Top > 種里城

種里城
HTML ConvertTime 0.064 sec.

現実の城情報 Edit

津軽為信の代に南部氏から独立して津軽地方に大勢力を築き、津軽藩(弘前藩)主として江戸時代を通じて津軽地方を支配した津軽氏発祥の地。
津軽氏は為信以前は大浦氏を称し、『前代歴譜』によると延徳3年(1491年)に南部氏の庶流・南部久慈氏の一族である南部光信が、九戸郡久慈から津軽西浜の「大浦・種里」に移り種里城に入城したことに始まるという。
当時の津軽西浜一帯は、十三湊を支配していた下国安東氏が嘉吉2年(1442年)に南部氏によって蝦夷地に追われて以降、津軽奪回を図る下国安東氏と南部氏との間で激しい戦いが続いており、光信は南部氏による津軽支配を確立させるため種里の地に入ったのである。
文亀2年(1502年)、光信は津軽平野内陸部の岩木山麓に大浦城を築いて嫡男の盛信を置き、自身は種里城に留まり大永6年(1526年)に死去した。
光信の死後に大浦氏の居城は大浦城に移り、初代光信から数えて五代目にあたる為信の代には堀越城に移って津軽地方を支配し、種里城はその支城として江戸時代初頭まで用いられた。


所在地青森県鰺ヶ沢町種里町
現存状態堀、土塁など
城郭構造山城

コメント Edit

コメントはありません。 Comments/種里城? 

お名前:

  URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White


ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS