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梁川城
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現実の城情報 Edit

桑折西山城以前の伊達氏の居城で、福島盆地北東端の河岸段丘上に立地し、南北を広瀬川と塩ノ川が流れる。特に広瀬川は段丘崖を形成し、後背湿地が城下に広がるなど天然の要害を形作っている。
梁川城は、本丸の伊達氏館を中心として周囲に寺社が配置されるという中世都市の景観を作り出しているのが特徴で、仙台藩伊達氏が編纂した『伊達氏正統世辞考』には室町時代の伊達氏第11代当主伊達持宗が梁川亀岡八幡宮や輪王寺を造営したと記されている。
近年になって行われた発掘調査では、15世紀のものとされる八幡宮の参道跡が見つかり、持宗の時代に八幡宮が機能していたことが明らかとなった。しかし八幡宮の周辺では鎌倉時代の出土品もあることから、八幡宮は鎌倉時代に造営されたとも考えられており、梁川城もまた鎌倉時代には築かれたとされる。
この梁川亀岡八幡宮は伊達氏館の北に位置し、北東には輪王寺、そして南東には東昌寺が置かれた。このように八幡宮を北に配置し、これを中心に街道や諸施設が展開されるという都市計画は鎌倉に類似するものであり、桑折西山城にも受け継がれたと考えられる。


所在地福島県伊達氏梁川町桜岳・鶴ケ岡
現存状態石垣、堀、土塁など
城郭構造平山城

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  • 柳川城がそちらを見ている -- 2018-02-11 (日) 00:23:43
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