イタリア北部、ガルダ湖に突き出した半島にある町シルミオーネの入り口に建つ要塞。かつてシルミオーネの旧市街に入るには、必ずこの城の跳ね橋を渡らなければならなかった。 14世紀にヴェローナを統治していたスカリジェ家(デッラ・スカラ家)によって建設された、領土の端であるガルダ湖の防衛拠点。ガルダ湖に直接面しているドックが城壁に囲まれており、艦隊を嵐や奇襲から守った。 当時のイタリアを二分していた教皇派(ゲルフ)と皇帝派(ギベリン)の対立において、城壁の頂部にあるM字型の「ツバメの尾(ギベリン狭間)」は皇帝派であることを誇示するためのシンボルだった。 スカリジェ家が没落した後、ヴェネツィア共和国、ナポレオン、オーストリアの支配を経って、イタリア王国へに組み込まれた。20世紀初頭まで半ば放置され荒れ果てていたが、1917年から大規模に修復され現在の姿となる。
コメントはありません。 Comments/スカリジェロ城?
コメントはありません。 Comments/スカリジェロ城?