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アニック城 のバックアップ(No.1)
現実の城情報
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| 所在地 | イングランド、ノーサンバーランド、アニック |
| 現存状態 | 現用 |
| 城郭構造 | 囲郭式 |
城郭構造(クリックで表示)
元々はモットアンドベイリー式の城だったが、度重なる改修・改築によってモットはほぼ原形を留めていない。
中央部のシェルキープタイプのメインキープを挟んで東側が上ベイリー、西側が下ベイリーとなる。全体を城壁で囲み塔と城門塔で防御した囲郭式城郭である。
なお東側のライオン門は18世紀に追加された門に19世紀の改築で塔を追加したもの。それまでは東側に門はなかった。
一部の門・塔・城壁に14世紀の大改修時のものが残るほか、西側の主城門は1475年に4代伯爵によって建てられたもの。
現在城の南側に建つ城館部分は18世紀の大改装で城壁を崩して新造されたもので、さらに19世紀にも改築を受けている。
19世紀の改築ではメインキープにもかなり手が入っており、一部はこのとき取り壊されて教会堂になっている。
アニック・ガーデン
アニック・カースル・ガーデンとしても知られる、アニック城に隣接する総面積42エーカー(約17ヘクタール)に達する大庭園。
もちろん元はノーサンバランド公の私有地である。こちらは城と違い一年を通じて公開されている。
実は現在の公爵夫人の発案によってつい先年作られたもの。かかった総事業費は4200万ポンド(約55億~63億円)に達するという。
2001年に開園し年間50万人以上の来園客がある。イギリス一を謳うカスケード(階段式噴水)や3000種類を数えるバラ園などが見もの。
「公爵家の家族が楽しめるように」という当初計画で作り始めたため、迷路やアスレチック、ツリーハウスなどもある。
2005年には庭園の一角に100種類以上の毒草のみの植物園、その名も「ポイズン・ガーデン」がオープンしこちらも人気に。
常に施錠されて専任の案内人が同行しないと入場できない、入場客の中には失神した人もいるとかいうガチの毒物園。
ちなみにこちらの発案者も公爵夫人。いわく『だいたいの子供は薬草より毒草のほうに興味を持ちますよ』とのことらしい。そりゃそうかもしれないけども。
Published by (C)DMMゲームズ
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