元ネタ項目追加イメージ(原案) のバックアップ差分(No.6)

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#include(城娘項目,notitle);

#include(城娘ステータス注釈,notitle)


|CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c
|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''小田原城(おだわらじょう)''|
|&attachref(小田原城/小田原城 城娘S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(画像で一覧RE/小田原城.png,nolink);|図鑑No.|029|
|~|>|~|レア|6|
|~|>|~|城属性|&ref(画像置場/平山水.png,nolink);|
|~|>|~|令制国|相模|
|~|>|~|武器属性|[[鉄砲]]|
|~|>|~|最大レベル|115|
|~|実装日|>|>|旧城プロ|
|~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''|
|~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化5回/&color(Red){最大値};''|
|~|消費気|14|消費気((基本消費気を含みます))|163|
|~|耐久|997/&color(Red){1934};|耐久|1794/&color(Red){3481};|
|~|攻撃|101/&color(Red){404};|攻撃|181/&color(Red){727};|
|~|防御|42/&color(Red){171};|防御|77/&color(Red){316};|
|~|射程|340/&color(Red){340};|射程|578/&color(Red){578};|
|~|回復|10/&color(Red){33};|回復|15/&color(Red){49};|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / 耐久/防御強化【範囲】・参|>|>|>|範囲内の城娘の耐久と防御が20%上昇|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 難攻不落|>|>|>|範囲内の城娘の耐久と防御が25%上昇|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / 火牛の計&br;(使用まで60秒:消費気10:&color(Red){赤};配置)|>|>|>|範囲(&color(Red){180};)内の敵の移動速度を(&color(Red){40%};)下げる。&br;攻撃の波(ウェーブ)終了まで有効。|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / 火牛の計&br;(使用まで60秒:消費気10:&color(Red){赤};配置)|>|>|>|~|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''|
|>|>|>|>|五代百年の繁栄を誇る&br;相模国・小田原城です&br;&br;こう見えても、難攻不落って&br;言われているらしいですよ?&br;&br;特に常盤木門、銅門は本当に丈夫で、&br;我ながら頼もしいな~って思っちゃいます!|

|BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c
|''[[築城]]''|05:00:00|


#style(class=submenuheader){{
-''[[城娘改築]]''
}}
#style(class=submenu){{

}}
#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=open,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{
#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=close,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{
|>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c
| | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h
|~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h
|>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c
|>|無印|6|5|14|149|@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|997/&color(Red){1934};|101/&color(Red){404};|42/&color(Red){171};|340/&color(Red){340};|10/&color(Red){33};|1794/&color(Red){3481};|181/&color(Red){727};|77/&color(Red){316};|578/&color(Red){578};|15/&color(Red){49};|
|>|改壱|7|5|13|138|@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|1039/&color(Red){2054};|105/&color(Red){436};|43/&color(Red){184};|340/&color(Red){340};|10/&color(Red){34};|1870/&color(Red){3697};|189/&color(Red){784};|79/&color(Red){340};|578/&color(Red){578};|15/&color(Red){51};|
}}


#style(class=submenuheader){{
-''ステータス一覧(クリックで展開)''
}}
#style(class=submenu){{
#include(小田原城/ステータス,notitle)
}}



//-''[[城娘改築]]''
//#table_edit2(,table_mod=open){{
//||~レア|~&size(10){消費気};|~&size(10){巨大&br;化数};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h
//|~|~|~|~|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~射程|~回復|h
//|BGCOLOR(#ddd):CENTER:50|>|>|CENTER:30|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(10):60|c
//|無印|6|14|5|997/&color(Red){1750};|101/&color(Red){338};|42/&color(Red){144};|320|10/&color(Red){28};|1794/&color(Red){3150};|181/&color(Red){608};|75/&color(Red){259};|544|15/&color(Red){42};|
//|改壱|7|13|5|1039/&color(Red){1901};|105/&color(Red){382};|43/&color(Red){161};|320|10/&color(Red){30};|1870/&color(Red){3421};|189/&color(Red){687};|77/&color(Red){289};|544|15/&color(Red){45};|
//}}

#br

*ゲーム上の性能・評価 [#evaluation]
-性能の変遷
--2016年04月05日:計略「火牛の計」の耐久を上方修正
--2016年04月19日:特技を本人だけでなく、範囲内の味方全員に適用
--2017年04月11日:火牛の攻撃に敵を後退させる効果を追加
&br;

-概要
防御面に大きく偏った能力を持つ支援型の☆6鉄砲ユニット。
本人のステータスも鉄砲ユニットの中でトップクラスの耐久と防御を持っているが、反面攻撃はやや抑えめになっているなど防御に重きを置いている。
歌舞のように味方の中心部に置いて周囲をサポートする役割が基本となるが、タフさを活かして前列に配置することも可能である。
 
-特技「耐久/防御強化・参」
範囲内の城娘の耐久及び防御をそれぞれ20%アップさせる。
味方の生存性を大きく高めることができ、多少のラッシュではビクともしなくなる。
盾の中では防御に不安を抱える[[ガイヤール城]]や特技の性質上被弾の増えやすい[[熊本城]]、被ダメージそのものを抑える[[淀城]]などとは抜群の相性を誇る。
[[高遠城]]や[[前橋城]]などの攻撃デバフ持ちを組み合わせればさらに堅固になるが、守ってばかりでは決定力に欠けるため[[弘前城]]や[[白河小峰城]]などの火力バフ役は別途用意しておきたい。
#br
#br
-計略
|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):|c
|>|>|>|>|>|>|CENTER:''火牛''|
|~Lv|~耐久|~射程|~攻撃|~防御|~回復|~特技|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fcc):RIGHT:|BGCOLOR(#fcc):|c
|1 |1812|180|46|33|0|鈍足【範囲】【大】&br;範囲内の敵の移動速度が40%低下|
|50|2406|180|98|71|0|~|
|100|3013|180|152|111|0|~|
範囲内の敵の移動速度を下げる特技を持ったトークンを設置する。
トークンの中では珍しく特技と攻撃能力の両方を持っており、また攻撃には''ノックバック効果''も追加されている。
ステータスを見れば耐久は高く、反面防御と範囲に不安がある。
大量の敵のラッシュで簡単に破壊されてしまうため、雑魚の集団よりも大型の敵を相手にした使い方をするのがいいだろう。
ノックバックは鉄砲のそれよりも効果が大きいようで、小田原城自身の攻撃と組み合わせることができれば、その場に敵を釘付けにすることも可能である。
あらかじめボスの進軍ルートに置いておき、撃破された瞬間に次のトークンを差し込むことでさらに長時間の足止めが期待できる。
力士兜への対策として非常に有効で、自身と火牛のセットに加えてもう一人鉄砲を用意すれば一歩も進ませることなく撃破が可能になる。
#br
#br
-【改壱について】
特技が強化され、耐久・防御が25%上昇する効果に。最大化することで味方の耐久能力を大幅に向上させ、特技名通りの難攻不落の布陣を築ける。
防御、耐久関連の特技の中では間違いなく最高の性能を持っているが、改築に必要な☆6を三体という素材数が重くのしかかる。
この必要素材に見合う性能を持っているかと判断するのは各殿次第。☆6の改築素材はとても貴重なので改築は慎重に検討しよう。
#br
#br
-その他
小田原城との絆アップイベントは巷でも語り草。特に最初のイベントでの殿の鬼畜選択肢は必見。
''「でも結局滅んだんだよね。」'' &color(White){「殿……私の急所を突きましたね……。」};
*キャラクターボイス [#voice]

CV担当:[[西明日香>https://twitter.com/nishiasuka_info]]

#region(←クリックすると城娘、台詞一覧が表示されます。)

#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{
#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{

|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|所領|ログインボーナス|おかえりなさい。どこへ行かれてたんです?|
|~|変身|小田原、へ~んしん!|
|~|帰還|小田原、戻りました。|
|~|放置|嗚呼、虎になる夢を見ておりました。|
|~|御嬢クリック|&color(Gray){城娘/クリック時と同じセリフ};|
|~|城娘クリック|&color(Gray){出陣/クリック時と同じセリフ};|
//
|出陣|キャラクリック|さあ、角馬出に誘い込むのです。|
|~|~|&color(Gray){合戦/城娘配置完了時と同じセリフ};|
|~|委任出撃|日々、鍛錬ですね。|
//
|城娘|キャラクリック|殿、今度私の天守の出窓で、お茶でもしませんか?&br;見晴らしもいいですよ。|
|~|~|いくらなんでも一夜にしてお城が築けるわけがありません。&br;え、あるんですか!本当ですか?|
|~|~|今日のおやつは『ういろう』にするか、『お饅頭』にするか…&br;悩みますね。殿はどちらがいいと思いますか?|
|~|部隊編成|武田も上杉も、怖くありません。|
|~|~|一丸となって、南関東をお守りしましょう。|
|~|城娘合成|総構えがまた大きくなりましたね。|
|~|贈り物|&color(Gray){城娘/クリック時と同じセリフ};|
|~|詳細確認(サンプルボイス)|&color(Gray){合戦/開始時と同じセリフ};|
//
|図鑑|城娘|~|
|~|御嬢|&color(Gray){所領/放置時と同じセリフ};|
|~|特技|&color(Gray){合戦/特技時と同じセリフ};|
|~|大破|&color(Gray){合戦/大破時と同じセリフ};|
//
|合戦|開始|殿は死にません。何故って?私がお守りするからですよ。|
|~|城娘配置|あらあら。|
|~|城娘配置完了|今こそ、鼠が虎になる時です。|
|~|配置中城娘選択|頼ってくださいね。|
|~|巨大化|難攻不落。|
|~|特技発動|今こそ、御決断の時です。|
|~|計略使用|火牛の計。|
|~|大破|きゃあぁ。お先に…失礼します。|
|~|勝利|関東の虎を、甘く見ないことですね。|
}}

#region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};)
#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{
#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):200|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|イベント1|でも結局滅んだんだよね。|殿……私の急所を突きましたね……。|
|~|BGCOLOR(#fbd):みんなから好かれていたんだね。|そうでしょうか? ありがとうございます。|
|イベント2|BGCOLOR(#fbd):どっちも食べたい。|そっか。その手がありましたね!|
|~|どっちでもいい。|そう言われると、ますます決められません~。|
|イベント3|北条氏は滅亡したんだな。|それが、そうとも言えないのです。|
|~|BGCOLOR(#fbd):命だけでも助かってよかったな。|本当にそう思います。|
}}

#endregion

#endregion
*画像 [#image]
イラストレーター:[[ゾウノセ>https://twitter.com/zounose/status/550996209653932032]]

|&attachref(小田原城/小田原城 入手.jpg,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};|


#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&ref(小田原城/小田原城 御嬢.png,50%);|&ref(小田原城/小田原城 城娘.png,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&ref(小田原城/小田原城 半壊.png,50%);|&ref(小田原城/小田原城 技.png,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion

***改壱 [#f68a7687]
#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&ref(小田原城/小田原城 御嬢.png,50%);|&attachref(小田原城/小田原城改壱 城娘.png,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&attachref(小田原城/小田原城改壱 大破.png,50%);|&attachref(小田原城/小田原城改壱 特技.png,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion



*城娘の元ネタ情報 [#note]

【デザイン・モチーフ】
#style(class=submenuheader){{{
&color(Black,#bf9){三つ鱗紋(クリックで表示)};
}}}
#style(class=submenu){{{
3つの三角形を組み合わせたような模様で、北条氏の家紋。
後北条氏の三つ鱗は高さを低くした二等辺三角形を組み合わせてあり、これを特に「北条鱗」と称する。
髪飾りや下半身装甲の背面部レース模様としてデザインに取り込まれている。
余談だが、任天堂のゼルダシリーズに登場するトライフォースのデザインは、この三つ鱗紋がモデルであると言われている。
}}}

#br

【特技・計略】
#style(class=submenuheader){{{
&color(Black,#bf9){難攻不落(クリックで表示)};
}}}
#style(class=submenu){{{
小田原城は、有力大名として知られる上杉氏や武田氏の攻撃にも耐え抜いた実績から、難攻不落の名城と言われている。
永禄4年(1561年)に上杉謙信、永禄12年(1569年)には武田信玄によって包囲されたが、いずれも撃退した。
もっとも信玄の目的は小田原城攻略ではなく、謙信と同盟した3代・北条氏康への牽制が目的と見られ、4日ほどで撤退している。
戦国末期に豊臣秀吉の小田原征伐にも晒されるが、戦争の終結は北条氏の降伏開城によるものであり、最後まで力攻めにより落城することは無かった。
}}}

#style(class=submenuheader){{{
&color(Black,#bf9){火牛の計(クリックで表示)};
}}}
#style(class=submenu){{{
北条早雲が小田原城を攻め取った際に用いたと言われる計略が元ネタ。
早雲は小田原城主・大森藤頼に進物を送るなどして油断させ、箱根山での鹿狩りを名目に大森氏の領内に入った上で、世闇に乗じて攻め込むと同時に、角に松明をくくりつけた千頭もの牛を小田原城に向けて放った。
牛は勢いよく駆け回り、迫る大量の松明を見て数万の兵が攻め寄せてきたと勘違いした小田原城は大混乱となり、藤頼は命からがら逃げ出して、早雲は易々と小田原城を手に入れたという。
}}}

#br

【セリフ】
#style(class=submenuheader){{{
&color(Black,#bf9){虎になる夢を見ておりました(クリックで表示)};
}}}
#style(class=submenu){{{
「二本の大きな杉の木を鼠が根本から食い倒し、やがて鼠は虎に変じる」という夢を、後北条氏の祖である北条早雲が見たという話が元ネタ。
二本の杉とは関東管領の山内上杉家と扇谷上杉家、鼠とは子の年生まれの早雲のことを指し、両上杉氏を倒し、北条家が関東に覇を唱えることを暗喩した夢であると言われる。
}}}

#style(class=submenuheader){{{
&color(Black,#bf9){角馬出(かくうまだし)(クリックで表示)};
}}}
#style(class=submenu){{{
馬出とは、城門の外に曲輪(壁や囲い)を設けて、まっすぐ城門に来れなくして勢いを削いだり、回り道をしている攻め手を城内から攻撃しやすくする為の構造。
後北条氏の城では門を四角く取り囲むような角馬出が多く用いられており、小田原城支城の多くでも同様の構造が見受けられる。
}}}

#style(class=submenuheader){{{
&color(Black,#bf9){一夜にしてお城が築けるわけがありません。え、あるんですか!(クリックで表示)};
}}}
#style(class=submenu){{{
小田原征伐の際に、小田原城の目と鼻の先である笠懸山に、一夜にして築かれた[[石垣山城]]が元ネタ。
実際には一夜で築かれた訳ではなく、80日ほどの建築期間であったと言われる。
小田原城から見えないように築き、完成後に周囲の木を伐採したため、一夜にして築城されたかのように見え、北条側の驚きは大きかったようである。
援軍の当てもなく、長期戦での兵糧枯渇による撤退に期待するしかない北条側にとっては「城を作る=長期戦も辞さない」という事実を突き付けられたことになり、降伏への一因となったことは想像に難くない。
}}}

#style(class=submenuheader){{{
&color(Black,#bf9){ういろう(クリックで表示)};
}}}
#style(class=submenu){{{
小田原名物の1つ。
「ういろう」という名称の由来は「外郎薬(ういろうぐすり)」に外見が似ている為という説が有力であり、
小田原のういろうは、この外郎薬の販売元である外郎家(京都外郎家)の分家(小田原外郎家)が、明治時代に販売を開始したものである。
}}}



*現実の城情報 [#information]

//編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです)

関東に覇を唱え、「五代百年」の繁栄を築いた戦国大名である後北条氏が本城とした、戦国時代最大級の巨城。
後北条氏の祖・北条早雲が明応4年(1495年)頃に大森藤頼から小田原城を奪い、以降は北条氏に属する。
早雲は[[韮山城]]を居城とし続け、小田原城が後北条氏の本城となるのは2代・氏綱の時代からとなる。
後の豊臣軍との合戦に備えて構築された「総構え」でも知られているが、天正18年(1590年)に秀吉の小田原征伐によって開城され、江戸時代には稲葉氏が近世城郭に改修し、大久保氏の時代に明治維新を迎えた。
#br
#style(class=submenuheader){{{
&color(White,Maroon){続きをクリックで表示};
}}}
#style(class=submenu){{{
小田原城は箱根山から続く丘陵の先端に築かれ、西と北は箱根山と丹沢山の天険に守られ、東には肥沃な足柄平野が広がり、南には相模湾を臨む要衝に位置する。
小田原城を後北条氏の本城とした2代・氏綱によって改修され、この時に八幡山古郭と呼ばれる部分から現在の本丸がある部分に中心が移動したと考えられている。
八幡山古郭はその後も軍事拠点として用いられ、八幡山丘陵の先端部を中心郭として周囲に馬出を配置し、要所に横堀を巡らせて多数の曲輪が組み合わされた。
#br
後北条氏4代・氏政は豊臣秀吉との対決が明確となった天正15年(1587年)頃から小田原城の大改修を行い、城と城下の全てを土塁や堀で囲い込む総構を築き始めた。
この総構は総延長約9キロメートルにおよび、城下を保護するだけでなく城の弱点となっていた場所も城内に取り込むことができるようになり、戦国時代最大級の城が完成した。
特に小峯御鐘ノ台大堀切は現在も良好な状態で残り、全国でも最大級の堀切を見ることができる。
秀吉による小田原征伐の時点では、小田原城には八幡山古郭と本丸という2つの主郭が存在し、氏政は八幡山古郭、5代・氏直は本丸を居所として、豊臣方の大軍勢を迎え撃った。
結果的に開城したとはいえ、小田原城の総構は豊臣軍を寄せ付けず、難攻不落ぶりは健在だったといえる。
#br
この総構を目の当たりにした秀吉は後に[[御土居]]を築き、総構は全国各地の城郭で見られるようになった。
また八幡山古郭に見られるような、中心となる曲輪の周囲に放射状に馬出を配置する後北条氏の城造りは[[聚楽第]]の築城に影響を与え、聚楽第型城郭が全国各地に広まることになる。
同じく後北条氏の築城技術の特徴である障子堀もまた秀吉に影響を与え、[[大坂城]]でも障子堀が設けられている。
#br
秀吉の小田原攻めを受けて、北条氏政は最後まで抵抗したが、全国から動員された水陸両軍で20万を超す大軍勢に攻められる。
支城([[忍城]]を除く)を次々と落とされた末に包囲、さらに[[石垣山城]]を築城されたことにより、名目上の当主であった氏直(氏政の次男。嫡男の新九郎は早世。)は、自身の切腹と引き換えに城兵を助けるよう申し出て降伏した。
氏直は家康の嘆願(氏直は家康の娘婿)により高野山への追放処分で赦されたが、一方で氏政は自害させられた。
これにより戦国大名としての後北条氏は滅んだが、氏政の弟・氏規の家系は明治維新まで続いているため、「でも結局滅んだんだよね」とは言い切れない。
一般に、この「小田原征伐」と呼ばれる戦役により戦国時代は終焉を迎えたとされるため、戦国時代最後の戦場としても知られている。
また、この際に降伏or継戦で評定がまとまらず紛糾したことが「小田原評定」という言葉の由来となっている。
#br
近年では明治3年(1870年)から明治5年(1872年)にかけて小田原城は売却、解体された後、天守跡地に大久保神社が建てられ、現在は「小田原城跡」として国の史跡に指定されている。
大正12年(1923年)には関東大震災により石垣を含め全壊してしまうが、昭和9年(1934年)から復興され始め、昭和35年(1960年)に天守閣が鉄筋コンクリート造で復興された。
その後も「常磐木門」が復興され、続くように「銅門」、「馬出門」と復元され現在に至る。
天守閣の内部は資料館及び土産屋となっており、TVのお天気カメラ等でよく見える最上階の高欄は観光用に付けられたもので、本来の天守閣にはなかったものである。
平成27年(2015年)7月より天守閣の耐震改修工事が行われ、平成28年(2016年)5月1日リニューアルオープンした。
なお昭和25年(1950年)にはインドゾウのウメ子が来園した小田原動物園が城内にあるが、史跡に相応しくないという理由で縮小し、現在はニホンザルが飼育されているだけである。
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余談だが、小田原市街のタイル等には三つ鱗が縦に潰れた「北条鱗」(後北条氏の家紋)が描かれていて、色々な場所で目にすることができる。
街は戦国時代には方形に区画されており、相模府中を表す「相府」という表記から、後北条氏は小田原を府中と認識していた。
守護家の大名は方形に区画した街づくりを基本とし、後北条氏も守護職を意識した街づくりをしていたと考えられる。

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|所在地|神奈川県小田原市|
|現存状態|復興天守(外観のみ、コンクリート製)、空堀、水堀、堀切、土塁、石垣|
|城郭構造|平山城|



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