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スオメンリンナ
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現実の城情報 Edit

スウェーデン王国がロシア帝国に対抗するために築いた星形要塞で、「スオミの城」を意味する。
スウェーデンは三十年戦争を戦ったグスタフ・アドルフ以来「バルト帝国」としてバルト海一帯の覇権を握っていたが、大北方戦争に敗れロシアの台頭を許すこととなった。
ロシアは1713年にピョートル1世がバルト海沿岸のサンクトペテルブルクに遷都するなどバルト海進出を本格化させ、フィンランド湾のクロンシュタットに軍港を置き、バルチック艦隊の主要基地とした。また1741~1743年のロシア・スウェーデン戦争でスウェーデンは大敗したこともあり、スウェーデンにとって新たな海防要塞の建設は急務となった。
1748年、スウェーデンのストックホルム議会はフィンランドのヘルシンキの島々に要塞を建設することを決定し、アウグスティン・エーレンスヴァルド指揮のもとで建設工事が開始された。
要塞の設計には近代的な要塞の築城法を確立したヴォーバンの理論が導入され、ヘルシンキに隣接する6つの島々を要塞化して城壁や防鎖でつなぎ、これらの島々の連携によってヘルシンキをよび湾内への侵入の阻止が図られた。


所在地フィンランド、ウーシマー県ヘルシンキ
現存状態現存
城郭構造星形要塞

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