鎌倉時代にこの地に来た沼田氏(上野沼田氏の一族)が、永禄年間(1558〜1570年)に築いたという。 永禄12年(1562年)、沼田氏は松宮氏の攻撃を受けて近江へ逃れて、熊川城は松宮氏の支城として使われた。 元亀元年(1570年)に織田信長が越前朝倉氏攻めをする時、若狭での第一夜をここで過ごしたという。 天正12年(1584年)、丹羽長秀がこの城を破壊した。