ノーサンバーランドの海岸線よりも高い岩場の高原におよそ9エーカー(36414平方メートル)の土地に広がるこの城は国内では最大級とされている。 地名と同様にバンボロー城ともいい、6世紀に要塞化された城で12世紀、13世紀、14世紀の隔世紀ごとに発展を遂げている。岩場の多い海岸沿いの岬の上に堂々と建ち、自然の防衛力が優れているためこの地が選ばれた。 ただ、マルコム・ヒスロップの著書『How To Read Castles(邦題:歴史的古城を読み解く)』によれば立地がその地形ゆえに設計が制限され、その結果基盤となる岩の輪郭に沿った延長計画に沿う破目になる。 おまけに中世初期に城郭が建築されるとその後はどんな増築計画にもほとんど余裕がなかったようだ。バンボローの歴史はアングロサクソンの歴史にはじまり、イングランドにおいてはもっとも重要な場所である。 しかし、この地で青銅器時代や鉄器時代の陶器でできた屠殺場が発見されたため、ディン・ガーディはアングロサクソンに先立ってローマ人が生活していたと示唆した。
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