アンベール城 のバックアップ(No.2)

現実の城情報 Edit

ラージプートの御三家と称されるラージャスターンのアンベール王家、マールワール王家、メワール王家のうち、アンベール王家が居城とした、アンベール王国の首都アンベールに築かれた城塞。
11世紀にラージプートのカチワーハ氏が建国したアンベール王国は、氏族の長である国王とその同族である貴族が支配者層を形成し、伝統的に貴族の勢力が強く王権が弱かったため、ムガル帝国が台頭するといち早くこれと結びつき、王権の強化を図った。
1562年にアンベール王ビハーリー・マルはムガル皇帝アクバルに臣従を請い、娘を嫁がせることを申し出た。アクバルはこれを受け入れてアンベール王国はラージャスターンのラージプートで最初にムガル帝国に臣従することとなり、アンベールの王女は次のムガル皇帝ジャハーンギールの母となる。
以後アンベール王国はムガル帝国の忠実な臣下としてムガル・ラージプート同盟の形成に尽力した。これによりアクバルはラージプートの城のなかでも難攻不落で知られたチットールガル城やランタンボール城を攻略したのを皮切りにラージプート諸王国を次々と降伏させ、ラージャスターンを平定した。
特にアンベール王マーン・スィングはアクバルに仕えた「九つの宝石」の一人に数えられ、ムガル帝国がプラタープ王国と戦った際には総大将としてムガル帝国軍を率いている。


所在地インド、ラージャスターン州アンベール県アンベール
現存状態現存
城郭構造丘城

コメント Edit

コメントはありません。 Comments/アンベール城? 

お名前:

  URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White


ホーム   一覧 最終更新 バックアップ 検索       最終更新のRSS