カステルヴェッキオ のバックアップ(No.3)

現実の城情報 Edit

シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台として知られるヴェローナに築かれた城で、カステル・ヌォヴォ?(新しい城)とは対照的に「古い城」を意味する。
ヴェローナはヴェネツィアとミラノの中間に位置し多数の街道が交わる北イタリアの要衝で、ローマ、ナポリに次ぐ規模のコロッセオが残るように古代ローマ時代から重視された。
中世には『ロミオとジュリエット』に描かれたようにデッラ・スカラ家、ヴィスコンティ家、カッラーラ家による権力闘争が展開され、カステルヴェッキオはデッラ・スカラ家のカングランデ2世によって1354~1376年にかけて築かれた。
ヴェローナはアディジェ川がU字型に湾曲した内側に建設された天然の要害だが、カステルヴェッキオはこのアディジェ川に面して築かれた。周囲はアディジェ川と水堀によって守られ、7つの塔を持つ堂々たる構えだった。
特にアディジェ川に架かるスカリジェロ橋は、城壁の一部であるかのように胸壁が設けられ、城への入り口には塔を備えた城門が置かれるなど、城塞化された大橋といえる。


所在地イタリア、ヴェネト州ヴェローナ県ヴェローナ
現存状態復元
城郭構造平城

コメント Edit

コメントはありません。 Comments/カステルヴェッキオ? 

お名前:

  URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White


ホーム   一覧 最終更新 バックアップ 検索       最終更新のRSS