フランスやイギリスで独特なキープが乱立する12世紀後半に築かれたタワー・キープを持つ城である。最大の特徴は円形の塔に接合する台形状のひかえ壁であろう。 1180年のころ、ハムリン・プランタジネットによって建設された塔はその当時の建築技術の上達ぶりを見ることが出来る。 ハムリンはイングランド王ヘンリー2世の異母弟にあたり、ヘンリー2世もまた、ジゾール城の補強工事の折、ハムリンに先駆けてひかえ壁を設けた塔への改修を行っている。 立て続けにオーフォード城の改修工事も行ったが、ハムリンの築いたコニスボロー城ほど見事な出来栄えにはならなかった。
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