秋葉城 のバックアップ(No.1)
現実の城情報
秋葉山本宮秋葉神社は、標高885mの秋葉山を神体山とし、火防の神として崇敬される。和銅二年(709)に創建され、奈良時代直前にあたる。中世には神仏習合で秋葉大権現となり、明治の廃仏毀釈で現在の神社に。南北朝期には秋葉城として城砦機能を果たした。秋葉城は天野氏の城で、平安末期に始まる天野氏は鎌倉末期に遠江国で勢力を拡大。元弘三年(1333)、天野経顕は後醍醐天皇の鎌倉攻めで軍功を挙げ、建武の中興で所領を安堵された。延元二年(1337)に宗良親王らと南朝方として挙兵し、秋葉城の天野景顕が親王を支援。延元四年(1343)、宗良親王は信濃へ移り、子・興良親王を景顕に託した。景顕は興良親王を秋葉城で匿ったが、正平八年(1353)、幕府方の今川氏に知られ、親王の安全のため降伏を決断。興良親王を奉じて上洛し、足利尊氏から感状を受けた。親王は軟禁され、天授三年(1377)に逝去。天野氏は南朝方として活動を続けたが、三河国へ逃れ子孫は後に松平氏に仕えた。
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