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館林城 のバックアップ(No.1)
現実の城情報
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| 所在地 | 群馬県館林市城町 |
| 現存状態 | 土塁、堀など |
| 城郭構造 | 梯郭連郭複合式平城 |
狐の尾曳伝説(クリックで表示)
館林城の縄張には、築城者と伝わる赤井照光にまつわる伝説がある。
ある日照光が悪童に捕まった子狐を助けたところ、その夜に白髪の老人が照光の夢枕に立ち、子狐を助けてくれた恩返しとして、館林の地に城を築いて本拠を移すよう忠告した。
その地は鶴生田川の水が流れ込む沼に三方を囲まれ、沼の中心部に低台地が突き出すという天然の要害だったが、その分縄張が困難な土地でもあった。
すると照光の前に白狐が現れ、その尻尾で城の縄張を描いてみせ、照光はその縄張の通りに城を築いたという。
この伝説にちなんで館林城は別名尾曳城とも呼ばれ、白狐が尻尾を曳き始めた地点には初曳稲荷が、曳き終えた地点には夜明稲荷がまつられている。
また本丸の鬼門(北東)の方角には稲荷曲輪が設けられ、狐の尾曳伝説を伝える尾曳稲荷神社が鎮守社となった。鬼門を守るために建立されたことから、社殿は神社建築には珍しく西向きとなっている。
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