ロンドン塔 のバックアップ差分(No.20)

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#include(城娘項目,notitle);

#include(城娘ステータス注釈,notitle)

|CENTER:300|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|BGCOLOR(#FCC):80|BGCOLOR(#FCC):90|c
|>|>|>|>|BGCOLOR(#f99):CENTER:''ロンドン塔(ろんどんとう)''|
|&attachref(./ロンドン塔S.png,nolink);|>|BGCOLOR(#111):CENTER:&ref(ロンドン塔.png,nolink);|図鑑No.|293|
|~|>|~|レア|7|
|~|>|~|城属性|&ref(画像置場/平.png,nolink);|
|~|>|~|令制国|イギリス|
|~|>|~|武器属性|[[石弓]]|
|~|>|~|最大レベル|120|
|~|実装日|>|>|2018年5月29日|
|~|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''合戦''|
|~|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''初期配置/&color(Red){最大値};''|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''巨大化5回/&color(Red){最大値};''|
|~|消費気|11|消費気((基本消費気を含みます))|127|
|~|耐久|1461/&color(Red){2556};|耐久|2922/&color(Red){5112};|
|~|攻撃|90/&color(Red){376};|攻撃|162/&color(Red){676};|
|~|防御|59/&color(Red){222};|防御|118/&color(Red){377};|
|~|範囲|250/&color(Red){250};|範囲|450/&color(Red){450};|
|~|回復|10/&color(Red){34};|回復|15/&color(Red){34};|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[特技]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] /トレイターズ・ゲート |>|>|>|範囲内の敵の移動速度が25%低下&br;被ダメージが25%上昇|
//|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / |>|>|>||
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / トレイターズ・ゲート|>|>|>|範囲内の敵の移動速度が25%低下&br;被ダメージが25%上昇|
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] /女王陛下の宮殿にして要塞 |>|>|>|範囲内の敵の移動速度が30%低下、防御が20%低下&br;被ダメージが25%上昇|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''[[計略]]''|
|BGCOLOR(#FCC):[無印] / ホワイト・タワー&br;(使用まで40秒:消費気7)|>|>|>|30秒間対象の攻撃が1.7倍&br;攻撃対象が2増える(石弓城娘が対象)|
//|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / |>|>|>||
|BGCOLOR(#FCC):[&color(Red){改壱};] / ブラッディ・タワー&br;(使用まで40秒:消費気7)|>|>|>|35秒間対象の攻撃が1.8倍&br;攻撃対象が2増える(石弓城娘が対象)|
//
|>|>|>|>|BGCOLOR(#F99):CENTER:''図鑑文章''|
|>|>|>|>|私の名は、ロンドン塔……です。&br;古の王、ベンディゲイドブラン&br;おじさまゆかりの地に、&br;征服王さんによって築かれました。&br;国家のためでも、愛しい人のためでもなく、&br;陰謀と欲望のために命を落とした人々が……&br;今も私に囁き続けています。&br;もう大切なものを奪わせてはいけない、と。&br;&br;ですから王様、私も頑張ります……。&br;少し、怖いですけれど……。|

|BGCOLOR(#F99):CENTER:120|400|c
|''[[築城]]''|05:00:00|
|''神社''|&color(Red){''[[招城儀式]]''};|

//#style(class=submenuheader){{
//-''[[城娘改築]]''
//}}
//#style(class=submenu){{
//
//}}
//#table_edit2(td_edit=edit,tr_edit=edit,table_mod=open,calc=1,form=text=|text=|select=_1_2_3_4_5_6_7_8|select=_3_4_5|select=_1_2_3_4_5_6_7_8_9_10_11_12_13_14_15_16_17_18_19_20|select=_34-5_45-5_57-5_42-6_55-6_70-6_48-7_63-7_80-7_56-8_73-8_93-8_63-9_82-9_104-9_71-10_93-10_118-10_76-11_100-11_127-11_84-12_110-12_140-12_91-13_119-13_151-13_98-14_128-14_163-14_105-15_138-15_175-15_113-16_148-16_188-16,){{
//|>|SIZE(13):|>|>|>|>|SIZE(10):|>|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(13):|c
//| | |~レア|~[[&color(White){巨大&br;化数};>巨大化・属性#l379325e]]|>|>|~&size(12){[[&color(White){消費気};>巨大化・属性#i31da6d1]]};|>|>|>|>|~''初期配置''|>|>|>|>|~''巨大化''|h
//|~|~|~|~|~[[&color(White){基本};>巨大化・属性#ubbc4e49]]|~[[&color(White){強化};>巨大化・属性#u2b9a394]]|~&color(White){合計};|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|~耐久|~攻撃|~防御|~範囲|~回復|h
//|>|BGCOLOR(#ccc):CENTER:50|>|BGCOLOR(#ddd):CENTER:30|>|>|CENTER:30|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#ffe):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#fef):CENTER:SIZE(10):60|BGCOLOR(#eff):CENTER:SIZE(10):60|>|BGCOLOR(#fff):CENTER:SIZE(10):60|c
//|>|無印|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//|>|改壱|||||@cell_ra(0,1)+@cell_ra(0,2)|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|10/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|/&color(Red){?};|
//}}


#style(class=submenuheader){{
-''ステータス一覧(クリックで展開)''
}}
#style(class=submenu){{
//--[[テンプレート/城娘/ステータス表]]より、城娘ステータス用のページをテンプレートから作成し、ここにincludeしてください。&br;
#include(ロンドン塔/ステータス,notitle)
}}
#br



*ゲーム上の性能・評価 [#evaluation]
-概要
純☆7の石弓としては[[万里の長城]]に続く二体目で、初の平城属性となる城娘。
トークンで独特の戦線を形成する万里の長城と異なり、こちらは主戦場を堅実に抑えることを得意とする。
特技、計略ともに運用法がわかりやすく、石弓の長所を純粋に強化する内容となっている。
効果的な配置場所を見つければ、敵の兜軍団を射抜きつつ、味方のダメージも底上げできる。
 
-特技「トレイターズ・ゲート」
範囲内にいる敵の移動速度を25%低下させつつ、被ダメージを25%増加させる範囲デバフ。
平城属性とはいえ武器種としては狭めの範囲を移動デバフで補い、かつ被ダメ増加で相手を確実に潰しやすくなる。
タゲ取り役となる近接武器種との相性も、ダメージ稼ぎを目的としない盾を除けば全体的に良好なのも特徴。
特に範囲攻撃と火力に優れる槌、単純に高火力な拳とは、長所と短所を一気に補えるので戦術に組み込みやすい。
 
-計略「ホワイト・タワー」
石弓武器種限定の指定バフ計略で、30秒間攻撃を1.7倍しつつ、攻撃対象を+2する。
要するにこの計略をかけるだけで、マルチロック系武器(対象+2系の武器)と同じ効果を付与することができる。
もちろん件のマルチロック系武器を装備していれば5体攻撃も可能となる。
竹束兜などに左右されず狙いたい敵の撃ち漏らしが減るのもそうだが、石弓専用とはいえ単純に攻撃バフとしても回転率を含め強力である。
 
先の通り石弓なら他の城娘にもかけられるため、同属性かつ範囲に優れる[[広島城改壱>広島城]]にかけても有力。
ただし基本的にはステータスが高く、計略と競合しないダメージ増加効果を持つロンドン塔自身に使うのが最も効果的だろう。
 
-余談
よくマップ上のドット絵を見ると後ろに立っている亡霊が戦っており、ロンドン塔本体は亡霊を制御しているという設定。
そのためか、攻撃時はロンドン塔が一瞬だけ涙目になる。&color(Silver){かわいい。};
おっかない設定だが、ゲーム上では同士討ちの状態異常などにかからない限り、亡霊が暴走して味方を撃つ、といったことはない。
「もう抑えきれない…!」とロンドン塔が限界を訴える特技発動時ですら、粛々と敵だけを狙い撃ってくれる。見た目によらず亡霊さんは結構良い人なのかもしれない…。

//-性能の変遷
//バランス調整がされた際に箇条書きで記載してください。
//--2018年00月00日、特技の効果を修正
*キャラクターボイス [#voice]

CV担当:[[金元寿子>http://ameblo.jp/kanemoto-hisako]]

#region(←クリックすると台詞一覧が表示されます。)

#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=close){{

※計略のない城娘の計略発動ボイスなど、通常流れないボイスはゲーム内の図鑑で聞くことができます。
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|入手|入手|……あの、私は……イングランドの城娘&br;……ロンドン塔っていいます。&br;……えっと、その……&br;痛いこととか、怖いことは……しないでくださいね?|
|所領|所領1|あれ……レイヴンが一羽いないような……あっ!? た、大変です! レイヴンがいなくなってしまうとイングランドが……って、王様、王様の頭の上に!?|
|~|所領2|私の身体には、人々の生きた証が刻まれています。……王様も、痛くしないと約束してくれるのでしたら……刻んでもいいですよ……?|
|~|所領3|王様も……私に幽閉されてみますか……? えっ? 拷問……? し、しません、そんなこと絶対にしません!|
|~|変身|テムズの畔、白き宮殿の姿を、今こそ王様に!|
|~|変身解除|ただいま戻りました。はぁ……ちょっとお膝を借りてもいいですか?|
|出陣|出陣|お祈りは済ませましたか? それでは処刑場に参りましょう。|
|~|委任出撃|い、行かなきゃダメですか? ダメですよね……。|
|~|編成1|えっ!? わ……私ですか……?|
|~|編成2|怖くない……怖くないです。|
|合戦|つままれ|わぁっ!? レイヴンたちがビックリしちゃいますよ。|
|~|配置|ここが、貴方の処刑場です。|
|~|選択|いいですか? 人間と城娘さんは撃っちゃダメですよ。|
|~|巨大化|言うことを聞いて……お願いだから……。|
|~|特技発動|もう……抑えきれない……っ!|
|~|計略発動|ヨーマン・ウォーダーズ、王様を助けますよ!|
|~|大破|王様、ごめんなさい……。|
|~|勝利|王様、ご安心を、怖い人たちは皆やっつけました。|
|その他|合成|もっと強く、誰にも傷つけられない要塞に。|
|~|放置|王様も、エドワードくんのように私のことを嫌いになってしまったのでしょうか……? くすん……私、悪いことしてないのに……。|
|~|おかえり|おかえりなさい、王様。レイヴンたちが王様に会いたがって……えっ!? ……っっ……はい……私も……お会いしたかったです……。|
|~|ありがとう|ありがとうございます。|
|~|出陣画面(図鑑未登録)|王様のためなら……怖くないです!|
}}

#region(←クリックすると贈り物イベント、台詞一覧が表示されます。&color(Red){ネタバレ注意};)
#table_edit2(td_edit=off,tr_edit=edit,table_mod=open){{
|SIZE(12):BGCOLOR(#ddd):CENTER:60|SIZE(12):160|COLOR(#c09):SIZE(12):400|c
|イベント1|……怪談が聞きたいな。|えっ……怪談……怖い話ですか……? ひぁ……や、やだ。いやです。王様のいじわる!! 怖いのとか、痛いお話は苦手なんです……王様だって、夜お手洗いに行けなくなるの、嫌……ですよね?|
|~|BGCOLOR(#fbd):もっと、ロンドン塔の話を。|私が怖く……ないのですか? いっぱい人が亡くなった、血塗られた宮殿なのに……? ……それでも、私のことを……聞きたいと……。わわ……どうしましょう。こんな気持ち、初めてです!|
|イベント2|焼き鳥にしなくてよかった。|や、焼き鳥はだめです……っ!! レイヴンたちは、ずっと一緒にいた大事な家族なんですー!! まったくもう……王様の冗談は黒すぎますよぉ……。|
|~|BGCOLOR(#fbd):良いカラスたちなんだな。|はい♪ レイヴンたちは、守護神みたいなものなんです♪ だからいっぱいご褒美を……って、あぁぁ……っ! 王様に頭を撫でてもらうなんて……いいなぁ……。私も王様に……なでなでしてもらいたいなぁ……。|
|イベント3|ぶるぶる……幽霊怖い。|……そう、ですよね、怖い……ですよね。ごめんなさい、王様、貴方を怖がらせてしまって……、もう、こんなお話は……うぅっ……しません、から……、ですから……私を……ぐすっ……捨てない……で……。|
|~|BGCOLOR(#fbd):お前に悲しい想いはさせない。|男の人って……そういう言葉を簡単に口にしますよね。でも、どうしてだろう……貴方の言葉なら信じたいって……心からそう思えるんです。私の愛しい王様……その言葉、絶対に……裏切らないでくださいね?|
}}

//正解色 BGCOLOR(#fbd):

#endregion
#endregion
*画像 [#image]
イラストレーター:

|&attachref(./ロンドン塔.jpg,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){入手}};|


#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&uploader(4570cec7123c26fc7833f52406a7e62782f1f402_scre_3190,50%);|&uploader(822b8ddb3111f93a77133ed06b3abdcbc0c12504_scre_3191,40%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&uploader(34738c145ec05ba6b292ac3eaa26bffbd8067457_scre_3448,50%);|&uploader(0e866b5579f5e74eecfb8858788e5ea3303d6319_scre_3447,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion

***改壱 [#r527cfee]
#region(COLOR(red){''←クリックすると御嬢、城娘画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
|&uploader(4570cec7123c26fc7833f52406a7e62782f1f402_scre_3190,50%);|&uploader(fdc37ea1dd0e63e0fa79357f3bdd2c91fda3f093_scre_6073,,40%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){御嬢}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){城娘}};|

#region(COLOR(red){''←クリックすると大破、特技画像が表示されます。見たくない人はクリックしないで下さい。''})
大破、特技画像
|&uploader(7396247d3e14156d1686cfef9ebe04918821b861_scre_6075,50%);|&uploader(9e2a4fb211fe4c6ed1d70fe5423d5a9c843636fa_scre_6074,50%);|
|CENTER:&size(25){COLOR(red){大破}};|CENTER:&size(25){COLOR(red){特技}};|
#endregion
#endregion
*城娘の元ネタ情報 [#note]

//※※※注意事項※※※
//元ネタ記事を増やす際には無駄な行間を無くすため「#br」は入れないでください。
//中項目【デザイン】【特技・計略】【セリフ】の第一行「#style(style=padding-bottom~」と末行「}}}」は各中項目の間隔調整も兼ねているのでそのままにしておいてください。

【デザイン】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}

}}}
【特技・計略】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。
//#style(class=submenuheader){{
//&color(Black,gainsboro){(題名を入力してください)(クリックで表示)};
//}}
//#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
//(本文を入力してください)
//}}

}}}
【セリフ】
#style(style=padding-bottom:.5em;){{{

//次の6行を使って折りたたんでください。

#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){ベンディゲイドブランおじさま(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
ウェールズの神話伝承を集めた『マビノギオン』の主要な四つをマビノギ四枝と呼ぶが、その第二枝『スィールの娘ブランウェン』の登場人物。
アイリッシュ海を歩いて渡るほど巨大な体躯のブリテン王で、その名前は「祝福されしブラン」を意味する。ベンディゲイドヴラン((発音がbではなくv))とも。
妹ブランウェンとアイルランド王マソルーフの結婚を認めるが、数年後マソルーフとアイルランドの民衆によって妹が虐待されるようになったことを知ると軍を率いてアイルランドに渡り、マソルーフとの間で激戦を繰り広げる。
マソルーフを倒し妹を奪還するものの、残った配下の勇士は6人。自分も重傷を負い、救出した妹も戦いの惨禍を見て心を痛めて死んでしまう。
自分の余命を悟ったブランは「自分の首をスィンダインのグウィンヴリンへ運び、顔をフラインク(フランス)へ向けて埋めよ」と命じた。
スィンダインとはウェールズ語でロンドンを指し、グウィンヴリン(白い丘)が現在ロンドン塔の建つ場所であるとされる。
6人の勇士は長い旅の果てに王の遺言を完遂し、ブランの首がそこにある限りブリテンはいかなる災難からも守られたという。
『ウェールズの三題詩』の詩の一つによると、後世アーサー王は「ブリテンを守るには我が力のみで十分」とブラン王の首を掘り出してしまった。
ゆえにアーサー王が去った後(=詩が書かれた時代)には災難(戦争)が絶えないのだ、とこの詩では謳われている。
}}
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){レイヴン(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
ロンドン塔で飼われているワタリガラスのこと。詳細は城情報の方を参照。
なおRavenはカラスの中でも大型種を指す言葉で、日本で普通に見られるカラス(ハシブトガラスやハシボソガラス)はCrowと呼ぶ。
}}
#style(class=submenuheader){{
&color(Black,gainsboro){エドワードくんのように(クリックで表示)};
}}
#style(class=submenu,style=padding-bottom:.9em;){{
エドワードの名を持つ王は現在まで8人いるが、その中でも『英国史上最低の王』と呼ばれたエドワード2世のことだと思われる。
エドワード2世は寵臣に政治を任せて顧みなかったと言われ、父エドワード1世の代まで手厚く扱われていたロンドン塔はこの時代大きく荒廃した。
また彼に反対する臣下がどんどん投獄された。後に王妃イザベラと通じて王の廃位に動いたマーチ伯ロジャー・モーティマーも一時投獄されていた。
}}

}}}
*現実の城情報 [#information]

//編集前に[[テンプレート/城娘]]の「現実の城情報」をご確認ください。(このコメントは必ず残してください。他のコメントは不要なら削除していいです)

イギリスの首都ロンドンの中心部、テムズ川北岸に位置する城、宮殿。現・世界遺産。
最初は中央部のホワイトタワーのみだったが、時代を経て拡大強化され現在の姿になった。
もともとはイングランド王・征服王ウィリアム1世(ノルマンディー公ウィリアム)によってロンドンとテムズ川を防衛するために作られた要塞で、ロンドンの元となったローマ帝国領ブリタニアの植民市ロンディニウムを守備する砦のひとつがあった場所に建てられた。
塔の北側のタワーヒル・ガーデンにはこの地がロンドンの最外縁だった時代の城壁が残っている。
跳ね橋で有名なタワーブリッジ(よくロンドン橋と勘違いされるが別の橋)はロンドン塔の横にあることからその名がついた。
#br
#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){続きをクリックで表示};
}}
#style(class=submenu){{

現在ではよりテムズ川に近い側に護岸が建設されているが、かつてはテムズ川と直接接していた。残りの三方には幅10mにもなる堀がめぐらされていた。
この濠はリチャード1世獅子心王のころから建設されたもので、ヴィクトリア女王のときに堀の水が抜かれて緑地になり、現在はトレイダーズ・ゲートの付近にだけ水濠が残されている。
#br
ロンドンが繁栄し拡大の一途をたどると、最初はロンドンの端にあったロンドン塔も中心部に飲み込まれていった。
こうなると防衛用の要塞としての役割はなくなり、宮殿、宝物庫、兵舎、造幣所、銀行、天文台、果ては王立動物園としても使われた。%%いくら便利な場所にあるからって便利に使われすぎ。%%
中でも牢獄・処刑場としてのロンドン塔は有名でもはや代名詞ともなっている。建設後間もない1100年にレナルフ・フラムバードを収容して以来、20世紀半ばまで使われた。
ロンドン塔に住んだ最後の王はエリザベス1世の後継であるジェームズ1世で、それも短期間に終わったという。
18世紀頃から観光地化し、幾度にもわたる修復工事が行われて現在に至っている。

}}

|BGCOLOR(#ddd):80|300|c
|所在地|イングランド、ロンドン|
|現存状態|現存|
|城郭構造|平城|
#br
#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){主な建物};
}}
#style(class=submenu){{

***主な建物 [#a8cce8a8]

ロンドン塔は21の塔とおよそ40の建物の総称である。ここでは主なものを挙げる。
-ホワイト・タワー
一番初めに建てられたロンドン塔の主塔。高さ27m、36m×32mの四角形の塔。石灰岩製で、その上にかつて外壁が白漆喰で塗装されていたためにこの名を持つ。11世紀末の建造で、イングランドの石造城塔としては最古級。その後のブリテン島各地の城に大きな影響を与えた。
現在内部は博物館になっており、主に歴代の王が使った鎧兜など武具や馬具、各種兵器が展示される。日本から献上された武者鎧もある。

-タワー・グリーン
ホワイトタワーの西側に広がる芝生のスペース。身分の高い王族貴族を処刑した場所。処刑された人たちは城内の聖ピーター・アド・ヴィンキュラ教会に埋葬された。
王族貴族以外の重罪人は一度場外に出て城の北側のタワー・ヒルで公開処刑された。

-ジュエルハウス
ホワイトタワーの北側に建つ、兵舎として使われていたウォータールー館を改装した王室の宝物の保管庫。
世界最大のダイヤ『アフリカの星』(カリナン1)や王の宝冠が所蔵されている。ここで展示されている宝冠・王笏などは、公式行事の際にはバッキンガム宮殿に運ばれて実用に供される実物である。

-クイーンズハウス
内郭の南西部を占める宮殿。ヘンリー8世が二番目の妃アン・ブーリンのために建てたが、その後その妃本人の幽閉先となる。

-ウェイクフィールド・タワー
ヘンリー3世が宮殿として建設した建物。ヘンリー6世の幽閉先でもある。
現在ではロンドン塔で行われた拷問の様子やその道具を展示する博物館塔。

-ビーチャム・タワー
内郭西側の塔。断続的に牢獄として使われ、内部には投獄された囚人達が刻んだ落書きが残る

-トレイターズ・ゲート
13世紀に建設されたセント・トーマス・タワーの1階部分、かつてはテムズ川と直接行き来していた水門。
投獄された貴人は船に乗せられてここから城内に入る。ここから入って無事に出てきた人間はエリザベス1世以外いないといわれる。

-ミドル・タワー バイワード・タワー
陸側から入るときの主城門。水濠を挟んで建つ2つの城門塔で堅固に防御していた。
ミドルタワーの周辺にも元は水濠が引き込まれており、そこに架かっていた跳ね橋とその落とし穴の跡が残る。

#br

}}

#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){ヨーマン・ウォーダーズ};
}}
#style(class=submenu){{

***ヨーマン・ウォーダーズ [#z16ce2fc]

ロンドン塔の衛兵隊。通称ビーフィーター。もともとは国王の親衛隊を指していた。
ヨーマンとはイングランドの独立自営農民を指し、国王の命に応じて自らその戦陣に従ったいわば志願義勇軍であり、現在のイギリス近衛兵の大元をなす。
給料の一部に当時高級食材だった牛肉が含まれていたことからビーフィーター(牛を食べる人)の名がついたと言われる。

現在では退役軍人の名誉職となっており、衛兵兼観光ガイドの役割を果たしている。
現在この職につくには最低22年間の軍役と善行章((一定期間の軍役を問題などを起こさず過ごした証として授与される))の授与、准尉以上の階級などの条件をクリアしなければならない。
クリアしていれば男女は問わない。2007年には史上初の女性衛兵が誕生した。
またかつては海軍出身者には応募資格がなかった。これはイギリス海軍の歴史ともかかわってくるのだが、イギリス海軍では入隊時の忠誠の宣誓を国王個人ではなくアドミラルティ(海軍本部)に対して行っているため。しかし2009年に嘆願が通り、女王の勅令でこの制約は撤廃されて海軍出身者でもウォーダーズになる事が出来るようになった。
見学ツアーのガイドにつく際は個人各自で趣向を凝らしたアドリブやユーモアも交えた語り口で案内してくれるため、何度足を運んでも新鮮なガイドが聞けるらしい。歴史に興味があ&color(Silver){って英語が聞き取れ};れば楽しめるだろう。

#br

}}

#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){ロンドン塔とワタリガラス};
}}
#style(class=submenu){{

***ロンドン塔とワタリガラス [#k9cda168]

ロンドン塔の象徴がワタリガラス(レイヴン)。いつからか棲みついていたカラスの群れをチャールズ2世が駆除しようとしたところ、占い師に『ワタリガラスがいなくなればロンドン塔は崩れ、ロンドン塔が崩れれば国そのものも崩れる』と予言されたため、逆に勅令を発してロンドン塔で最低限の数を飼育することにした。
現在でも飼育されていて、ヨーマン・ウォーダーズには飼育を担当する『レイヴンマスター』という役職がある。
飼育されているのとは別に野生のカラスの群れもいる。

#br

}}

#style(class=submenuheader){{
&color(White,Maroon){ロンドン塔と幽霊};
}}
#style(class=submenu){{

***ロンドン塔と幽霊 [#c73872b3]

夏目漱石の『倫敦塔』を挙げるまでもなく、ロンドン塔といえば幽霊が有名である。
というよりもイギリス人が幽霊大好き民族なので(なにせ幽霊の出る賃貸物件は家賃が上がるという話があるくらい)、有名どころの城には大なり小なり幽霊話がくっついている。
幽霊話で有名なイギリスの城には他に[[チリンガム城]]、[[カリーン城]]、[[エディンバラ城]]などが挙げられる。
ロンドン塔は牢獄としても使われていた来歴からその中でも特に貴人の幽霊で有名で、目撃談としてよく名が挙がるのは幽閉死したヘンリー6世やそのヘンリー6世を倒したエドワード4世の二人の王子、冤罪で処刑されたヘンリー8世の妃アン・ブーリン、女王に即位させられ9日で廃位されたジェーン・グレイなどなど。

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***城郭構造[#k55ed08e]

テムズ河畔に建てられた平城。
中央部に主塔であるホワイトタワーがあり、それを囲むようにウォータールー館、フュージリアーズ近衛連隊司令部/近衛連隊博物館、クイーンズハウスなどの建物が建ち、更にその外に城塔を備えた背の高い内側の城壁と堡塁を備えた背の低い外側の城壁とで二重に囲んである。
前述したとおり、その更に外側に濠があったが現在は水が抜かれて草地になっている。

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