スワローズ・ネスト のバックアップソース(No.1)
*現実の城情報 [#information] //編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです) //編集会議室で決まった基準に基づき、本文が長くなるようなら以下の方法で折り畳んでください。(目安は大体6行以上) //本文はなるべく、ほどほどのところで改行してください。改行は「。」のうしろで。 //(本文を5行以下で入力してください。折り畳みを開始するのは、キリのいいところで結構です) スワローズ・ネストは、ウクライナ(ロシア)のヤルタ近郊、古代ローマの城塞都市遺跡のCharaxに隣接して建てられた、ネオ・ゴシック様式の城塞風建造物である。 建屋は海に突き出したオーロラクリフという40m程の崖の上に、高さ12m x 奥行き20m x 幅10mというコンパクトなサイズで建てられており、南クリミア沿岸を象徴する建造物となっている。 2階建ての塔が付いたL字型の形状をしており、当初の設計では内部にエントランスホール、居間、階段、2つの寝室が配置されていた。 スワローズ・ネストは、ステインゲル男爵のロマン趣味によって、おとぎ話に出てくる中世の城のような姿になった。 そういう点で、[[ノイシュヴァンシュタイン城]]やリヒテンシュタイン城などの類型として、その様式を比べられることがある。 一方、これらの城とは違い海岸沿いの不安定な地形にあるという点で、その構造がポルトガルのベレンの塔やイタリアのミラマール城などと比べられることもある。 #br #style(class=submenuheader){{ &color(White,Maroon){続きをクリックで表示}; }} #style(class=submenu){{ スワローズ・ネスト自体は、元は露土戦争で活躍した退役ロシア将校の家として1895年に建てられた木造コテージだった。 また、この頃は「Swallow's Nest(ツバメの巣)」ではなく、「Castle of Love(愛の城)」という名前が付けられていた。 いつ頃かは不明だが、その後リヴァディア宮殿の宮廷医の別荘となり、彼の死後に妻により「スワローズ・ネスト」として再度木造で立て直された。 そして1911年、バクー油田で儲けたドイツ人実業家のステインゲル男爵に売却された。 ステインゲル男爵は、このクリミアの地で休暇を過ごすことを好んでおり、彼は夏の別荘としてスワローズ・ネストを1912年から1年程度かけて現在のネオ・ゴシック様式の姿にリフォームした。 しかしその直後、1914年に第一次世界大戦が勃発すると、ステインゲル男爵はドイツへ引き上げなければならなくなった。 そうしてステインゲル男爵はモスクワの実業家のシェラプーチンに建物を売却し、ロシア帝国を去って行ってしまった。 シェラプーチンはスワローズ・ネストをレストランとして使用したが、それも長くは続かずその後も様々な持ち主の元を転々とした。 #br そして1927年、スワローズ・ネストを大地震が襲った。 建物自体には被害はなかったものの、足元の崖に大きなヒビが入り、庭園など敷地が一部崩落し、スワローズ・ネストも一部が宙に浮いた状態になってしまった。 そのため安全上その後40年間ほど閉鎖されていたが、1968年からコンクリート板による補強がなされ、2002年からはイタリアレストランとクリミアの土産屋として再開された。 そして2011年には管理が自治体に移され、「Palace-Castle Swallow's Nest」という機関により運営・管理されるようになり、現在は展覧会場としても運用されている。 }} |BGCOLOR(#ddd):80|300|c |所在地|ウクライナ クリミア自治共和国 ガスプラ&br;ロシア連邦 クリミア共和国 ガスプラ| |現存状態|現存| |城郭構造|コテージ --> 平山城| #br //題名を付けて説明する場合は、以下の方法で必ず折り畳んでください。 //初めから折り畳みにすると、Edit番号が割り振られませんが、Edit番号の入力は任意でお願いします。 #style(class=submenuheader){{ &color(White,Maroon){参考文献(クリックで表示)}; }} #style(class=submenu){{ //Edit番号不要、またはEdit番号についてよく分からない場合は次行はコメントアウトしたままにしておいて下さい。 ***参考文献 Wikipedia, Swallow's Nest, https://en.wikipedia.org/wiki/Swallow's_Nest , 2019/6/23閲覧 Государственное бюджетное учреждение "Дворец-замок "Ласточкино Гнездо"(スワローズ・ネスト公式サイト), https://xn-----6kcbqggkggtcllvchedg5cwa0j.xn--p1ai , 2019/6/23閲覧 Русское географическое общество(ロシア地理学会), ЛАСТОЧКИНО ГНЕЗДО, КРЫМ, https://www.rgo.RU/ru/photo/lastochkino-gnezdo-krym , 2019/6/23閲覧 #br }} *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,) |
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