入。著名な建築家エドウィン・ラッチェンスの友人でありファンであったハドソンは、リンディスファーン城をラッチェンスの「アーツ・アンド・クラフツ」様式の別邸にしようと考え、ラッチェンスに改築を設計から施工まで全て任せた。
この改築作業には1903年から1906年までかかり、城塞から上流階級の週末の別宅へと大きく姿を変えた。
(一応言い添えるなら、このように古い城を屋敷や別荘に改装・改築するのは当時よくあったことである)
現在残っている城の主要な建物はこの時に改築されたものであり、エドワード朝当時の別荘様式が表れている。
また、海辺に立つ岩山の古城という風景から1971年の映画『マクベス』を筆頭に、映画やテレビドラマのロケ地にもたびたびなっている。

}}


|BGCOLOR(#ddd):80|300|c
|所在地|イングランド・ノーサンバーランド州・リンディスファーン島|
|現存状態|城・庭園|
|城郭構造|水城|

//#br

//題名を付けて説明する場合は、以下の方法で必ず折り畳んでください。
//初めから折り畳みにすると、Edit番号が割り振られませんが、Edit番号の入力は任意でお願いします。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(White,Maroon){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu){{

//Edit番号不要、またはEdit番号についてよく分からない場合は次行はコメントアウトしたままにしておいて下さい。
//***(題名を入力してください)

//(本文を入力してください)

//#br

//}}
*コメント [#comment]
#pcomment(,reply,10,)


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